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kintoneでホームページ更新を自動化!?サイボウズのWeb担が語る運用の裏側

サイボウズのクラウドサービス総合イベント「Cybozu Days 2024」にWebチームとして登壇し、「kintoneでホームページ更新を自動化!?サイボウズのWeb担が語る運用の裏側」と題したセッションを開催してきました。


サイボウズDaysとは

Cybozu Daysはサイボウズの年に一度の最大イベントで、2024年は11月7日と8日に開催されました。

120以上のパートナー企業が参加し、サイボウズ製品と連携するサービスやDXをサポートするパートナーと出会える展示エリアがあります。また、ユーザーによる講演や様々なセッションを通じて、DXやノーコード、マネジメントのヒントを提供します。

2024年のテーマは「東京ノーコードランド」

セッション概要

kintoneと連携サービスを利用することで、kintone上の数字をサイボウズのWebサイトに反映する仕組みについて解説しました。

誤解を恐れず言うならば、kintoneを更新すれば、連動してWebサイトも更新される、という仕組みについてお話ししました。

1. kintoneでサイト更新を自動化した仕組み

訴求力強化と管理工数削減を実現するために

サイボウズ内にある、あらゆる数字を公開することで、サイボウズの現在地を客観的に表現したい、というサイトを作成することになりました。

出す数字はできるだけ多く、多岐にわたる形がいいと考えたのですが、そうなると、管理工数が非常にかかる…という問題点がありました。

そこで、考えた仕組みについて説明しました。

トヨクモ社の「kViewer」を応用

kViewer

トヨクモ社「kViewer」は、kintone内の情報を外部に公開できるようにするkintoneの連携サービスです。

その仕組みの中の「外部公開API機能」を利用して、JSON形式のデータとして出力しています。

JSON形式で出力したデータを加工してグラフを生成

JSON形式で出力したデータをJavaScriptで加工して表示する仕組みをとることで、kintone内のデータを出したい形でWebサイトに表示する仕組みを構築しました。

セキュリティにも配慮

外部アクセスが制限された環境を構築

サイボウズで運用しているケースでは、単純にkViewerに出力したデータを使わず、外部アクセスが制限された環境を構築したのち、それを定期的にAWSへ複製することで、ユーザーがアクセスする公開環境と切り離した運用を行なっています。

2. 実現できたこと「サイボウズの人的資本経営サイト」

上記の仕組みを利用して構築したサイトが「サイボウズの人的資本経営」サイトです。サイボウズのあらゆる「人」に関する数字を集め、それを公開しているサイトです。

まとめ

「kintoneを活用したWebサイト更新の自動化」にご興味を持っていただけたでしょうか?

kintoneと連携サービスを組み合わせることで、あなたのWebサイトの運用も劇的に変わるかもしれません。ぜひ、本セッションの内容を参考に、あなたのWebサイトの改善にご活用ください。

開催レポートや今回の資料は以下のサイトよりダウンロードいただけます。


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