「世界の見え方が変わる経験」はあちゅうさんのVoicyで再認識した日本語教師の魅力
Voicy
みなさんは「Voicy」という音声アプリを知っていますか?
ラジオのようなもので、さまざまな業種のパーソナリティーの方がお話されています。
私がよく聞いているのはイケハヤさん、しゅうへいさん、そして、はあちゅうさん。
料理や洗濯などの家事をしながらでも聞けるのが、主婦には合っています。
そして先日聞いた、はあちゅうさんのVoicy
タイトルからして気になったんですよね。
それが「世界の見え方が変わる経験」というタイトルでのお話。
はあちゅうさんのVoicy「世界の見え方が変わる経験」での気づき
聞いてみたら、語学交換をしている韓国人に日本語の違いを聞かれたという話で驚きました!
Voicyの中では、「皮膚」と「肌」の違い。「つめ」の発音が「つね」になってしまっていることへの気づきのお話をされていました。
普段は考えたことがなかったことを改めて聞かれると、意外と難しいということ。でも、自分にとっての当たり前が人にとっては違っていて、それがおもしろい、とのことでした。
実は私が日本語教育の世界に入った原点はここ。
外国人との交流を通して「自分のちっぽけな世界がどんどん広がっていくのを感じた」から。
この仕事をしていると、本当に自分がこれまで常識だと思っていたことは、常識なんかではない、ということに気づかされます。
文化によって違う「当たり前」
ことばも文化も違うから当たり前なんですが、異文化に接することで、その当たり前の違いに気づくことができます。
私が最近聞いて、おもしろかったことは韓国では生後100日目から毎日、牛肉をあげるということ。
日本では離乳食は10倍がゆから始めて、豆腐や野菜、白身魚などを経て、肉だと習ったので、ここでも違いがあるのかと驚きました。
また、バングラデシュでは母語のベンガル語のほうが英語よりも難しく、日常会話の中で40%くらいは英語の語彙を使っているとのこと。
「日本人にとって日本語は簡単ですか?バングラデシュ人にとって、ベンガル語は難しいです」とのこと。
漢字や敬語などは日本人も学校などで勉強するけど、聞いたり話したりは子どものころからのことなので、難しいと感じたことはないことを話すと驚いていました。
※ここで書いたことは「韓国では」「日本では」「バングラデシュでは」という言い方をしていますが、国という大きい単位ではなく、地域や時代によっても違うと思います。ご了承ください。
私は2009年に日本語教師になりましたが、それでもこのように初めて聞くことがあります。
世界は広い!
そして広い世界に触れることで、自分の世界が広がります。
私はこの瞬間がとても好きなのです。
それで日本語教師を辞められない、とも言えます。
海外に気軽に行けないこのコロナ禍で、日々世界に触れられるのは恵まれているのかもしれません。
大事にしていきたいですね。
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