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学振日記⑥ 再開

今年度も学振特別研究員の募集要項が公開されました。

前年度申請したDC1は不採用だったので、今年度はまた新たな戦いに身を投じることになります。去年は力不足もあり、採用されるビジョンが見えないまま原稿に修正を重ねる日々でした。しかし今年はもう後がないので気持ちを強く持って進めていかねばなりません。
点数だけみれば去年の結果はそれほど悪くありませんでした。つまり、今年採用されれば去年より少しは成長できた、不採用であれば去年よりも実力が落ちた、というように今年の審査結果はそのまま自分の成長度合いのバロメーターになりえます。一年間実務を続けていて成長がみられないとなれば自分の進路を再検討しなくてはならないかもしれません(重く考えすぎかもしれませんが)。そういう意味でも気の抜けない数か月が始まるわけです。

DC2の申請に際し、周辺的なことではありますが布石を打っておきたいと思います。
まず生活費を確保するための布石です。科学技術振興機構(JST)の次世代研究者挑戦的研究プログラムなる制度があるのですが、こちらを利用します。

学振特別研究員ほどの待遇とはいきませんが、博士課程での十分な生活費や研究費を援助してくれるというものです。出願の可否や方法は大学の指示に従うことになります。募集要項の公開から応募締め切りまでが2~3週間程度と非常にタイトなスケジュールになっているため、出願方法を事前によく知っておかないと申請書が間に合わない、あるいはモチベーション的に厳しい、といったケースも多いかもしれません。それでも今年の私は抜かりなく挑戦していきます。

それに関連して、できる限りの研究実績を重ねておくことも忘れないようにしたいです。春休みは学会や研究会が多く行われる時期でもあるので、しっかり機会を見つけて自分の研究をブラッシュアップしておきたいところです。

とそんな感じで3月はいろいろと忙しく、この記事も事後報告的な内容となってしまいました。学振日記を今年で最後にできるよう頑張りたいものです。

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