公務員試験レポ 後編
予想される生活難への一手として、公務員試験を受けてきました。詳細は前回の記事を参照していただければ幸いです。
別に隠すようなことではないので言ってしまいますが、科学捜査研究所、通称科捜研の心理系の部署です。
倍率も高く十分な準備もできないまま挑んだ試験なので門前払いも覚悟の上だったのですが、意外にも一次試験は合格でした。二次試験は文句なしの不合格だでしたが。
それはそれで良い経験になったし、当初の予想よりも遥かに多くの情報を手に入れることができました。
面接試験の内容を公開することはできないので、試験を受けて思ったことや反省点を中心にまとめます。
一次試験
筆記試験でした。前回の記事にも書きましたが、内容が概論書の範囲を超えることはなく、自分の意見を求められるということもありません。学部で認知心理学や生理心理学の授業を受けたことがあり、かつ大学院入試を経験した人であればとりあえず全ての空欄を埋めることができると思います。
それゆえに完璧を求められ、間違えることの許されないタイプの試験なのかなと思っていましたが、そうではありませんでした。基礎的な穴埋め問題を何個も間違えてしまった私でもなんとか必要な点数を取れていたようです。
とはいえ自分の詰めの甘さを自慢げに話すほど馬鹿馬鹿しいことはないです。初心を忘れずこれからも「勉強」に励まねば…と痛感しました。
二次試験
面接試験でした。25年間も就活面接から逃げてきたを受けたことがない自分はここで完膚なきまでに打ちのめされました。
面接試験そのものに関する知識の乏しさや、急ごしらえの面接カード、緊張しやすい性格等々、不合格にならない要素を探す方が難しいです。私のやらかしは最初のアイスブレイク「どれぐらい面接の練習をしているか」に対して「していません(きっぱり)」と答えたところから始まりました。やらかし集だけで記事が一つできるし普通に恥ずかしいので以降の内容は割愛します。
これからの人生で面接から逃げ切ることはできないので、早いうちから少しずつ練習をしておきたいと思います。
収束する未来
来年を生きるための布石をいろいろ打ってきた私ではありますが、博士課程支援(以前の記事参照https://note.com/cypriniformes/n/n1f55b339302a)に公務員試験と、それぞれの道は順番に閉ざされていきます。
残るは学振DC2です。これがダメだったらおとなしく研究とは関係のない就活を始めるつもりです。まあどんな結果になったとしてもそんなに悲観する必要はないのかなと考えています。
そろそろ結果が発表される時期なので、本noteのシリーズ記事「学振日記」更新の日は近いと思われます。