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文字起こし | Cybozu Design Podcast #7 海外出張体験記 サンフランシスコ編
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オープニング(00:00)
篠原/こんにちは、デザイナーの篠原です。この番組は、サイボウズ デザイン&リサーチグループのメンバーが、日々の活動や取り組みを雑談形式で紹介するコンテンツです。デザイン・リサーチ・アクセシビリティを軸に、サイボウズ デザイン&リサーチグループの「今」をお届けしつつ、メンバーの人柄やチームの雰囲気をお伝えします。
篠原/今回は「海外出張体験記 サンフランシスコ編」というテーマです。柴田さん、樋田さん、おーじ・Niaに出張話を聞いてみたいと思います。皆さん、よろしくお願いします。
一同/よろしくお願いします。
自己紹介(00:37)
篠原/はい。それでは早速ですね、自己紹介からお願いします。まずは柴田さんから。
柴田/はい。デザイン&リサーチのマネージャーしてます、柴田です。前職の海外リサーチの経験を活かして、サイボウズでもいろいろと海外でリサーチをしてます。よろしくお願いします。
(効果音:拍手の音)
篠原/よろしくお願いします。では続いて、樋田さんお願いします。
樋田/はい。kintone開発チームで、kintoneのUXデザイナーをやっている樋田です。kintoneは唯一USに向けて製品を売り出している製品なので、しょっちゅうサンフランシスコに行ったりしています。今日はよろしくお願いします。
(効果音:拍手の音)
篠原/よろしくお願いします。では続いておーじ、お願いします。
おーじ/はい。同じくkintoneのUX・UIデザイナーをしている今、新卒…新卒じゃないか、今2年目の王子田良輔と申します。よろしくお願いします。
(効果音:拍手の音)
篠原/はい、よろしくお願いします。Nia、お願いします。
Nia/入社してまだ出張行ったことないんですけど、皆さんの出張体験記をちょっと楽しみに、今日はお邪魔させていただきます。よろしくお願いします。
篠原/はい、よろしくお願いします。
(効果音:拍手の音)
出張中の仕事について(01:46)
篠原/みなさん、ありがとうございます。今日はですね、海外出張でどんな活動をしているのか、という真面目な話から、笑えるハプニング話までですね、いろいろと楽しくみんなでお喋りできればなと思います。こういうのって、ハプニング話ばっかり先行しがちなんですけど、しっかりですね、出張中も仕事してるので、柴田さんからぜひ出張中の取り組みについてまずはご紹介いただけますか。
柴田/はい、最初はちょっと真面目な話をします。基本的にサイボウズはですね、USに向けてkintoneを今は売り出しているので、そのプランニングに行きます。サンフランシスコに行って、基本的にはユーザーリサーチをして、実際PMとかデザイナーとか、向こうのスタッフと話を聞きながら、次の製品のプランニングをしたりとか、今開発している機能のユーザーテストをしたりとか、そんな活動をしています。あとはですね、結構、企業訪問してますね。実際にユーザーのところに行ったりとか、イベントに参加したりとか、ユーザーと触れ合うことも、よくしています。
篠原/ありがとうございます。ラボ借りてUTとかしましたよね。
柴田/そうですね、ちゃんとやりましたね。
篠原/ちゃんとやりましたね。
柴田/いいラボ借りて。
篠原/そうそうそうそう。
柴田/マジックミラー越しに観察しながら。
篠原/ですです。
柴田/あれ?樋田さんも。
樋田/行きましたね、行きましたね。はい。
篠原/行きましたよね。確か、樋田さんと、柴田さんと、私も行ったのかな?行って現地で。
おーじ/いいですね。
柴田/モバイルのユーザーテストだよね。懐かしい(笑)
篠原/え、何年前ですか?
樋田/2年前?3年前?
柴田/3年前ぐらいじゃないですか。
篠原/3年前!もうそんなに経つのか。王子はその頃、アルバイトで。
おーじ/3年前…そうですね。多分アルバイトでいたのかな?だからまだその時社員じゃなかったですね。
篠原/確か、リアさんっていう現地のリサーチャーの方に、UTのプランニング一緒にやってもらって。
柴田/元Adobeで同僚だった夫婦がいて、リサーチャー夫婦が、で、いつも彼女らにお願いしてリサーチ、被験者を集めたりとか、ラボ借りてやってます。
篠原/いや、懐かしいですね。あと四半期イベントに参加して、USチームがどういう活動をやってるのか聞いたりして、そこから、我々でこういうことできそう、みたいな提案をしたり、ていうのをやったりもしてますよね。
柴田/それ、おーじは参加したよね。
おーじ/しました。僕が一番、入社して一番最初、サンフランシスコ行ったときに、四半期イベントでしたね。行きました。はい。
柴田/ちゃんと前に出てプレゼンしてなっかったっけ?
