！！！(叫び)

どこにも行かなくて良いよって言ってよ！！！

私の周りの世界なんかもうどうでもいい、私以外のことなんか気にならない

今まで教科書に書いてあった全部のこと、社会も歴史も自然も全部、全部どうでもいいんだよ！

だって全部壊すから、私が壊しちゃうから！形が変わったらそれはもう元のものじゃなくなるから、私たちはいつだって形が変わっていく循環に乗っているだけだから、だからどうだっていいの！！

だけど私の心だけは無視できないの！！私の心だけは、だめなんだよ！！そういう呪いだから！

五年前から私の日記に書いてあるのは｢愛されたい」｢死にたい」だけ。本当にただそれだけ。それは叶わないから一貫してるのか、じゃあ叶っちゃったらどうなるのか、知らないよ

でも死ぬのが怖い。怖い怖い怖い！！！何より怖い！！でも生きるのも怖い！！どっちもあり得ないくらいに！！

だからもうどこにも行けない動けない動けないんだよもう頭が痛いベッドの上から目をつぶってただ時間だけが、時間だけは行ってしまうなんでよ置いてかないでよ！！私が止まってるならあんたも止まってよ！！あー勝手に変わっていってじゃあ私はこのままどうなってくの？！

魔法が使えたら、あたしの、全部を愛せるような心が開いて、生きるのだって死ぬのだってどこに行くのだってもう怖くなくなって、簡単になったのに！！なんで使えないの、だから全部嫌いなんだよ

あの人があたしを腕の中に閉じ込めて、もうどこにも行かなくていいよって言ってくれたら、もうあたしはただそれだけで、それだけで許されたのに！！全部許せるようになるのに

頭が痛い、本当にどうかしてる、私が求めてたのはそれだけだったのに、だからそれだけに価値があって、そう、他のことで悩んでた私なんて蹴散らして放っておけばいい

あの人と世界で二人だけになりたかった、本気で言ってる。世界がどこを指してるのか知らないけど、知らない。

愛し合ってる人同士がみんな同時に死ねばいいと思った、そしたら片方の人だけ残されて寂しくなったりしないから。だから地球を壊してあげようと思ったのに、それもできない。

叶えたいことが全部叶わないのは私が動かないからか、それとも現実と世界が悪いのか、どっちなのか言ってみてよ！！

どっちって言われても泣き叫んで暴れる。暴れてやる。汚い言葉を吐くだろう。私はそういう人間だ。一生優しくなんてならない。自分のことしか考えない。

あぁああどうやって生きていくの？人ってどうやって生きてるの？わからない、何も分からない

火葬場で死んだら燃やされるのが怖いと思った小3の私。全然知らない人のお葬式に出てなんか分からないけど雰囲気が怖くて泣いてた小さい私。かわいそうだよ。本当にかわいそう。生き物はほんとうにかわいそうだ。

来世は生き物にしないでください。なんて願うまでもない死んだら灰になれる。死ねば灰になれる。決まってること、理。

高い場所から身を投げ出したら私は自由落下をする。それもことわり。教科書で習った。奇しくもね。

そんなシンプルな真理だけで宇宙は回ってるのかもしれなかった。

だけど私は足を踏み出せない。踏み出したくない。だって私は理に従って生きてるんじゃなく自分の意思で生きてる。自分で生きてるんだよ！！！生き物だから！

薬で楽になるならなりたいが薬で楽になるような気持ちは要らない。季節のせいで浮かんできた気持ちだなんて言うなら私には要らない。

なんにも叫べないようなら生きていきたくなんかない。

私のことを知ってくれ。死にたくないんだ。怖いんだよ私って存在がこの世から消えるのが！！

あわよくば、愛して欲しい。私の一人部屋。二段ベットの下の段で一日中寝てる。上の段は猫たちの住処になってる。ベッドの脇には私の好きな本。好きなゲームの推しのグッズ。床にはスクールバッグやリュックや本やらプリントですぐに足の踏み場が無くなる。机の上には教材が沢山で勉強できるスペースもないけど無理やりそこで、無理やり私の体を座らせて。それから小学生の頃に使ってた要らないものたちが詰め込まれてる棚。ねぇ。こんなとこでずっと過ごして。くそみたいな時間を。でも愛するから。

私も愛するから、愛せるように必ずなれる人間だから、頼むから愛してくれよ。なぁ。頭が痛い。ほんとに薬が必要なら飲むから、それでも叫べることはあるから。なんか残ってるはずだから。

もうおしまいなんだ、でも愛してくれ！！！！

まだ何にもしたくないけど、まだ魔法は使えないけど、だけどこんな汚い部屋でまだ朝日しか見てないのにあたしは死ねないんだよ！！！！