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【デンマークの旅④】コペンハーゲン3日目


アマリエンボー城 Amalienborg

この日も雨。しかも前日の夜は嵐で警報級だった。なんかついてなくない?…と弱気になるとマイナス思考になるので、大丈夫!城の中は雨降らないから!と思って出かける。

アマリエンボー城 Amalienborg

お城の前のこの風景は… ハンマースホイの描いたあの風景…。

デンマーク国王フレデリック10世と王妃
20224年退位されたマルグレーテ2世

お昼には広場で衛兵の交代が行われるので、雨の中を待機。警備の方が「はいはい、ここに並んでよ。」という感じで誘導してくれる。雨なので傘を持ちながら、カメラも持って、スタンバイ…

来ました!
すごく近い!
ありがとうございましたー


フレデリック教会 Frederiks Kirke

アマリエンボーと向き合っているのがフレデリック教会。ドームは北欧最大だそう。ちょっとだけ拝見させてもらった。厳かな、静寂な空間。


ちょっとマニアック?! Medicinsk Museion

衛兵の交代が始まるのを待つ間、雨だし寒いしどうする?となり、近くにあってコペンハーゲンカードが使える、コペンハーゲン大学付属のメディカルミュージアムへ入ってみた。

講堂
生命科学はデンマークの主要産業の1つ

感染症に関する展示では、かつてコペンハーゲンでポリオがどう広まったかという図だったり、

ポリオの発生した時期と場所

コロナ関連の展示も。人間はこれまでにも様々な感染症と向き合ってきたわけで、コロナもその一つ。過ぎ去ってみれば歴史のひとコマ。

今思えばあれは何だったのかと思うけど、人は未知の経験に対して不安を抱き混乱する。経験と知識をこうやって後世に残していくことが、次に起こった時に少しでも役に立つのだろう。

あと、かなりマニアックな解剖展示室が。「見るかどうかは自分で判断してください」とあるような、普段はなかなか見ることがない展示物。

耳の骨

ちょっと入ってみただけだったけど、かなり勉強になった。

アンバーミュージアム Copenhagen Amber Museum

Amber Museum

ニューハウンとストロイエの間あたりに、アンバー(琥珀)博物館があったので寄ってみる。これもコペンハーゲンカードで無料。1階が店舗、2階が展示室となっている。

バルト海周辺は琥珀の産地ということですね。中に含まれているものも植物や昆虫など興味深い。1階の宝飾品売り場は目の保養。

目抜き通り:ストロイエをウィンドウショッピング Strøget

コペンハーゲンも最終日。目抜き通りでお買い物…と行きたいが…とりあえずフラと歩いてみる。

ストロイエ

名物やおすすめ品が揃っていそうという視点から、各国・各都市、百貨店には必ず行ってみることにしている。ストロイエにはMagasin du Nord, IllumIllums Bolighus, Royal Copenhagen, Georg JensenLego Storeなど興味のある店が揃っており、順番に入ってみた。

カフェラテ一杯1200円…
サンドイッチ74DKK=1702円…

地下の食品売り場は大好きなんだけど、このお値段…

インテリアのフロアが受実
照明はどれも持って帰りたい
レゴストア
ロイヤルコペンハーゲン
ああ、なんて素敵…

どれも本当に素敵なのだが、この雰囲気をしっかり吸って持って帰るのだ…と思わざるを得ないお値段。いいのです、いいのですそれで。


クリスチャンボー城 Christiansborg Slot

この城はデンマーク王室および政府の迎賓館として使われているほか、国会議事堂や内閣府、最高裁判所など、デンマークの三権に関する施設がおかれていることでも知られる

Wikipedia

最後に訪れた3つ目のお城、クリスチャンボー。

雨のためか?汚さないためか?カバーを装着
大広間
王座の間
この窓から手を振られるのですねぇ

一度外に出て、キッチンの方へ。

The Royal Kitchen

レセプションが開かれたときには、どうやってお料理を作っているかビデオが見れました。本当に華やかな、素晴らしい宮殿。

さっきの窓から手を振られて、この下の広場に国民が集まるのですねぇ。

素晴らしいお部屋を見学して大満足なのだけれども、最後の最後に、もうひと頑張り。


ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館 Ny Carlsberg Glyptotek

グリプトテク美術館はビールで有名なカールスバーグの創始者の息子、カール・ヤコブセン氏のコレクションが中心。

モネ
ドラクロワ
ミレー
中庭が素敵
ロダン
メソポタミアのもの
バビロニアのレリーフ
ドガ

彫刻や絵画、古代から印象派まで幅広く取り揃えられていて見ごたえ十分。中心の庭が息抜きにぴったりで、余すことなく堪能することができた。明日にはコペンハーゲンを去るのだ。最後にここに来れてよかった。

次はアンデルセンの故郷へ。








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