おーじ/しましたしました。ちょうどkintoneの新機能の紹介で、あって初回で行って、それでプレゼンしましたね。緊張しました。
柴田/あのときはおーじの売出しも兼ねてたから、ちゃんとおーじの顔を向こうで売ることがミッションだったからね。
おーじ/いやそうなんですよ。
篠原/新卒1年目から出張に行けるのってすごいいい環境だなって私思いました。私は中途できたので。
おーじ/いや、本当に感謝です。でもその1年前にアルバイトしてたっていうのもあったので、1年間、入社するまで、それは結構大きかったと思いますけど。
柴田/1年間準備体操してたからね。
おーじ/そうですね。準備体操を。あのトレーニング期間がないと出張には行けなかったかなって思います。
篠原/トレーニングが(笑)
柴田/篠原さんも1年目に出張行かなかったっけ?
篠原/はい、中途入社して、1年目、そうですね。2年目かな?行きましたね。結構わりとすぐに行かせていただいて。実は、それまで海外旅行にも行ったことなくて、もちろん海外出張も行ったことなくて、初めて国際線に乗りました。
柴田/そのときのミッションは、篠原さんを安全に日本まで返すことだった(笑)
篠原/(笑)初めてだったんで「はじめてのおつかい」状態で行きましたね、出張に。おっかなびっくりで、国際線に乗って。
柴田/あのときは2人で行ったよね?そういえば。
篠原/あ、そうですね。柴田さんと。
柴田/サンフランシスコの南のところの、ホテルに泊まった気がする。
篠原/なんかモーテルで。ちょうどそのとき、シリコンバレーの会社訪問も兼ねて行こう、みたいな感じで。Adobeとか、Facebookとか、Googleとか、Appleに見学に行きましたよね。
柴田/そう、初日に全部回った気がする。
篠原/行きましたね、車で。
柴田/ゴールデンゲートブリッジに行って、そっから南にぐーっと下がって。
おーじ/すごいですね。
篠原/ですね。懐かしい。
おーじ/なかなかハードスケジュールで。
篠原/そうそう。確かサンフランシスコ着いて、時差があるから、すぐ寝ちゃうと、もうずっと時差ボケで過ごすことになっちゃう、ってなって。
おーじ/いやー、本当そうですよね、あれ。僕ずっと眠かった!この間。
篠原/(笑)ずっと眠かった(笑)
柴田/それで初日にかなり行ったよね。
篠原/そうなんですよね。
おーじ/それいいですね。最初「とにかく動く」ってことですよね。それでハードにスケジュール組んで。いや、それがいいですよね。
柴田/初日は絶対、夜10時半まで寝ちゃいけないんだよ。
篠原/(笑)
おーじ/そうそう。サンフランシスコ行ったときも、僕それ柴田さんに言われて、それで外、散歩しに行ったりとか、夜にジム行ったりとかしてたんですよね。
篠原/あ、行ってたよね。
おーじ/そうなんですよ。
柴田/おーじは、夜にさ、ジムに行く習性があるからね。
一同/(笑)
おーじ/動物みたいに言うじゃないですか(笑)
柴田/どこにいても、まずジムを探しに行くからね(笑)
おーじ/そうなんですよね。一回ちょっとテリトリーを確認しないと。
篠原/テリトリー(笑)けど、フィールドリサーチも、兼ねているわけではないの?現地の。
おーじ/(笑)ていうことにしましょうか。そうですね。フィールドリサーチも兼ねて、っていう感じですね。
柴田/まずプロテインがどこで買えるかが大事だね。
おーじ/そうですね。その目的を達成するためにフィールドワークをしてるって感じですね。
篠原/(笑)
Adobeへ会社訪問(08:14)
柴田/会社訪問でいえば、篠原さん、Adobeにちゃんと見学したよね。
篠原/そうですね。見学させていただきました。ちょうど、新社ビルでしたっけ、が、経ったあと。
柴田/3本目の新しいビルが。
篠原/いや、なんかもう日本オフィスと本当に全然違いますね。仕事するところだけじゃなくて、ジムだったりとか、もちろん食堂だったりとか、休憩するスペースとか、ミーティングをするスペースとか、すべてに…すべてがデザインされてるっていうと、すごく平易な言葉になっちゃうんですけど。
柴田/Adobeは中がオシャレなんだよ。
