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【試乗車】Cannondale Topstone carbon Leftyのインプレッション

帰郷中のyufta氏と3UP.の仲間とのグラベルライドの様子をシクロワイアードの綾野さんに追い撮りしてもらいました。

近所に点在しているグラベルルートを繋いでライドした動画です。
私とyuftaはCannondale・Topstone carbon Leftyの試乗車に乗ってます。
前半は比較的スムースな農道と河川敷を。
中盤はフラットな路面の雑木林や舗装路が多めなルートを。
後半は丘陵地帯の根っ子区間多めなタフなグラベルといった路面状況を選んでみました。
ここのところグラベルバイクにサスペンション付けるメーカーが増えてきましたが、自分としては「サスいる?」と懐疑的だったのでホントに必要なのか、様々な路面状況の中で試させてもらいました。

ざっくりな感想としては、前半から中盤にかけてはフロントサスペンションのLeftyや、リアショック機構のKingpinが無くてもいいけど、あるからといって邪魔にならないことを確認。後半はLeftyとKingpinの恩恵をバッチリ受けることになりました。

細分化してみてみると、フロントサスペンションのLeftyは加速時にも動くことが無いので推進力を奪われることがありません。それでいて河川敷の直線を全開で飛ばしているときに見落としてる障害物や、雑木林などで落ち葉の下に隠れてる石コロや根っ子に乗り上げても弾かれることが無いので、予期できない危険を回避する安全性の高さがあります。 またMTBのフォークのようにサグを取らないので加速時はリジットフォークと同じ鋭いままでした。荒れた路面を速く走りたい場合は断然アリですね。
またはどのグラベルバイクより安全に走りたいと思ったらサスペンションは確実に助けになります。落ち葉の下に隠れている根っ子のような障害物を見つける事は不可能ですので、踏んでしまった際に確実にサスペンションが衝撃を和らげてくれますので。

リアサスペンションのKingpinは常に路面からの衝撃を和らげてくれるので長時間乗った際はかなりの疲労の軽減が期待できます。また、コーナーリング中やガレた路面で後輪を地面に押し付ける力を得られるので滑りやすい路面や弾かれるような場面での限界値が高いです。
リアセクションのしなやかさがトラクションコントロールの幅を広げてくれています。

Topstone Carbon Leftyの総括としては、グラベル路面の直進時はフロントとリアの双方のサスペンションがそれぞれ違う役割を果たしつつ調和が取れて安定しており、快適かつ、スピード持続性が高いです。
コーナーリング時のハンドリングは機敏すぎず、ダルくないので安心して攻めたラインが選べます。

そのため、グラベルに不慣れな人に対しては他のグラベルバイクには無い安全性の高さがあるのでお勧めです。
また、慣れていて、より深くグラベルを楽しもうとするライダーにとっては、いつもより速度を上げた際や、荒れた路面でのパンクを避けるためにタイヤの空気圧を上げた際、ジャンプした際の着地の衝撃といった場面で常に衝撃を和らげてくれることになるのでありがたいです。


最初に書いたようにTopstone Carbon Leftyに乗る前はグラベルバイクにサスペンションなんていらないんじゃないかなぁ?? なんて思っていたんですが、実際にいつも走っているルートで乗り込んでみたところ、サスペンションが付いていてダメなところが見つかりませんでした。 強いて言うならカーボンフォークに比べて900g(?)ほど重くなるので、舗装路の登りでの負担になるくらいでしょうか。
自分用に1台購入しますので、いつでも試乗に来てください。



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