ノースアイランドラリー2024 装備編
ノースアイランドラリー。北海道を舞台として毎年開催されるコマ図ツーリングラリー。
何をどう準備すれば良いのか色々調べてみたんですが、中々欲しい情報がヒットしなかったので、今後エントリーを目指す人のための参考資料として、また備忘録として、2024年の記録を残しておきます。
マップは紙とPDFから選択できます
配布されるコマ図は有料の紙とPDF形式の二つがあります。PDF形式は無料、紙配布は有料4000円です。それらをマップホルダーで使うも良し、スマホやタブレットのラリーアプリで使うも良しで、自分で選択することが可能です。ボクは試しにタブレットを使ってみました。
Lenovo TAB B9
公式サイト限定モデルでメモリが増量されてます。縦横比が長く、マップ向きだと判断しました。公式には防水仕様ではありませんが、日常生活防水程度はしてるでしょ、と勝手に思って雨対策は特にしませんでした。
手元でラリーアプリを操作するためBluetoothリモコンを調達しました。手元でマップを送れますし、トリップメーターの補正も楽々です。
ラリーコンピュータアプリはコチラを使いました。トリップメーター一体型でCAP表示、スピード表示も可能なので、タブレット装着で多少メーターが見づらくなっても便利です。Android版ではPDFマップにパスワードロックが掛かっているとロードに失敗しますのでご注意を。
持ち物と装備
自転車旅で装備をミニマライズする事には慣れています。ホテル滞在時はホテル備え付けの浴衣等を使い、走行時に着るアンダーやソックスは毎日洗濯する事で持参した衣類はハンドタオルのみです。ジャケットとパンツはこの旅で一度も洗うことはありませんでした。
アチェルビス X-TOURジャケット
アチェルビス X-TOURパンツ
今回は行きの酷暑、現地では16℃から35℃と大きな寒暖差、帰りは台風の中の暴風雨、そして40℃超えの酷暑と目まぐるしくコンディションが変わりました。その都度エアベンチレーションを活用して終始快適でした。暴風雨では流石にビチャビチャに浸水しましたが、保温性能の高さで助かりましたね。
※レインウェアは持参しませんでした。
今年のステージとなった道東はとても涼しくて快適でしたが、北海道までの往復の道中と道南エリアを走る時はコレが大活躍でした。X-TOURジャケットの全開ベンチレーションとの相性がバッチリすぎました。
ハイドレーションバックパックを使っているエントラントが圧倒的に多かったのですが、真夏のバックパック使用は体力を奪うと思います。背中のベンチレーションシステムも無効化してしまい、放熱性も悪くなりますし。その点、ズーロ6は問題ありません。今回のラリーではハイドレーションパックそのものをX-TOURジャケットのバックポケットに入れて使用しました。
後は崖落ちした際のガイロープ、パンク修理キットと電動エアポンプ、インフレーター、虫刺され用のムヒアルファEX、クマスプレー、基本工具位ですね。非常食は日々ルート上のコンビニで調達していました。また、コレら装備で完走できなければリタイヤ判断、JAF依頼と割り切ってもいました。
BMW R1250GS Adventure
タイヤはF:MOTOZ TRACTIONATOR DUALVENTURE R:MOTOZ TRACTIONATOR ADVENTUREとしました。
真夏のツーリングラリーと言うこともあり、ショートスクリーンに変更しました。
荷物はメインコンパートメントとしてBMW純正アルミトップケースにコチラをら使って収納しました。
このバッグに主な荷物を入れて、トップケースに収納していました。荷物預け時はスポンと取り出して預けるだけ、超簡単でした。簡易保冷機能も付いているので、飲み物も冷やして持ち歩けましたよ。
後の荷物はツアラテックの防水バッグにりつめたり、そのまりま剥き出しでコレを使ってフレームに固定してました。コレさえあればインナーバッグをトップケースの天板に固定することも可能になります。
equipt✖️VOILE STRAPSコラボレーションストラップ
その他、特に特別な準備はありませんでした。
期間中ノートラブルで走り切れました。BMWの信頼性の高さに感謝です。