【海外旅行】出国手続きの迅速化
行動制限の無い年末年始休暇で海外旅行に行かれた方が増加し、空港に賑わいが戻
ってきた。
まずは、国内旅行。次に、海外旅行という流れで計画している方も多いと思う。
2023年は久しぶりに海外旅行を!と
そのような方に、”出国手続きの迅速化”として「顔認証システム」の使用をオス
スメしたい。
①「Face Express」の利用
文章で記載するより、現場写真とあわせて確認いただいた方がイメージが湧きやす
いので参考リンクを添付する。
日本航空HPより
【主な使用条件】
・ 羽田空港または成田空港の出発便
・ 利用航空会社が日本航空(JAL)または全日本空輸(ANA)
・ JAL&ANAが指定する対象便
まだ、普及段階であり、全ての便で対応しているわけでなく、対象便も限られてい
る。
今後、普及が進み、もっと気軽に利用できることを期待している。
Face Expressを利用する条件を満たせる航空券を予約した場合は、是非ともシステムの利用をオススメしたい。
パスポートを取り出さずに、保安検査場ゲート&搭乗ゲートを通過できるとスムー
ズな移動が可能となる。
パスポート紛失の予防策にも効果的である。
②「出国審査 顔認証ゲート」の利用
現状、一連の出国手続きプロセスにおいて、出国審査のみはFace Expressに対応していない。
出国審査は国(法務省)が管轄しているエリアであり、空港管轄エリアとのシステ
ムが統合できていない。
しかし、「顔認証ゲート」が設置されており、有人審査の混雑を回避できる可能性
がある。
法務省HPより
実際に利用したことがあるが、手続き時間も短く、利便性も高いと感じた。
注意点として、身長制限があり135cm以上でないと利用できない。
ハワイ便などのリゾート便は小さい子供も多く搭乗するため、家族みんなで有人審
査を受けるケースが多いようである。
以前の記事にも記載したが、日本人は有人手続きの利用を好む傾向がある。
待ち並び時間を縮減するために、セルフサービスの利用は有効である。
最後に、パスポートへの認証(スタンプ)は顔認証ゲートを利用しても貰える。
私は顔認証ゲートを利用してもスタンプは貰いたい派である。
頻繁に海外へ行けるわけでもない私にとって、パスポートへのスタンプは記念であ
り嬉しいのだ。
そんな、私も手続きを迅速化し、少しでも他の時間を確保するために、積極的にセ
ルフサービスを利用している。