【黄河源流シリーズ#026】共和県-四日目
2011年07月04日 青海省 /
うぅぅ・・・4日目。
窓を雨が打つ音で目が覚めた。
カーテンを開けるまでもなく土砂降り。
しかし、大分寝起きの体調が良くなってきている。
軽くふらつく程度で頭痛は僅かだ。
そうだ。
昨晩のツアー客が出発する前に、添乗員から情報貰わないと!
と、焦ってロビーに向かう。
運良く出発前らしく、バスはあるけれど人はいない。
待っていようかと思ったら男性に「日本人の方ですか?」と声掛けられた。
ラッキーな事に彼は旅行会社が雇っている、現地側の添乗員だったのだ。
すかさず地図を広げ、これから向かう場所について情報を集めた。
分かったことと言えば、やはりこれから通ろうとしている道は
遊牧民が大草原をバイクで走る「地元道」であり、
車などが走る道ではないという事。
当然、民家や店はあるはずもないという事。
しかし、そこに向かう道の途中には100km毎に一軒だけ売店があるとの事。
それなら水と食料は最低限で済む事になる。
そこから先の道については、
彼も行ったこともないし、聞いたこともないと。
OK。
それだけでもハッキリした情報がもらえてよかった!
今度は天気予報図と睨めっこ。
どのタイミングで出発すれば、
4500m地帯を一番いい条件で通り過ぎることができるのか?
因みに条件が悪いと夜中に雪が降り、翌朝路面凍結します。
だから、何とか晴れている時にそこを通過するには・・・・・・
水曜日に出発すると3日後に峠を越えることになりそうだ。
水・木は雨だけれど、峠でふられるよりはマシだ。
ようやく出発の目処が立ったので、またまた果物を補給する。
ライチがおいしい季節になりましたね。桃も。栄養の為にバナナも。
ただ食事だけが食べるところがなくて、毎日面食の繰り返し。
ビタミン剤に頼っています♪
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飯高直人 著
『自由の教科書 夢を叶えた人だけが知っている8つの「捨てる技術」』
編集代行:DK.S