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【黄河源流シリーズ#045】再開の街、ゴルムドに到着!

2011年08月10日 青海省 /

戻って来ました・・・ゴルムドに。
昼過ぎに西安を出発して約2時間で到着。
さすがに涼しいですね。標高2800mですからね。

飛行機から見えた、これまで走ってきた砂漠地帯

2800mはさすがに涼しい。
ゴルムド空港は飛行機1機しか止まれない程小さい。

ところが、やはり問題発生!
またまたホテルが満室なのです。

この地域は一年で7,8月が最高の観光シーズンなので、
どこのホテルも満室。
結局前回泊まった5つ星ホテルになってしまった。
前回宿泊したよりも更に高くなっていたが、他に無いのだから仕方無い。

更にもっと大きな問題は、ここから
自転車を置いてある「葉格」まで戻る手段が無い。

ゴルムドからホテルまで乗ったタクシーの運転手にも聞いてみたが、
キッパリと「行かない」と言われてしまった。

それでも食い下がって、

「もし行くとしたらいくら?」と聞いてみたところ、

「仮に行くとしても一台では行かない。
 車が壊れるから最低でも3台連ねなければ行かない。
 一台あたり3000元で3台だから9000元。
 もし車が壊れたら実費を払ってね」

だと。

9000元と言えば今のレートで13万円(日本円)だ。
ヒッチハイクについても聞いてみたが、車は殆ど走っていないから
2,3日野宿しながら待ってみたら?と言われる始末。

野宿は良いけれど、テントは自転車のところに置いてあるから、
丸腰で野宿!?ヒッチハイクポイントは標高4000m付近なので無理無理。

ダメ元でホテルのビジネスセンターに聞いてみた。
答えは同じだった。。。。。

が!

ホテル従業員の友人が5000元で行ってあげるという情報が入ってきた!
7万円(日本円)か。因みに料金は往復の値段です。

行ったところで客がいるはずもなく、カラで戻ってくるので往復分の値段。

このままこのホテルに泊まっていても
宿泊費が嵩むばかりだから・・・・・・。

でもぉ・・・。
うーん・・・。

更に怖い事が一つ。
自転車を預けている人に電話がつながらない!
嫌な雰囲気だなぁ。

悩んでいても仕方無い。

行くとしよう!

いつかは行くわけだから、ジッとしていても何も始まらない。

そう。とにかく動くことだ。
何かが開けるはずだ!・・・と、無理にでも信じてみよう。

--
飯高直人 著
『自由の教科書 夢を叶えた人だけが知っている8つの「捨てる技術」』

編集代行:DK.S

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