篠原/すごく綺麗だしオシャレだし「ここで仕事したらかなりクリエイティビティなものが作れそうだな」って感じるようなオフィスでしたね。
柴田/しかも、みんな楽しみながらできる環境になっていて。
篠原/そうですね、すごく良かったですね。会議室とかも、会議がしやすいように壁一面がホワイトボードになってたり、そこに置かれているソファーとか机とかも一つずつ、何かやっぱり工夫がしてあって、全然違うなって思いましたね。
おーじ/なるほど。
篠原/さすがAdobeって感じでした。
柴田/しかも、そのときはPhotoshopチームのフロアを案内してくれたよね。
篠原/そうですね、見学させていただいて、確か歴代のPhotoshopのバージョンごとの部屋が何かありましたよね。
柴田/そうそう。ミーティングルームはねそれぞれのバージョンごとにこう変わっていて。
篠原/そうそう。中の内装もちょっと違うんですよね、バージョンごとに。
柴田/当時に流行ったものとかね。当時のグッズが置いてあったり。
篠原/うんうん。ありましたね。
柴田/そのうちまた行きましょう。Adobe。
おーじ/いきたいです。
篠原/ぜひぜひ。おーじにはぜひ行ってほしいですね。
柴田/ちょっとね、世界が違うから。
篠原/全然違いましたね。こういう刺激を得られるっていうのも出張では一個醍醐味でありますよね。
樋田/そうっすね。シリコンバレーの企業を見ると、やっぱ僕たちはまだまだだっていうのを、めちゃくちゃ感じますよね。全然まだまだっていう。グローバルで成功するってこういうことか、みたいなそういう雰囲気を感じれますよね。
エンジニアとサンフランシスコで開発合宿(10:28)
篠原/そうですね。そうだ、樋田さんは確かkintoneのエンジニアチームと一緒に2週間、サンフランシスコに滞在してたことがあるんですよね。ちょっとそのときの話をぜひ聞かせてください。
樋田/そうですね。開発チームやっぱりUSのことをちゃんと知ろうねっていうことで、2週間ぐらい、何人で行ったかな?5人くらいで行ったかな?
篠原/おー。
樋田/デザイナー、エンジニア、あとQAの人も一緒に。
篠原/あ、すごい。
樋田/Cybozu Innっていう、会社がサンフランシスコに借りているマンションがあって、そこでみんなでワイワイ楽しく開発をしながら、向こうで、サンフランシスコで開発の業務とかをやってみるっていう試みをやってましたね。
篠原/うんうん。
樋田/そこで現地のスタッフとかと交流したりとか、あとはこんなふうに我々開発してるんだよっていうのを見せたりとか、っていうのでやってましたね。
篠原/うんうん。
樋田/向こうの人にとっては、「あ、こんなふうに実際kintoneって作ってるんだな」っていうのが感じられてすごく良かったみたいです。
篠原/うん。我々がどういうことをしてるのかって知ってもらうためにもいい機会ですよね。
樋田/そうですね。これまでエンジニアの人ががっつり行くってことなかったので。実際はkintoneどう作られているか、みんな知らなかったんですよね。
篠原/なかなかわからないですよね。確かに。
おーじ/うんうんうん。
篠原/なるほど。どうでした?実際に開発、2週間現地でみっちりやってみて。
樋田/やっぱ、時差は大変ですよね(笑)
柴田/2週間いてさ、2週間目結構みんなダウンしてなかった?弱っていたような気がする(笑)
樋田/そうですね、みんなだんだん弱っていく、、(笑)
おーじ・篠原/(笑)
樋田/疲労がたまって、疲れてくるっていう感じだったんですけど、
篠原/うんうん。
柴田/その時、特に一部屋にこうね、みんなで集まって
樋田/そうそう。
柴田/こたつの部屋だったからだよ。
樋田/あそこ、狭かったですよね。
おーじ/うん。
柴田/ちょっとみんな座るにはね、
樋田/サンフランシスコにあるkintoneのオフィス。会議室を一つ借り切ってそこでずっと皆、作業してたんですけど、めっちゃ狭いんですよ。
篠原/確かに。
柴田/しかも畳だったしね。
