マガジンのカバー画像

短歌を詠めるかな

15
十年以上も前に、短歌を読むことに興味を持った。大河ドラマ「光る君へ」を見ていて、その興味が再び湧き上がってきた。木下龍也さんを知って、私も心の機微を言葉で表したいと触発された。 …
運営しているクリエイター

2024年9月の記事一覧

【短歌】おやすみと言う声がない母の家、人っていつか逝くんだと知る

 人間いつかは死ぬものだ、と言うのは、私の一つの人生の信条である。自分より年上の方々が年…

鳴島立雄
5か月前
3

【短歌】渋滞の先につながるテールランプ、天の川なら空でかがやけ

 高速道路の渋滞にはまったことがあるか。ひどいもんだ、渋滞ってのは。運転している身からす…

鳴島立雄
5か月前
1

【短歌】会うたびに「死にたいわけじゃないけれど、次は私」と母がほほえむ

 三十年以上も子供から離れて長崎に一人移り住んでいた母は、十年以上前から介護が必要な状態…

鳴島立雄
5か月前
10

【短歌】山道に沿う家々のきらめきに寂しさつのるクリスマスあと

 母の家から少し山に向かって走ったところにある集落で、クリスマスの時期に色とりどりのイル…

鳴島立雄
5か月前
5

バスケがしたいです

六十代を半ばを過ぎても、バスケットの練習に参加している。 と言っても、週1回。何とか動ける…

鳴島立雄
5か月前
2

長崎道に入ってからの想い

母が故郷の長崎へ引っ越してから、30年以上経つ。 その間何度も車で1000km近くの距離を往復し…

鳴島立雄
5か月前
1

木下龍也「文字メンタリー -あなたにしみこむ31音-」

たまたま見ていたNHK、日曜夜。 「文字メンタリー -あなたにしみこむ31音-」初回放送日:2022年8月1日 https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024090120395?e-param=QWLQK7N2GG この20分番組を見て、木下龍也さんに魅了されてしまった。 その番組の最初に出てきたのが以下の歌。 依頼者:長い間、片想いしていた相手がいます。もう前に進もうと決めました。背中を押してくれる短歌をください。 「ふりむけば君しかいない夜の