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お笑い芸人キックの鬼さんのライブレポ2024上半期 前半〜初見からグレイモヤG〜

私は都内の小劇場でお笑いライブを観るのが趣味です

2024年上半期は特に、
キックの鬼さんという、現在吉本興業所属2年目の芸人さんのネタを好きになり、
可能な限り観に行っていました

キックの鬼さんは、学生芸人時代から評判の方だったらしく、
一部の芸人さんやお笑いファンの間では知られた存在です

しかしインターネットで検索しても出てくる情報は少なく、私が観てきたライブの記録なども点々としか見つけられません

私はとても楽しく半年間キックの鬼さんのライブを観ていて、写真も撮っており、
これを自分の記憶とスマホの中だけに入れておくのは勿体無いので、

キックの鬼さんを継続的にライブで観た半年の記録を、noteに投稿することにしました 

私が実際にライブで観たこと、感じたことを、レポートします
写真を撮ったライブは、写真も載せます

3ヶ月ずつ、前•後編に分けます


初見 「生きる寄席」
2023/6/16

私がキックの鬼さんを本格的に観始める半年程前のライブです
私は、このライブでキックの鬼さんを初見しました

この時は「ボディ」さんという芸名でした

(ここから、2024/4/1にキックの鬼に改名するまでボディさんと呼びます)

ここで観たボディさんのネタが、
とにかく他に観たことがない衝撃的なもので、強烈に印象に残りました


この日から、たまに、
あの日のボディさんすごかったな…
と思い返すようになり

2023年12月、
趣味の中で今年やり残したことを考えた時、

こんなに思い返しているボディさんのネタをもう一度観よう!

と、ボディさんの出演するライブを探し始めました

「謎のユーモア」
2023/12/29

サッカーのネタ

初見時とは違うネタでしたが、記憶に違いなくおもしろく、自分の判断に間違いがなかったことを確信しました

半年も観に行こうと思わずに放っておいたことが悔やまれました


「R-1グランプリ 1回戦」
2024/1/10

次にボディさんを観られるライブを探したところ
R-1の1回戦でした

スタンプのネタ
かなりのおもしろさでした

2分間でこんなにやれるんだ…
と圧倒されました

2分の間にたくさんの衝撃的なことが起こり、すごい情報量


R-1 1回戦は暗転がないため、
ネタが始まる前、自分で小道具を運び、セットする姿も見えました

難しい顔で大股歩きで出てきて、
バタバタと細かい小道具を設置していく様子も印象的でした
ネタ終了後も、かなりバタバタしながら小道具をかき集めて帰ります

この様子は今後も毎回そうで、これから何回も観ます 毎回のネタが始まる前後の楽しみですらあります



「トリップ」
2024/1/15

映画のネタ
これも衝撃的におもしろかったです

ボディ(キックの鬼)さんのネタは、
黒のタートルネックを着た顔の光っている(ワセリンを塗り、光らせています)男(今後、「語り手」と呼びます)が、
自己紹介をしながら、自分に起こったエピソードを語る、というものなのですが、

このネタでは初めて黒タートルネック以外のものも身に付けているのを観ました

また、企画コーナーがあり、初めてボディさんの平場を観ました

ネタの語り手に扮していない姿を初めて観ました


どんな人柄の方なのか、というのまでは、よく分かりませんでした

くらしさんとユビッジャ ユビッジャがMCというトリッキーなライブでした
モノボケしてた!



