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海外向け製品のデザイナー兼プロダクトマネージャーに聞いてみた! (前編)#CybozuDesignPodcast

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オープニング(00:00)

Sota/皆さんこんにちは!デザイナーのSotaです。この番組はサイボウズデザイン&リサーチのメンバーが日々の活動や取り組みを雑談形式で紹介するコンテンツです。デザイン・リサーチ・アクセシビリティを軸にサイボウズ デザイン&リサーチの今をお届けしつつ、メンバーの人柄やチームの雰囲気をお伝えします。

Sota/今回は、海外向け製品のデザイナー、プロダクトマネージャーとして活動されている、おーじさん、セブさんをゲストにお招きして色々とお話を伺っていこうと思います。お二方よろしくお願いします。では、初めにおーじさんの方から自己紹介お願いします。

おーじ/はい、こんにちは、デザイナーのおーじです。サイボウズに入社して5年目ぐらいかな?になるんですけど、前まではkintoneチームでデザイナーをしてたんですけど、今kintoneチームを出て、海外向けの製品を作ってるチームでデザイナーとプロダクトマネージャーとして働いています。よろしくお願いします。

Sota/よろしくお願いします。

Sota/次にセブさんお願いします。

セブ/はい、セブです。まあ、ほとんどおーじと同じですけど(笑)。3年前にサイボウズ参加して、kintoneのデザイナーになって、今は新しいチームを作成して、私もデザイナーとPMの仕事してます。よろしくお願いします。

Sota/よろしくお願いします。

アメリカ出張の目的について(01:27)

Sota/今日なんですけど、海外の方と一緒に働いているデザイナーのお二人に色々質問していこうという回でやっていきたいと思います。
まず、お二人にお聞きしたいんですけど、最近アメリカ出張に行かれたっていうことをお聞きしたんですけど、どのような目的でアメリカ出張に行ったのかなっていうのをお聞きしてもいいですか?

おーじ/行ったね、セブ、アメリカ。

セブ/そうですね。初めてアメリカの土地。

おーじ/そうね。セバスチャン(セブ)初めてアメリカだったね。2022年の7月か8月だよねあれね。新しく海外向けにチームが発足して、採用が日本だけじゃなくて、うちのチームがその英語が公用語のチームなので、日本でも英語が話せる人材の人を雇ったりとか、あとアメリカからもチームにジョインしてくれてる人がいるんですね。なので、みんなで1回集まろう、チームビルディングっていうのもあって、アメリカに行って、みんなでいろいろ。みんなでいたのは1週間ぐらい?2週間ぐらいいたか?

セブ/そうですね。いや〜2週間は本当に少ないなと思う(笑)。そのうち多分1週間ぐらいはジェットラグあるし、それでその後の1週間はなんか元気になって、また日本帰って、またジェットラグなる(笑)

おーじ/そうだね。ジェットラグっていうのは時差ボケのことなんだけど、大体8時間ぐらい差があって、だからちょうど着いた時は眠いよね。

セブ/そう、疲れる。なんか毎日15時からはすごい眠くなって(笑)。

おーじ/朝起きれるんだけど、お昼食べるともう眠くて。だから、一番最初の日はみんなでもう、とにかく一番最初の日が重要だからめちゃめちゃ歩いたね。

セブ/そうそうそう。あといっぱい味噌汁飲んだ。

おーじ/しじみだね。しじみに入ってるオルニチンってアミノ酸がね、すごく時差ボケにいいっていうらしいけど…

セブ/本当かわかんない(笑)。

おーじ/面白いよ。セバスチャン(セブ)から僕、しじみ汁もらったからね。

セブ/そうそうそう。

おーじ/まあ、そんな感じで、2週間ぐらいみんなで一緒に仕事したりとか、まずあのチームができたての頃だったから、いろいろ製品のビジョンだったりとか、これからどういう風にしていくかみたいなのをみんなで話していった感じかな。

アメリカで行ったユーザーテストについて(04:10)

セブ/あと、2人だけユーザーテストもやったね。

おーじ/ユーザーテストしたね。このユーザーテスト面白かったね。

セブ/そう。面白かった

おーじ/ユーザーテストをアメリカでやるって言ったら、多分「じゃあどうやって被験者を見つけますか?」とか気になると思うんですけど、うちのサイボウズUS支社があって、WeWorkを借りてるんだよね。だから、WeWorkのコミュニティにアクセスできて、WeWorkで大体仕事してたんだけど、そこで「こういうユーザーテストしたいから興味ある人はぜひ来てください。Amazonギフト30ドルあげます」って。

セブ/喜んでたね。

おーじ/結構きたよ。

セブ/そうそうそう。

アメリカ出張の準備について(04:50)

Sota/ちょっと他にもいろいろとお聞きさせていただきたいんですけど、なんかアメリカ出張とかするにあたって、そのスケジュールとか事前準備とかって入念にやったりする感じなんですか?

