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なんか「フォートナイト」に初音ミクが来る(かもしれない)ので、「フォートナイト」について説明(悪意アリ)します ~概要編~

2025/01/08追記!

先ほど、英語版の初音ミク公式Xアカウントで、「ミクのバックアクセが無くなっちゃった。誰か知らない?」という、非常に匂わせるポストがありました。

そして、なんとフォートナイトの音ゲーモード、Fortnite Festivalの公式Xアカウントが直接リプを掛けるという驚くべきことが起こりました。

え、早いもの勝ちじゃん!…ってちゃんと楽屋に留め置きますよ

公式アカウント同士、特にフォートナイトの公式アカウントは、だいたいコラボが無いと、こーゆー茶ば…直接のやり取りをしないので、これは確定演出と言えるでしょう。

というわけで、14日は全裸待機だ!

AI要約

  • フォートナイトに初音ミクが登場する可能性が高まっている

  • 2025年1月14日にFortnite Festivalのシーズンが変わる予定で、何かが起こると期待されている

  • フォートナイトは様々な要素が組み合わさったメタバースのゲームであり、スキンの存在も珍しくない。初音ミクの登場もそれに合致している

はじめに

あけましておめでとうございます。お久しぶりの記事でございます。
色々バタバタしていていましたが、今回のお話をまとめるために筆を執りました。

今回は、ミク拝の皆さん向けの「フォートナイト」を解説したいなと思います。

そもそもの話

さて、今回記事を書こうと思ったキッカケが「どうやら『フォートナイト』に初音ミクが来るらしい」という実しやかな話が来たわけです。
(情報提供元は敢えて掲載しませんが、Xで「Fortnite Miku」で検索すればまず間違いなく引っかかります)

大抵こういう話はだいたい眉唾で構えるわけですが、「フォートナイト」の場合、こういう話はだいたい当たるという「メーカーの情報統制とは」と問い質したい現状になっております。

この話自体は結構前からあったのですが、最近現実味を帯びてきたようです。

更に、ゲーム中に、タイトルの画像のような「匂わせ」アイテムがところどころに落ちていました。

これが匂わせアイテム。現在は4箇所で確認されているようです。
当方は3箇所までしか見つかっていません

ちなみに、Xデーは「2025年1月14日」らしいです。おそらく、1月13日あたりにメーカーから告知が来るはずです。

そもそも、「フォートナイト」ってどんなゲームなのか

ここからが超基本的な話で、「フォートナイト」というゲームがどんなのかという話です。
「フォートナイト」は、Epic Gamesというアメリカの企業が作っています。
公式サイトは↓です。

https://www.fortnite.com/

で、「フォートナイト」はどんなものなのかというわけですが、一言でいうと…

なんとなく、メタバース。

という、人様を大混乱させる文言となってしまいました。いや本当に、色んなゲームが組み合わさって「膨大なマ◯オパー◯ィー」という状態でして…。

大抵の方は「フォートナイト」といえば、「数年前に13歳の少年が世界大会で優勝して億単位の賞金をゲットした」と言った話で認識されているのではと思っております。このときの大会で採用されていたのは「バトルロイヤル」というモードで、計100人のチーム(構成は、モードによって1~4人単位で変化します)で撃ち合いに「建築」要素を盛り込んだことで、高度な戦略を駆使するになり、最終的に残ったチームが勝利というものです。

余談ですが、このとき優勝した「Bugha(ブーガ)」氏を模したスキンが存在しています

しかし、「フォートナイト」は「バトルロイヤル」だけかと言うと違います。建築要素を排除した「A◯EXゼロビルド」、50対50のチーム戦「チームランブル」、期間限定で提供されていた「人狼インポスターズ」などがありますが、近年は画期的なモードが色々追加されました。

「ゼロビルド」のいち場面

というのも、Epic Gamesでは、「Web3.0がうんたらかんたら」と騒がしかった頃、「フォートナイト」を「メタバース空間にする」「バトロワだけのゲームにしない」とする構想を公表したからです。

その際、追加されたのは以下の3つ。
・レースゲームモード「ROCKET RACING
・レゴをベースとした見た目でマ◯クラサバイバルする「レゴモード
・音ゲーモード「FORTNITE Festival

「FORTNITE Festival」のいち場面

最近では、5対5で撃ち合う「V◯ROL◯NTバリスティック」が追加されたり…などなど。

ここまでがEpic Games公式で用意されているものですが、更にメタバース空間を拡張させている大きな要因が「クリエイティブモード」と「UEFN(Unreal Engine for Fortnite)」。

これらは、「フォートナイトの島をベースにプレイヤーで新しい遊びを作れる」という意欲的なモード(他のゲームで言うMODのような立ち位置)で、実際に「フォートナイト」で使われている環境を使って、簡単なイベントドリブン形式でゲームを作れることから、アスレチックマップなどの様々な体験ができるようになりました。

更に、より自由度の高い「クリエイティブ2.0」こと「UEFN(Epic Gamesが開発しているゲームエンジン「Unreal Engine」のフォートナイト特化版)」が発表されました。これを使うと、クリエイティブよりきめ細かい設定が可能で、今までとは全く違う世界を作ったりできます。

