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『007 私を愛したスパイ』(1977) クリストファー・ノーランの新作『TENET テネット』にも影響を与えた作品は『オズの魔法使』のスパイ版
少年時代に『007/私を愛したスパイ』を観たノーランは可能性の高さ、現実逃避などを感じとったという。
この話を聞いた私は全く驚かなかった。『007/私を愛したスパイ』はバーバラ・バックがドロシーで、ロジャー・ムーアがトト兼カカシ、クルト・ユルゲンスが西の魔女兼魔法使いの『オズの魔法使』なのだから、ノーランは当然、影響を受けているだろうと思っていたのだ。
麻酔ガス噴射でコロリと寝てしまうロジャムーは、トトが魔女の魔法で寝てしまうシーンのオマージュ。
パラシュートは言うまでもないかな。
鋼鉄の歯を持つジョーズは次の『007 ムーンレイカー』で心を手に入れるので、「ブリキ男」ですね。