樋田/畳で机とか椅子がない。皆、床に座って仕事をするみたいな、まあまあ大変な環境だったんですけど、それでも向こうの人とたくさんミーティングをして喋って、開発する環境見てもらって、めちゃくちゃ充実していた気がしますね。
篠原/いや~、いいですよね~。現地で開発するっていうのにも取り組んでいると。
Cybozu Inn(13:09)
篠原/そうですねCybozu Innの話が出たので、いろいろInnの話をしようかなあ。Cybozu Innっていうのはですね、アメリカのサンフランシスコにある、簡単に言うと、出張者のための宿みたいな、マンションの一室をちょっと借りて、出張中の人はそこに滞在して出張期間を過ごすっていうような感じで、いつも出張しているんですけど。
柴田/あれは2 LDKだよね。6人ぐらいまでは泊まれる感じだね。
篠原/そうですね。2LDKで、そうですね。
樋田/頑張れば6人ぐらいまでなら。男ばっかりで何も気にしない人達だったらそんな感じでもいけます。
柴田/そうだよね、Niaはまだそこを行ったことないよね。
Nia/だからどんな場所なんだろうっていう、頭の中ではすごい白くて広い家みたいなイメージだけすごい広がっています。
柴田/そこに入るまでにいろいろ関門があるから、それを乗り越えないといけないんだよ。
篠原/そうそう!
Nia/え、関門?
樋田/ドアとかが開けづらいんだよね?
Nia/そういう鍵が開かないとかそういう関門ですか?
柴田/そうそう。そういうちっちゃい関門を乗り越えるんだよ。
おーじ/そういえば、あったな~。
Nia/めっちゃ大変。
柴田/まずは、同じ棟が二つあるから、見た目が。
篠原/そう!そうなんですよね!
柴田/どっちの棟なのかが間違えると一生入れない。
篠原/一生入れない。
Nia/確かに。間違い探しみたい。
篠原/あと、最初のエントランス、その建物のエントランスを通過するときも施錠がかかってて、電子キーっていう、なんかSuicaみたいなものを想像していただけるとわかりやすいと思うんですけど、そういうのでピッと、ちょっとタッチしてから解除して入るっていう感じなんですけどその鍵がないと、エントランスの中にいる受付のお兄さんに、手を振って気づいてもらって、「開けて!」みたいなアピールをして開けてもらわないといけないっていうのがあって、そういう関門もあります。
Nia/それやばいですね。
篠原/あとエントランス入って、エレベーター乗って実際の部屋の扉の前まで来ると、そこの扉の鍵を開けるのもちょっとコツがいるんですよね。
柴田/開けられない人がいるからね。
篠原/そう私最初は開けられなかったんですよね。
おーじ/パワーがあれば、開けられるんでしたっけ?
篠原/回し方と力が必要で。そうそう、回したあとグッと押し込まないと、
Nia/へぇ~
篠原/開かないっていう。
おーじ/そういえばそうだったな。
篠原/そう、日本とは全然、鍵の仕組みが違うんだなって思ったりもしましたね。なんかホテルに泊まっているとそういうことって気づけないですけど、サイボウズInn、アパート、マンションを借りてるので、何かそういう、実際に現地で過ごすみたいなのもちょっと触れられていいなって私は思ったりしてます。
柴田/ここがいいのはあれだよね、1階にSafe-way(セーフ・ウェイ)がある。
おーじ/いやーほんと最高ですね。
篠原/そうですね。
樋田/Safe-way(セーフ・ウェイ)っていうのはあれですよね、スーパーマーケットのことですね。
篠原/そうですそうです。スーパーマーケットですね。
柴田/必要な食材はね、そこで調達すればいいし。
おーじ/いやーほんとに。
柴田/ビールワインざんまい。
篠原/柴田さんいつもそうですよね。
おーじ/めちゃめちゃでかいワイン買いますもんね。。
柴田/1.8Lのワインを必ず(笑)
樋田/それが必ず空になるという怖い事態になる。だからみんな、自炊とかするんですよね。
Nia/そうなんだ。
篠原/自炊もしますよね。樋田さん、ステーキ焼いていますよね。いつも。
樋田/うん、焼けって言われるんで焼きます。
篠原/おいしいステーキをいただきました。ありがとうございました。
柴田/あれ、おーじも作ってなかったっけ?
