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VRChatの思い出:自作アバター編
どうも、初投稿のCyphiaです。今回は私の自作アバターについての話です。
VRChatを始めた経緯
ある日TwitterでVRChatの存在を知り色々調べた結果、VR用の機器がなくても遊べること、そして自作アバターが使えることがわかったのでとりあえず始めることにしました。
それが2018年7月頃のことです。当時私はVRChat関係の人をまだフォローしてなかったのでタイムラインで得られる情報がほとんどゼロで、VRChatのことを知るには実際に始めたほうが早いと思ったわけです。
アバターを作ろうと思った理由
自分でデザインしたアバターを使ってVRChatの世界に入ることができたら楽しそうだなと思ったので作ってみることにしました。私はもともと趣味で創作(絵や小説など)をやっていたので、その延長のような感覚でアバター制作をはじめました。
ボクセルでアバターを作る
なるべく簡単にアバターを作りたかったのでモデルの作成にはMagicaVoxel というソフトを使うことにしました。
ボクセルというのはドット絵の3D版のようなもので、立方体のブロックを積み上げることで立体の造形物を作ることができます。というわけでボクセルでも作れそうなアバターのデザインを作成しました。モチーフは単眼&スライム娘で、足を作るのが面倒だったので下半身はスカートっぽい感じに広げてみました。
で完成したのがこちら ↓
等身が低めだったり色合いが明るい水色だったりしたので若干クラゲっぽさもある仕上がりになりました。
そして次の作業工程について参考にしたのがサンフィッシュ熊野さんのブログです。(MagicaVoxelで作ったものはそのままだと単なるフィギュアのようなものなので、それをVRChat上で動かせるように”骨格”を入れる作業などが必要になります)
BlenderやUnityを扱うのは初めてでしたがとても分かりやすく説明してあったのでアバターの作成自体は1日でどうにかなりました。(VRChatは始めてすぐにはアバターをアップロードできないシステムになっているのでしばらくは最初から使えるロボアバターでうろうろしてました)
というわけでこれが自作アバター第1号:slaslaです(適当なネーミングですね)
それからおよそ2ヶ月後(2018年9月)、「なんか頭身高めのアバターが欲しいな」と思ったのでまた新しくアバターを作りました。
デザインのラフです。初代のアバターが成長した姿をイメージして作りました。ボクセルで作るにはなかなか手ごわいデザインです。
こんな感じになりました。完成までにおよそ1ヶ月ほどかかった記憶があります。後にArktoon-Shaders (https://packetbird.booth.pm/items/1027997)を活用して透明感ある質感になったり、胸のコアにリップシンク(しゃべると動くやつ)を実装したりしました。
↑これを撮ったのが2019年1月中旬のことで、確か私がOculus Riftを買う前日だったと思います。(実はそれまでずっとデスクトップモードで遊んでました)
アバターを自作する意味
創作活動の一環として始めたアバター制作ですが、それは創作欲を満たす以外にどんな意味を持つでしょうか。私にとってアバターは自分の個性を表現するものであり、また一つの作品でもあります。自分の趣味嗜好を詰め込んだアバターはある意味名刺みたいなものです。
結局の所、創作という沼にどっぷり漬かっている私にとって自作アバターは自分が自分らしくあるために必要なものなんだと思います。何かを作り出すことは(大変なことも多いですが)楽しいですし、自分で作ると愛着も湧きます。なので私は今後も自作アバターを使っていくんだろうなと思います。それが私にとって一番自然な感じがしますからね。
おわりに
自作アバターの話はとりあえずこれで終わりです。また何かあったら書くかもしれませんが。次は自作ワールドの話を書こうと思っています。Public化はしていませんが自宅のようなワールドを持っているのでその話を中心にいろいろ書いていく予定です。最後まで読んでいただきありがとうございました。ではまた。