ここだけ30年前のヒットチャート(1994.07.05)
今から30年前のオリコンシングルチャート。父親がレンタルCD屋で借りてきたシングルをカセットテープにダビングして、それをラジカセ、カーステレオで繰り返し聴いていた当時9歳。
では今週もさっそく見ていきましょう。
1 瞳そらさないで DEEN
2 世界が終るまでは・・・ WANDS
3 innocent world Mr.Children
4 Boy Meets Girl trf
5 Survival dAnce~no no cry more~ trf
6 夏を抱きしめて TUBE
7 空と君のあいだに 中島みゆき
8 純愛ラプソディ 竹内まりや
9 夏が来る 大黒摩季
10 オリジナル スマイル SMAP
7月になりましたね。蒸し暑くて仕方ない日々にそわやかな風が吹きました!DEENの『瞳そらさないで』が初登場1位。そうでしたね、WANDSと人気双璧と言っても良かったDEEN。リアリストな側面のあったWANDS上杉昇と裏腹に、DEENはとにかく
①さわやか(音もビジュアルも)
②J-POP王道展開の美メロ
③J-POP王道展開のラブソング
④Vo.池森の清涼感のある声
⑤ビーイング得意のタイアップ戦略
全部ハマってましたね。
『このまま君だけを奪い去りたい』、『翼を広げて、『Memories』、『永遠をあずけてくれ』と怒涛のヒットシングルを続けた前年から少し間を置いた5枚目のシングル。
この動画は新録版ではあるけど、変わらずさわやかな声質ですね。一時期は苦しそうに歌ってることもありましたが、回復してて凄いですね。
そして忘れてはならないのが、CMタイアップ。当時は清涼飲料水といえば「ポカリスエット」。そのCMは演者となる若手俳優が生み出す青々とした夏のイメージ。そこに15秒や30秒流れる彼らの楽曲のコーラス部分。テレビCMの鉄板戦略で90年代を席巻しましたね。
一方ライバル商品だった「アクエリアス イオシス(ネオ)」のCM曲が3位のミスチル『innocent world』。
そして、4位に初登場のtrf『Boy Meets Girl』がコカ・コーラのCM曲。これは来週聴いてみましょう。
夏の清涼飲料水メーカーのJ-POPマーケティング熾烈を極めし、です。
気になる曲があったらぜひ聴いてみてください。
ではまた。