おーじ/作ってました!ハンバーガー作ってましたね。もうお肉が安いんで、いっぱい買って、みんなに振る舞いました。
篠原/ご馳走様でした。すごい上手でした。美味しかった。
おーじ/(笑)
篠原/リーンな肉をね、おーじはチョイスしてるよね。
おーじ/そうなんですよ。できるだけ脂肪が低いやつですね、赤身の多い。
篠原/筋肉のために。
柴田/それがSafe-way(セーフ・ウェイ)に売ってるんだね。
おーじ/あるんですよ。もう。
柴田/なるほど。
おーじ/品揃えがもう最高ですね。Safe-way(セーフ・ウェイ)は。
篠原/確かに日本のスーパーマーケットと違って、何か品揃えの幅が広い感じがしましたね。
おーじ/いや、もう全然違いますよね、それは。
篠原/お肉も赤身が多いものから脂肪が入っているものとか。
おーじ/そうですね。
篠原/なんか本当に種類が多くって、多分本当に多様な人がいるからそういう人たちのことも考えて、品揃えとかも用意してるんだろうなって思いました。あと日本食ゾーンもちゃんとあるんで。
Nia/あるんですか!
篠原/私は毎回チェックしています!
おーじ/でも篠原さんは持ってきてますからね。
篠原/持ってきてもいるんだけどね(笑)
おーじ/はい。
篠原/絶対、そう私は出張をしても、絶対日本食を食べる人です。はい。もちろんたまにハンバーガーとかも食べますけど、そうお腹を越すと出張が台無しになるので、そこはちょっと気をつけています。
おーじ/もう大切なことですよね体調管理は、海外出張中は。
篠原/はい。けど、1回「ここはアメリカだよ」みたいなこと言われちゃったときがあって。「ここはアメリカですよ、篠原さん」って。
樋田・おーじ/(笑)
柴田/それ、二晩連続で、同じ日本食のお店に行こうとしたから。
篠原/そうそう、行ったから。
樋田/お言葉ですが、って。
篠原/お言葉ですが、って言われてしまって。ちょっと胃腸も強くなりたいなって思います。あとはあれですよね、Cybozu Innに滞在していますけど、最初の頃、第二のCybozu Innを探せみたいな感じで、めぼしい家とか探しに行きましたよね。
柴田/開発陣がちゃんと泊まれるような一軒家を探しに、結構南の方に行きました。
篠原/いきましたよね。
柴田/確か、すごいいい家が、あ、楽天ハウス!
篠原/そうですね。楽天さんが借り上げてるのかな?いつも出張とかで使われているお家があってそこに一部屋だけ空きがあるので、確か使わせてもらえるみたいな感じで、PMの人が1回泊まってましたよね。
柴田/そこに見学に行きました。
篠原/見学に行きましたね。楽天ハウスもすごく良かったですね。
柴田/すごい一軒家のタウンハウスを借り切っているっていう、しかも新築。
おーじ/すごいな。
Nia/素敵。
篠原/なんかチームで出張に行って、何か1個機能を作るとか、アプリ作るとか、そういう合宿するとおもしろそうな家でしたね。
Nia/うん。
篠原/キッチンも揃ってるし、水回りも整ってるし、もう合宿ができるような感じの一軒家でしたね。
おーじ/うん。
柴田/今後またトライしていきましょう。そういうところで。
篠原/それはぜひぜひ。
おーじ/いいじゃないですか、楽しそうで!
