制服の構造を知ろう~学ラン編~
こんにちは、Cytrusです。
以前、セーラー服とプリーツスカートについて解説する
記事を公開しました。
今回は、セーラー服を着用する学校の男子制服である
学ランについて解説します。
そもそも学ランって?
なんで学「ラン」なの?
学ランは、1870年ごろに学生制服として着用され始めた
「詰襟かつ立襟の共布上下で、男子生徒・学生用の衣服」
を指します。
一風変わった形の制服ですが、キャラクターのデザインなどに
よく使われているため、目にする機会は少なくないのではないでしょうか。
ちなみに、学ランの「ラン」の語源を調べてみたところ、
「オランダ人が着るような服」という意味。従来の、和式の学生服に対して、俗に「学ラン」というようになったものと考えられる
江戸時代に洋服を「蘭服」と呼び、学生が着る蘭服の意から
など、オランダに関係した説がいろいろ上がっており、特に定まっている
わけではないようです。
学ランの構造
先述した通り、学ランの襟元は「詰襟かつ立襟」です。
実際の学ランの襟元には「カラー」と呼ばれる
プラスチックが入っていて、真ん中にあるホックが留められるように
なっています。
そして、学ランには基本肩パットが入ってるのも特徴と言えますね。
ボタンは丸くて校章があしらわれたものがほとんどです。
袖口の飾りボタンを除いて、学ランのボタンは5つと決まっているので
イラストに描く時は注意して描いてみましょう。
ちなみに、「好きな子に第二ボタンを渡す」理由は
第二ボタンが一番心臓に近い位置にあるから、だそうです。
ズボンは基本ブレザーと変わりませんが、
学ランは必ず上下同じ色で作られています。
共布上下というのはこれのことを指しています。
今回は、学ランの構造について解説しました。
イラストで描く時に参考にしてみてください!
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