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#07 光と影を意識しよう

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こんにちは、Cytrusです。

みなさんは、イラストを描く時に「光」を意識したことはありますか?
いわゆる「光源」というものです。

光源を考えながらイラストを製作できるようになると、その画面の季節や情景、
シチュエーションが表現できるようになります。

今回は、光源とそれに影響される「影」について解説していきます。


画面の光を決める

みなさんは日々、太陽が発する光や電気からつくられる光のもとで生活しています。
ただ同じ光だとしても、その光にはさまざまな種類がありますよね。

晴天、西日、夕焼け、月明かり、白熱灯、炎。
ざっとあげてみましたが、もちろんこれ以上に種類があります。

こんなに種類があれば、イラストの中で表現できる光にも幅があるということです。

さんさんと照らされるのか、ぼんやり照らされるのか、室内にいるのか屋外にいるのか。
このようなシチュエーションによって、光の表現は無限にあるのです。

どんなシチュエーションを表現したいかを考えて、
光を決めていきましょう。

影で演出しよう

光があるということは、必ずどこかに影が落ちることになります。

例えば、影は髪の毛や服に隠れた肌に落ちる影、
頭の影に隠れた首に落ちる影。
服のしわや髪の細かさの表現も影でできます。

影の性質として、光が強く当たっていると濃くなり、光が弱まるにつれ
薄くなっていきます。
ですので、光によって影のつけ方も変えていくとよりリアリティが
増したイラストに仕上がります。

シンプルな図形に置き換えよう

キャラクターの体などの立体感はとても複雑で、正しく形をとるためには
人体に関する様々な知識や観察が必要になります。
ですが、それらをすべて理解していなくてもシンプルな形に置き換えて
考えることで、大まかな影などをつけることができます。

基本的には、円柱と球で置き換えて考えていくのが良いでしょう。

腕は、円柱ふたつが球の関節でつながっています

これらのことをおさえておけば、ある程度の光と影を捉えて立体感を
出すことができるようになります。

細かい部分の観察はどうしても必要になりますが、
確実に上達につながります。

楽しく描くという気持ちを忘れずに練習していきましょう!

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