篠原/楽しそうで。
柴田/でもあれだよね、こんなに海外でちゃんとリサーチをしている企業は、もう今日本は少ないので。
篠原・Nia/うんうん。
柴田/昔はやっぱ多かったんですよ。海外でしたり。
おーじ/そうですね。
柴田/だんだんちょっと景気が後退したりとか、日本の企業は元気なくなってきて。今日本の製品で海外に向かっているのはサイボウズであったりメルカリであったり。
篠原/メルカリさん、そうですね。
柴田/楽天も結構やってますね。
篠原/楽天さんも。
柴田/うん、結構限られてるのかな?そんな気がします。是非グローバルでやりたければ、サイボウズはとても良い場があるので。
おーじ/そうですね、うん。
篠原/ぜひ、海外でのリサーチに興味のある方は、サイボウズ デザイン&リサーチグループにきていただけると嬉しいです。
柴田/今後、デザイン拠点としても活用したいよね。デザイナーとPMとかね、エンジニアで、5人1チームくらいで滞在して作るのは、非常に良いと思います。
おーじ/うん。
篠原/これからアメリカにとどまらず、世界中に製品を広げていくっていう方針なので、そうですね。デザインはUSを拠点にいろいろやっていきたいですね。
柴田/やっぱり現地のユーザーをちゃんと見ることが大事だし。
篠原/うん。
柴田/現地の生活とかね、文化とか風習を感じながら作るっていうのはとても大事なので、是非トライしていきましょう。
篠原/ぜひやっていきましょう。
ハプニング話1:ペタルマの牛(22:00)
篠原/はい。じゃあせっかくなんで、ハプニング話もいろいろやっていきます?
一同/(笑)
柴田/必ず何かあるからね。
篠原/そう、必ず何かある。
おーじ/必ず何かがある。
篠原/じゃあおーじから披露してくださいよ。
おーじ/披露ですか(笑)いやいやいや。
柴田/いやでもおーじは割と慣れてる方だよね。海外とか。
おーじ/そうですね。
柴田/もともと暮らしてたもんね、サンディエゴとか。
おーじ/はい、旅行とかも普通に行くので。
柴田/それなのに。
おーじ/それなのに、はい。もうこれは別にあれですね、人としてですね。僕が
柴田/油断が。
おーじ/油断が。そう、サンフランシスコに出張したときに、僕すごいゴールデンゲートブリッジを見に行きたかったので、最後プレゼンも終わって、ちょっと最後の日に見に行くかなっていう、そんな遠くないんで20分ぐらいだったので、向こうのメンバーのミシェルに行きたいんだけどどうやって行けばいいかなって、いろいろ自転車とかバスだとかUberとか方法があるので、バスがいいよってすごい言われたんですよね。じゃあもうバスで行くよっていうふうになって。
柴田/その時、最初、おーじに言われて
おーじ/はい。
柴田/もう一緒に行くの面倒くさかったから。1人で行ってこいって言って。
おーじ/そうですよね。僕、柴田さんとか篠原さん誘ったんですけど断られてたんですよ。
篠原/(笑)
柴田/人生で何回行ってると思ってるんだよって。ゴールデンゲートブリッジに。
篠原/私はプレゼンで力尽きました。
おーじ/そうなんですよ。
柴田/おーじ、慣れてるし1人で行ってこいって言った。そしたら、ずっと。
おーじ/そうなんですよ。はい。
柴田/帰ってこなかったよね。
おーじ/そうなんですよ、バス乗れたんですけどね。普通にバス乗って、着くはずだったんですけど、もう起きたら、なんか周り、牛みたいな、そういうとこまで。だから距離でいうとだいたい60キロぐらい上に行っちゃったんですよね。
篠原/だいぶ遠くまで行ったよね。
柴田/ゴールデンゲートブリッジのはるか先まで行ったんだよね(笑)
おーじ/寝ちゃいましたね。はい。もう僕が寝たのが悪いんですよそこで。
篠原/なんていう都市まで行ったんだっけ?街まで。
おーじ/ペタルマっていう所まで行っちゃって。もう、牧草地帯ですよ。
柴田/現地のスタッフに聞いたらさ、その地名聞いたらビビってたよね。そこまで行ったんだ。
おーじ/ビビってましたよね。
篠原/びっくりしてましたね。
おーじ/セールスフォースタワーとかどこに行っちゃったのって感じ。
篠原/(笑)助けてくれた人いるんだよね。
おーじ/そうなんですよ。ちょうどバスに乗ってた人。その人も街で仕事してそっちに住んでたんで帰ってたんですけど、その人に「ちょっと街に帰りたいんだけど今日中に」って言ったら、それヤバいぞって言われて。それでやっと僕、一回すごいヤバいシチュエーションになってるのがわかって。でもその人すごく優しくて、結果的に僕を近くの帰りのバスがあるところまで車で送ってくれたんですよね。はい。
篠原/いや優しい。
柴田/超ラッキーだったよ。
おーじ/でも気をつけないと駄目ですよ。
柴田/普通はヤバいよね。
おーじ/しかも、しかも、もう普通に車に乗るなんて危ないので、知らない人のアメリカも、どこでもそうですけど。皆さんはくれぐれもしないようにと。はい。
柴田/反面教師にしないとね。
Nia/気をつけよう。
篠原/(笑)Niaちゃん、気をつけてください。
Nia/(笑)
柴田/とりあえずあれだね、もう1人で行動させないことにしよう。
Nia/はい。行かないですね。私は行かないです。
ハプニング話2:出張中病院に行った話(25:49)
篠原/樋田さん、ありますか?