おーじ/みんなでチームで行くでしょう?だから、スケジュールしないといけないんだよ。みんなESTAの準備とか、ESTAってビザね。ビザをみんなに取ってもらったりとか何日目にチームビルディングするとか、現地にいるメンバーと連絡取ったりとかしてスケジュール立てて行ったよ。だから、準備結構大変だったよ。

セブ/そうね、アメリカに住んでるNimっていうメンバーが全部考えてくれていて、すごい助かりました。

おーじ/そう。本当に。

セブ/本当にめちゃめちゃ優しい。サンフランシスコのいろいろな場所に連れて行ってもらってすごいよかった。初めてみんなのメンバーが会って、一緒にアクティビティもやってすごいよかった。

おーじ/あれがあったからその後オンラインで働けてるよね。1回も会ってない人とオンラインでずっと仕事するの大変だから。会ったことある人とオンラインで仕事するっていうのはなんか全然違う。

Sota/そうですよね。その出張行ってからの方がなんかコミュニケーションとか、よりフランクにできるようになっていったみたいな感じですか?

おーじ/それは全然そうだね。

セブ/パーソナルな話でもできる。いつもオンラインで話していた時は、仕事の話しかしない。ああ、この人はこれが好きとか、そういうのとかもっと分かる。本当にリアルとオンラインは全然違う。

時差がある中での働き方について(06:37)

Sota/さっきの時差ボケの話あったと思うんですけど、普段の時って時差ある中でどんな感じでアメリカにいるチームの方と業務したりしてるんですか?

おーじ/今、USチームとJPチームに分かれていて、USにいるメンバーはUSでチームを組んでもらって、でもまあ、デザイナー、エンジニア、プロダクトマネージャーが全員アメリカにいるわけじゃないから、それは日本側でちょっと早めに起きたりとか、向こうの時間に合わせてミーティングして、同期する時間は数時間あるけど、基本的に非同期の方が多いかな。テキストコミュニケーションが。でも、全部テキストじゃない。そこがいいかな。時差は大変ね。

Sota/だと余計に対面でできてよかったっていう感じが強いですかね?

おーじ/そう。でも、その後もいろんな人が入ってきたから、会ったことない人もいる。だから、まだ小さいからいいけど、これから大きくなってきたらもっと時差の問題は顕著になってくると思うからね。だから、それぞれ日本とアメリカ、他の国もそうだけど、国を越えての体制をどうするかっていうのは今すごく課題です。

チーム内での職能について(07:53)

Sota/なるほど。もうちょっと掘り下げて、チームのこととかも聞いていきたいんですけど、チームで今デザイナーとかPM(プロダクトマネージャー)みたいな立ち回りされているのってセブさんとおーじさん2人な感じなんですかね?

おーじ・セブ/そうだね。

おーじ/実際はアーキテクトの人がいて、彼がそのプロダクトの方針とか、実際に大きな要件を作ってくれて、それをさらに機能に落とし込んだりしてるのが僕とセバスチャン(セブ)ですね。だから、今はワイヤーフレームとかUIを作るのも、もちろん僕たちの仕事だし、実際にこの機能を入れていきましょうということで、要件を書いて、そのチケットをエンジニアに渡すスケジューリングとか、そういうのもしてますね。

セブ/PM(プロダクトマネージャー)とデザイナーの仕事両立するのすごく便利だと思う。デザインを一緒に考えて、後ですぐにエンジニアとコミュニケーションできる。

Sota/たしかに、PM(プロダクトマネージャー)的な立ち回りとデザイン一緒にできると乖離とかも生まれにくくなってやりやすそうだなって感じがしますね。

セブ/最初は全然問題なかった。でも、チームメンバーが増えて、すごい時間がなくなってきた。忙しくなってきた。

おーじ/そうだね。

USチームとJPチームそれぞれのチームの利点・課題について(09:10)

Sota/他も質問させていただきたいんですけど、今までその日本のチームで働かれていたと思うんですけど、今、日本チームとアメリカチーム混合のチームで働かれていて、それぞれのなんか良い点とか困った点とか教えていただけると嬉しいです。

