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他の職種とコミュニケーションをとるとき、何に気をつけてますか? #今月のkintoneDesignTeam
「今月のkintoneDesignTeam」とは?
こんにちは!kintone プロダクトデザイナーのSam(@samsam__unicorn)です!
「今月のkintoneDesignTeam」とは、現役のkintoneデザインチームのメンバーが、質問に対して回答していくコーナーです。
ほぼ私が興味本位で気になったことを先輩たちに質問を投げかけるというコーナーになっていますが、もし私たちのデザインチームに質問があればぜひこちらから質問してください!お待ちしております!
今月も質問いただきました!
今月の質問:
💬他の職種とコミュニケーションをとるとき、何に気をつけてますか?
早速メンバーたちの答えを見てみましょう!
プロダクトデザイナー 王子田良輔
逆説的に聞こえるかもしれないですが、あんまり職能を意識しすぎないようにしています。
最初の頃は、それぞれの職能の範囲に関わることだけ伝えれば良いと思って必要最低限のことだけを伝えることを心がけていました。
デザインの変更箇所を正確に伝えて、キャッチボールの数を減らすことこそがコミュニケーションを有意義に進めるにおいて大切だと。
もちろん大切なのですが、それではデザイナーとエンジニアで一緒に働いている感がなく、チームワークを感じることがありませんでした。
最近は、エンジニアにもデザイン変更の経緯を説明したり、こちらから実装に関する質問をしたりと、「エンジニアだから」、「デザイナーだから」と線を張らずに、できるだけ職能の垣根を超えてコミュニケーションができるように心がけています。
UI デザイナー 咲
相手を理解すること、伝えたいことの言語化の試行錯誤をしつづけることですかね。
デザイナー間で共感、理解し合えること、使用している言語など、
他の職種とその感覚で話すと通じないことはあります。
自身の伝えたい、分かって欲しい思いが強かったりすると余計に空回りということもあります。
まず、お互いが感じていること、価値観などを理解し合う必要があるのかなと思っています。
理解し合う上で、自分は特に苦手なのですが、
相手が言いたいことを聴くこと(理解すること)、自分の伝えたいことの言語化をすること
この2つを心がけています。
プロダクトデザイナー Sam
他職種と協業する際に、まず開発チームの全体像を把握することと、その人たちは何を担当しているか、何を大事にしているかを意識することが大事と思っています。
デザイナー間で話すと、結構すぐ共感が得られます。「こうするときっとUXが改善できるよね!」とかの共通認識が持ちやすいと感じています。しかし、他職種の方とコミュニーケーションをすると、そうではないでしょう、他の懸念点がありそうだろうと懸念点を言われたりをしたことがあります。
元々理解できませんでした。しかし、(当たり前なんですけど)デザイナーだけじゃ製品は作れないですから、まず一旦デザイナーの視点から抜けて、今はまずもっと開発チームの状況を俯瞰して、歴史を理解して、全体像をもっと把握しようとしています。今起こっている問題(理解のズレとか)は、個人レベルではなく、もっと高いレベルで起きている問題かもと認識すると、改善の方法もリフレームすることができます。
そして、各メンバーが関心を持っている領域も、達成したい目標も若干違う(ときどきコンフリクトしてしまう)なんだから、まずお互いの役割と目標を明確にして、理解し合った上で、共通点を見つけ出し、win-win situationを作って、一緒に共通のゴールのために貢献する道を探すのは大事かなと思っています。
UXリサーチャー 齋藤雄太
UXリサーチャーは、PMやデザイナー、ライターなど、他職種の人から依頼を受けてリサーチをすることも多いです。
そういった中で気を付けているのは、ただ依頼を聞くのではなく、コミュニケーションをとりながら「どのようなリサーチを必要としているのかを見極める」ということです。
依頼者ごとに、UXリサーチに期待することは違います。逆に、UXリサーチャーだけでは考慮しきれない観点などもあります。なので、「何を知りたいのか」「なんのために調査したいのか」「どのように活用したいのか」などを、PMやデザイナーと一緒に考えながら、調査の設計をしていきます。ここの認識がずれてしまったままリサーチを行うと、「調査はしたけど、あんまり役に立つ情報が得られなかった...」ということになりかねません。
さまざまなステークホルダーと活動するUXリサーチにおいては、この「丁寧なコミュニケーションをとる」ということが、リサーチの成功につながる一つの要因であると考えています。
デザインプログラムマネージャー KazuMax
私は、チームで働く上で認識のずれが起こらないことがベストだと思っています。
そのために大事にしているのが、「質問責任」「説明責任」のという2つの責任です。
「質問責任」「説明責任」はセットで、サイボウズの文化として全社的に大事にされていると思います。
この責任は、誰かとコミュニケーションする中で、少しでも疑問が生じたときに、それを「質問」し理解する責任があり、私が「質問」されたらそれを理解できるように「説明」する責任があることを指していると解釈しています。
私は、この2つの責任を出来るだけ果たすべきと考えてながらコミュニケーションを行っています。
しかし私は、コミュニケーションが得意ではなく、「すぐに感情が言葉や文字に必要以上に乗ってしまう」という欠点があり、きつく発言してしまうことが多々あります。
この欠点は、関係性を崩すこともあるので、必要以上の感情がならないように今も気をつけています。
ぜひお気軽にカジュアル面談ににご応募ください🙌
記事を読んでいただき、ありがとうございました!
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