樋田/僕はあれですよね。現地で病気になったっていうのが。
柴田/唯一の病院送りというか、何と言うか。
樋田/なんか向こうに行ってから背中が痛いなって思ってたら、帯状疱疹っていう病気になりまして。水疱瘡のウイルスが体に残ってて、疲れるとそれが出ちゃうっていう病気。
おーじ/へー。
樋田/まぁ、ちょっとびっくりして病院に行きましたよね(笑)
篠原/どうやって探したんですか?
樋田/あの病院はクレジットカードとか、保険の窓口に問い合わせて、保険が使える病院っていうのを探さないといけないんですよ。調べて一番近いところっていうのを紹介してもらって、予約を取ってもらっていきましたね。
篠原/おお、予約は英語でした?
樋田/予約は保険屋さんがやってくれたので。
篠原/あ!そこはやってくれるんですね、保険の方が。へぇ~。
樋田/病院もややこしい話は、あるところには通訳サービスっていうのがちゃんとあって、お願いすればそのタブレットで通訳の人と繋いで会話っていうか、できます。
篠原/おお!
樋田/なんで、病気の難しいってやりとりは通訳の人がやってくれる形です。
篠原/いやー、よかったですね、そういうのがあって。英語で詳細な症状とか伝えるのなんか難しそう。
樋田/絶対無理ですよね。
柴田/病名も分からないしね。
篠原/確かに。
樋田/病名も分からないしそうなんですよ。だいたい何か診療15分ぐらいでお薬もらって帰ったんですけど、請求が360ドルぐらいでした。
篠原/ヒエ~~~!
Nia/ヤバっ。
樋田/ヤバいですよね(笑)保険がないと払わないといけないんですけど。
柴田/もし救急車を呼べばそれだけですごい請求されるしね。
樋田/そうですね。さらに10倍ぐらいになるんじゃないですかね請求が。なんで、必ず保険あるかどうかをちょっと確認して行くと良いですね。
篠原/大切ですね、次回からチェックしよう。
柴田/あと歯医者さんも高いので、事前に日本で見てもらってから出張行った方がいいですよ。向こうで本当見てもらうだけで数万円取られる。
樋田/医療費は本当に半端ない。薬も高い。
出張する時気をつけること(28:22)
篠原/気をつけます。柴田さんはもうかなり出張のプロですけど、何か気をつけてることとかってあるんですかいつも?
柴田/そうですね。特に西海岸だと時差ボケするので、それをまずどうするかが一番じゃないですかね。初日でこう体調崩すと本当に1週間2週間の滞在が最悪になってしまうので。初日はずっと起きている。
樋田/いろんなテクニックを聞きましたよ。お肉食べるとか。
柴田/そう、着いてすぐお肉を食べるとか、日光に当たるのが大事。
篠原/日光に当たる。
柴田/で、体を起こす。で絶対にベットに行かない。寝ない。
Nia・篠原/(笑)
柴田/だいたいすぐね、ホテルにチェックインしてベッドに横になるともう最悪な事態になるので。夜の10時半11時までは絶対起きている。初日は特に。そうするとだいぶ緩和されます時差ボケは。
篠原/まずはそこからですか。他にありますか?
柴田/あとは何だろう?樋田さんパスポート空港に忘れそうになったけど。
一同/(笑)
樋田/日本の空港ですよね?あれ。
柴田/日本の空港に、そうそう(笑)
篠原/しかも日本の空港なんですね?
樋田/航空券の発券機に置いたままにしちゃった。
篠原/あー、取り忘れみたいな。
柴田/あれ良かったよね気付いて。
おーじ/あー、スキャンしたままってやつですね。
樋田/そうそうそう。
柴田/パスポートはもう肌身離さずだね。あれが無くなると本当大変になる。
樋田/出張じゃないですけど私台湾で一度すられてますしね。
Nia・篠原/え!