セブ/良い所は日本人寝る時に、USチームは働いている。違うタイムゾーンで働きますね。それはすごく便利。悪い点じゃないけど、難しい点はUSチームと日本チームはいつもシンクしないといけない、コミュニケーションしないといけない、ドキュメンテーションも書かないとちゃんと進めない。

おーじ/そうだね。だから、チームでの決め事、例えばフロントエンドのチームで決め事が必要なときは、日本だけじゃもちろんできなくて、他の国の人ともちゃんとシンクして決める必要があるとかね。だから、もし何かこう大きな決め事とかしようと思うと、ちょっとコミュニケーションが同じ国にいるよりは、高いかな。
Sotaが言ってたそれぞれのチームの利点だと、あんまりそこまで日本チームと別にUSチームでみんな英語しゃべってるから、日本にももちろん、日本語が母国語じゃない人はいっぱいいるわけ。だから、その中にいる人っていうことでみると、結局、どっちとも多国籍なわけだよね。だからそこまでね、チームとしての差みたいなのは、もちろんスキルの差とかはあるけど、別になんか日本人と外国人みたいななんかそういうのはないよ全く。別になんか文化もそんなに違わないと思う。

Sota/そんなに日本との違いも感じずに、今普通にできているって感じですかね?

おーじ/ずっと日本で働いていた人が普通に入ったら、少しそれはびっくりするかもしれないな。

セブ/そうね。

おーじ/セブ、kintoneチームにいたじゃん?日本チームだったじゃん?全部日本語だったじゃん?それが今このチームになったじゃん?全部英語じゃん?日本人も少ないじゃん?なんかある違い?

セブ/今いるチームは、私フランス人、ドイツ人もいる、アメリカ人もいる、イラン人もいる、ウズベキスタン人もいる、日本人もいるね。

おーじ/みんな文化違うもんね。

セブ/そうそう。文化は違う。kintoneチームはみんな日本人だった。だから、みんなのコミュニケーションが違うと思う。kintoneチームはみんな日本人っぽい、なんか普通の日本の会社の言葉使ってる。

おーじ/ダイレクトに言わないとかね。

セブ/そうそうそう。今いるチームはみんなは本当にダイレクト。多分、これアメリカっぽい?みたいなスタイルか分からないけど、ヨーロッパでも仕事で結構ダイレクト。ちょっとフレンドリーっぽい。

おーじ/そうね。近いよね。

セブ/そうそう、みんなが近い。

おーじ/初めて会った人とも近いし、なんか距離が近いのかな?

セブ/そうそうそう。

おーじ/分かるね。なんかみんな文法が違うんだよね。コミュニケーションのね。だからまあ、英語が母国語じゃない人もいるからさいっぱい。だから、みんなこうそれぞれのコミュニケーションスタイルもあるし、それが全部いいわけじゃなくて、問題が起きることもいっぱいあるんだよ。上手くコミュニケーションが行かない時もあるし。だからやっぱり共有してるコンテキストとか文化が日本で日本人で全員で働くよりも、やっぱり低いわけ。
しっかりとちゃんと言わないといけないとか、なんかこう言わないことの美徳とかそんなないから。美徳にやるのかやらないのか、良いのか悪いのか、そこら辺はやっぱりはっきりとしないといけないのはあるかもしれないね。なかなか難しいね、セブね。

セブ/そうね。難しいね。私も日本人じゃないから(笑)。今のやり方は普通。

おーじ/確かにな。まあでもセブもね僕もだけど、どっちもやり方知ってるわけ。だから、その日本で働いたことあるから。具体的にここが違うとかはなんか出ないんだけど(笑)

Sota/うんうん。なるほど。

エンディング(13:45)

Sota/前半はここまでとなります。後編では、多国籍のメンバーと働く上でのメリットや多言語対応している製品をデザインする上で苦労したこと等をお話していただきます。ぜひそちらもご視聴ください!

Sota/文字起こしのテキストは、後日noteにアップする予定です。ぜひ音声と一緒にお楽しみください。そして、サイボウズデザインPodcastでは皆さまからのお便りをお待ちしています。お便りフォームのリンクがポッドキャストの説明欄ノートの文字起こし記事にありますので、ぜひそこからお送りください。またはTwitterで#CybozuDesignPodcastをつけてつぶやいていただいてもOKです。ハッシュタグのスペルはC_Y_B_O_Z_U_D_E_S_I_G_N_P_O_D_C_A_S_Tになります。番組の感想、メンバーへの質問、リクエストお待ちしています。それではまた。ありがとうございました!

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