#Notion活用 #サッカー観戦 Part.2
#Notion活用 は、Notionの実用例を複数記事に渡って紹介していくマガジンです。
今回は #サッカー観戦 編のPart.2です。
選手やチームの情報をまとめるためのデータベースを用意していきます。
#Notion #データベース #ワークスペース #サブページ #GoogleChrome #テーブルビュー #アイコン #User #User3 #検索ビュー #ビュー #タイトルプロパティ #アイテム #マルチセレクトプロパティ #リレーションプロパティ #リレーション
前回までの内容
Part.1
前回のPart.1では、既存のアカウントに新しいワークスペースを追加し、初期設定を行い、データベース「データベース」とデータベース「カレンダー」を用意しました。
Part.1をまだ読んでいない方は、そちらを先に読むことをオススメします。
また、Part.1は2023年4月11日に大幅に修正したため、それ以前に読んだ方も、お手数おかけしますが再度読んで頂けると助かります。
データベースの追加
追加したデータベース
まずは、データベース「データベース」のサブページとして、今回使うデータベースを追加していきます。
一番上の階層には、データベース「人」「チーム」を作りました。
そして、データベース「人」の下の階層に、データベース「選手」「監督」を作りました。
また、データベース「チーム」の下の階層にも、データベース「クラブ」「A代表」を作りました。
それから、データベースを追加した際は、それらをWebブラウザのブックマークに登録することもオススメです。
データベースの中身
次に、追加したデータベースを最低限整備します。
6つのデータベース全てにおいて、作成時はテーブルビューを選択し、それぞれのデータベースに適したタイトルとアイコンに変更しました。
データベース「人」「選手」「監督」のアイコンには「user」を使っています。
また、データベース「チーム」「クラブ」「A代表」のアイコンには「user 3」を使っています。
そして、最初から存在するテーブルビューは検索ビューとし、ビューのアイコン・名前も変更しました。
それから、ビューの設定で「すべての列を右端で折り返す」をオフにしました。
タイトルプロパティの名前とアイコンも、データベースと同じものに揃えました。
また、初めから存在するアイテムを全て削除し、テーブルビュー作成時に寄生してくるマルチセレクトプロパティも削除しました。
リレーションプロパティの追加
さて、追加したデータベース同士を、リレーションプロパティでリレーションしていきましょう。
「人」と「カレンダー」
まず、データベース「人」には生年月日を追加したいため、データベース「カレンダー」とリレーションします。
生年月日は1人1つしか持たないので、「人」側には、アイテムを1ページしかリレーションできないように制限をかけます。
特定の日付について、その日が生年月日の人が1人もいなかったり、複数人いたりする可能性があるため、「カレンダー」側からはリレーションの制限はかけずに、セクション表示します。
「人」と「選手」「監督」
次に、データベース「人」「選手」間とデータベース「人」「監督」間に、リレーションプロパティを追加します。
「人」側・「選手」側・「監督」側の全てで、リレーションできるアイテムを1ページに制限します。
また、「人」側には「選手」か「監督」のどちらかをリレーションしない可能性があるため、セクション表示にもします。
選手や監督の情報を管理したい場合、作るのはデータベース「人」だけを用意してもいいですし、データベース「選手」「監督」の2つに分けて用意するだけでも構いません。
しかし、データベース「選手」「監督」は、選手と監督がともに人間である以上、生年月日などの共通する属性の情報を持ち得ます。
そのため、今回のワークスペースでは、データベース「人」に共通情報をまとめた上で、選手ならでは・監督ならではの情報のみを、データベース「選手」「監督」にまとめる形にします。
プログラミング用語で言う、「オブジェクト思考」の「継承」みたいな考え方です。
「チーム」と「クラブ」「A代表」
そして、データベース「チーム」「クラブ」「A代表」も、同様の考え方でリレーションプロパティを追加します。
まず、データベース「チーム」「A代表」間とデータベース「チーム」「クラブ」間に、リレーションプロパティを追加します。
それから、「チーム」側・「A代表」側・「クラブ」側の全てで、リレーションできるアイテムを1ページに制限します。
そして、「チーム」側には「A代表」か「クラブ」のどちらかしかリレーションしないので、「チーム」側は制限した上でセクション表示にします。
「選手」と「A代表」
最後に、データベース「選手」「A代表」間にリレーションプロパティを追加し、双方とも制限をかけずにセクション表示します。
大半の選手は1つのA代表でしかプレーしないので、「選手」側には制限をかけても構いません。
しかし、稀に複数のA代表でプレーする選手がいますし、A代表経験のない選手も多いので、制限かけずにセクション表示が無難かと思います。
リレーションしない選択肢
データベース「選手」「チーム」間・「選手」「クラブ」間や、データベース「監督」「チーム」間・「監督」「A代表」間・「監督」「クラブ」間などにも、同様にリレーションプロパティを追加しても構いません。
しかし、それらはシーズンによって変化したり、シーズン内でも変化したりするため、私は追加しません。
この情報を記録し始めてしまうと、常に最新情報に更新し続ける作業が必要になると想像できます。
サッカーの仕事に携わっている方ならば、そのような作業も必要かもしれませんが、趣味でサッカー観戦する人が1人で記録していくには不向きな情報だと感じます。
Notionは、データベースの設計を間違えると時間泥棒になります。
そのため、Notionを使い続ける限り、「何を記録して、何を記録しないか」を常に考える必要があります。
その1つの指針として、1度記録したら放置しても構わないような形式で記録していくことを意識することをオススメします。
記録の仕方を工夫することが一番ですが、どうデータベースを設計したとしても後日メンテナンスが必要になってしまうのであれば、その情報を記録すること自体を諦めることまで選択肢に入れましょう。
Part.3では、選手名鑑の情報をまとめていきます。
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