「大樹と新芽 はるまついぶき」
2024/1/30

気象予報士のネタ

ジャケットを着ている写真が撮れていました

これはネタの語り手状態ではない平場のボディさんですが、

このように語り手の職業などにより、黒タートルネックの上に何か身につけていることがあります

さとなかほがらかさん


「テケレッツノパ」
2024/2/17

スタンプのネタ

それぞれ個性的な漫談家のみのライブでも存在感を放っていました


「Social Energy X」
2024/2/19

試験監督のネタ
映画のネタ

客席が、たいへん楽しそうに沸いていた印象があります

舞台から落ちるスレスレのところまで前に出てネタをしていて、


他の芸人さん方も観客も、慄き、笑いました

企画は、中学時代のボディさん作曲Social energy Xに皆で歌詞をつける

即興歌唱が聴けました
ボディさんはめちゃめちゃ歌が上手いです



「ネーデルサーカス冬【宇宙】」
2024/2/20

秘書のネタ
このネタおもしろかった記憶があるのですが、
私はこの時以来観られていません

このライブ、前日の「Social Energy X」で、
ボディさんが告知されていて知れました

ボディさんが、
「明日、同じここ池袋でライブに出ます 良かったら宿泊して、そのまま居てください」
というようなことを仰っていて、

私は同じGEKIBAという会場かと思い込みました

GEKIBAのスケジュールを調べるも翌日のライブにボディさんの出演はなく、

結局池袋の他会場だったのですが、

私はボディさんを、あのネタの語り手としてしかほとんど知らず、
人柄は謎に包まれているため、

「全部嘘の告知するボケをする人なのか…」
と一瞬愕然としたことを覚えています(違った)

ザ・ダッチライフ主催ライブ
お目当ての芸人さんのカードもらえた!
これがネタの「語り手」の姿です!


「といし(ネタをとぐ)」
2024/3/21

試験監督のネタ

∞ドーム ステージⅡは初めての会場でした

吉本が作った「かざあな」だ!!と思いました

小劇場ですが照明は強くて
ボディさんのネタの迫力が伝わってきやすく
ここでこれからも観られるなら嬉しいなーと思いました

吉本のライブは写真は撮れないけど
FANYで配信があることが多いのでそこも嬉しいです


「無尽蔵の『学会』」
2024/3/25

ニホンザルのネタ

この上半期、折に触れて観ることになるネタの初見でした
いつもどのネタでもおもしろいのですが
これは特別すごいとわかりました

あと、このライブでは、今までで一番平場の人柄が伝わりました

とにかく情報が少ない為、あのネタの語り手のイメージでしかボディさんを見られず、
すこし人柄を知って安心したい思いがありましたが、

良い人そうと分かってきました

めっちゃ最高ズのおばたさんのnoteで
いい人
と言及されていたのも見て
いい人なんだ、良かった
と思いました
(観に行っている芸人さん、いい人の方が安心)

マタンゴは早稲田大学ヨセケンの同期と知っていたので 貴重な共演なのかも…と観ていました
斉藤アーさんと無尽蔵


「ソロ者の迷宮」
2024/3/27

ニホンザルのネタ

∞ドーム ステージⅡのライブ
無尽蔵の学会に続き、2回目のニホンザルでしたが、
短尺バージョンになっていてかなり違いました
長尺でのおもしろい部分が削られていたけれど、また違うおもしろさがありました


「トラに翼」

2024/3/30

ニホンザルのネタ

仲の良い、養成所同期のトラヒシギ主催ライブ

トークで
あの顔艶はワセリンと知れたのが
謎が1つ解明されて嬉しかったです


「グレイモヤG」
2024/3/31

ニホンザルのネタ

ここのところ ライブのたびに磨かれていくのを観ていたニホンザルのネタが
満員の会場に大爆笑を巻き起こすのを観てかなり衝撃を受けました

ボディさんのネタで、大観衆を沸かせている様子は本当にカッコいいです
まさに「独壇場」


衝撃が強すぎて、心身ダメージを受けてしばらくぼんやりして立ち直れないほどでした


「裏窓」

2024/3/31

ニホンザルのネタ
長尺の方でした
グレイモヤGのあとで疲労されているようにも感じましたが、
ネタも平場も創意工夫、奮闘されていてとてもおもしろかったです


この日の深夜、日付が変わって
「キックの鬼」への改名をXで発表されました


後半へ続く 後半はUNDER5予選も

!!

企画の回答を、個人ではなく話し合いで出すのだと勘違いしていたことに気付き、
僕の、脳で、やる
と仰っていました


























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