しかも、作成した島は世界中のプレイヤーがプレイできるように公開できます(※公開の際にはEpic Gamesによる審査が必要です)。そのため、今も沢山の世界が作られて公開されています。

例えば、松平健公式の「"マツケンサンバ"島」とか、フジテレビ公式の「"逃走中"島」とかが公開されており、今でもプレイ可能です。

ただ、最低限のUI/UXは変えられないため、横スクロールシューティングとかメトロイドヴァニアとかはしんどいと思います。

…とはいえ、Epic Games公式が提供した新モードですが、全てで大盛況…とは言えない状態で、特に人気の薄い「ROCKET RACING」は規模縮小が囁かれています。クリエやUEFNで作られているのはだいたい同じようなもので…。

ユーザー人口の底上げを狙いたかったのでしょうが、パイの奪い合いになっているのではと穿ってしまいます。

なぜ「フォートナイト」はこんなにカオスな空間なのか

ここまで読んで見て、「なんじゃこのカオスな構成は!?」と驚かれるかもしれません。

というのも、このゲームを開発しているEpic Gamesとしては、もともと「バトルロイヤル」をやりたいために「フォートナイト」を作ったわけではなく、PvEの「世界を救え」を作りたかったのです(現在でも、PCやPS4/5でプレイできます)。
「バトルロイヤル」でおなじみの建築要素は、「世界を救え」で戦略性を高めるために搭載されたのが起源です。

Epic Gamesがもともと作りたかった「世界を救え」のいち場面

初公表が2011年だったのですが、開発が難航して幾年月掛かっている間に「PUBG」とかのバトルロイヤル系ゲームが隆盛を極めてしまい、Epic Games社内で「バトロワ系マジ受けてるし、このシステムでバトロワ作ったらウケんじゃね?」と言ったかどうかはわかりませんが、「世界を救え」のシステムを流用して、建築を使ったバトロワを作ったら世界中でバズったという流れです(スマホゲームのような基本無料なうえに、Nintendo Switchでもリリースされたのが影響してか、キッズにも受けだして、コロコロコミックでも特集組まれるようになったのは驚いた)。

こういう歴史的経緯で、Epic Gamesとしては「バトルロイヤル」だけにこだわっているわけではないということが容易に想像できます。
そのため、新たな世界を気づくことに対してわだかまり無く作っていけたのでしょう。

なぜ「フォートナイト」とミクさんが結びついたのか(妄想)

ここからは完全に筆者の妄想なのですが、「フォートナイト」のメタバース構想が打ち出されたときには、すでに「『ひとりメタバース』ことミクさんとコラボするんじゃね?」と思っていました。

そう思うようになったキッカケは、2022年、同じEpic Gamesのゲーム「Fall Guys」で実際にミクさんコラボが実現したことからです。

「Fall Guys」コラボでミクさんのコーデをゲットしたときのもの

新しいメタバース空間として「Fortnite Festival」が発表されたという状況証拠も当方の妄想に拍車をかけました。もともと、クリプトンの方針として「ミクさんを戦わせない」というものがあり、銃でバトロワするのには抵抗が予想できたのですが、Festival向けですとなったら体裁が保てるわけです。ゲームで使われる曲(ジャムトラック)や楽器(Festivalでは、プレイヤーキャラはパートに応じた楽器を持って演奏する)なら特に問題ないと思われます。

ただし、スキンがあるとなると、いろんな人々が「ミクさんが武器持って戦うのはいかがなものか」と提起する流れとなるわけですが、フォートナイト視点で見れば、孫悟空ベジータうちはサスケ「進撃」のエレン・ミカサ、果ては東映じゃないスパイダーマンまでもがサブマシンガンぶっ放したり、The WeekendLady GagaSnoop DoggJuice WRLDはもとより、Mariah Careyまでもがダウンしている敵に止めを刺す光景に見慣れているわけで、「何を今更」という空気が漂いそうな現状を鑑みて「別にいいんじゃね?」が大多数を占める感じというのは容易に想像できます(うまいこと説明できずにごめんなさい)。

Juice WRLDのスキンをゲットしたときの光景

超乱暴な結論として、「みんな違ってみんないい」を体現しているミクさんを招聘せずに何がメタバースか、ということを言いたいわけです(以前、阪急阪神HDが打ち出した「バーチャル梅田」とか、ガンダムの「ガンダムバース」とかいった、色々なメタバース空間でミクさんがライブしてましたね)。

余談ですが、あのForbesのWeb版で「フォートナイトに初音ミク来たる!(超意訳)」という記事が作られ、この記事の著者も冒頭で、

「初音ミクなしでは、メタバースは本当にメタバースと言えるのでしょうか?」

「New Leak Reveals ‘Fortnite’ X Hatsune Miku Is Happening」

と申しておりました。

今回、信憑性のあるリーク情報が来たことで、Fortnite Festivalのシーズンが変わる2025年1月14日に何かが起こると期待で胸が膨らみすぎて夜しか眠れません。

(他に見つけた記事)

最後に

…なんかとりとめのない終わり方になってスミマセン。
コラボが現実味を帯びてきたことで、興奮で筆が止まらない状態になっているわけで、暖かく見守ってくださいませ。

→「導入編」に続く


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