柴田/だよね!再発行とかって超大変だよね。
篠原/どうやるんですか再発行って?
柴田/領事館。
樋田/そう、領事館。台湾は領事館ないんですよ。正式に国交がないから。だから現地の事業みたいな、その会館に行って、面倒くさい手続きをたくさんするっていう。
篠原/うわー。
Nia/ヤバい。
樋田/ヤバいです(笑)
篠原/気をつけよう。
樋田/絶対取られちゃダメです。パスポート。
柴田/パスポートは本当大事だよね。
篠原/大事ですね。
柴田/昔は必ずパスポートはコピー取ったりとか、航空券もコピー取っとくというのが基本だったんだよね。それがあるだけで再発行、非常に手続きが楽になる。
篠原/そうなんですね。
Nia/なるほど。
柴田/確かにパスポートはまだコピー取っといてもいいかも。
樋田/コピーあると良かったなって思いました。取られた時。
篠原/そうなんですね。次回からはしっかりコピーして行こうかな。結構出張Tipsが集まってる気がしますね。
サンフランシスコのクラムチャウダー(31:12)
篠原/あと、サンフランシスコに出張行くと、帰りはいつもクラムチャウダー食べてますよね、みんなで。おつかれさまチャウダーみたいな感じで(笑)
おーじ/美味しいですよねあれ。
柴田/空港でね。うん。あれいいよね。
篠原/あれいいですね。終わった感。おつかれさま感あって。
樋田/そうですね。
柴田/確か最初に篠原さんと行ったときに、空港の中をを探しまくった気がする。クラムチャウダーを探して(笑)
篠原/そうそう!そうなんですよね。美味しいチャウダー。そしたら国内線、そのアメリカの国内線にはあるけど、国際線にはその探してたお店がなくて、しょんぼりしながら。
柴田/結局駄目で、だけど最後入ったら目の前にあったよね。
篠原/そうそうそう!あってそこでちゃんとクラムチャウダーが売っていて、最後、クラムチャウダーを食べてサンフランシスコを出発しましたね。なつかしい。おーじもこの間、去年かな?行った時ね、食べたよね。
おーじ/はい。美味しかった。
篠原/美味しかった。出張で疲れた体にしみますね。
おーじ/そうですね、あれ本当に美味しい。結構大きいですよね。
篠原/あ、そうそう!大きいよね。なんか顔ぐらいの大きさのパン。丸いパンをくり抜いてあって、そこにスープ?クラムチャウダーが入っていてみたいな。
おーじ/そうそうそうそう。
柴田/あれ、若い頃はまわりのパンまで全部食べたけど。
Nia・篠原/(笑)
柴田/最近は流石に食べなくなったけど(笑)
篠原/確かに量が多いですよね。
柴田/うん。
篠原/お腹いっぱいになっちゃいますもんね。
今後出張で取り組みたいこと(32:51)
篠原/いやあ、また行きたくなってきたな出張。ちょっと今はコロナで行けませんけど、そうですね、今後の出張のプランとかって、直近あるのかな?治ってから?
柴田/まず、コロナが明けたらだね。来年以降かな。
篠原/来年以降ですかね。
柴田/またどんどんリサーチに行きましょう。
篠原/そうですね。
おーじ/いやー行きたいですね。
篠原/現地の人に実際聞くみたいな、Weworkで行っているUTですか?ユーザーテストとか。
柴田/あー、去年、一昨年からやり始めたやつね。
篠原/はい。インタビューとか、なんかそういうのをもっと積極的にやっていきたいなあって、ちょっと私は思ってました。もっと現地の声を聞くみたいな。
柴田/うん。それまではユーザビリティラボ借りて、ちょっと仰々しくやってたけど。
おーじ/うんうん。
柴田/一昨年ぐらいから他社の人たちをサッと招いて、ミーティングルームでヒアリングするっていう、気軽なUTを始めたので、あれはいいね。あれはどんどんやっていきましょう。
篠原/はい。おーじは今後やっていきたいUTとかありますか?
おーじ/そうですね、今後やっていきたいUTは、あれですかね、もっとエスノグラフィとか去年から多分動き出してると思うんですけど、実際のユーザーの人の家とか、働いてる場所とか、はい。そういうところで、実際にもう本当にkintoneが使われるような環境をこちらから観察したいなっていう風に思っていますね。はい。
篠原/いいね。確かにそういうのもやっていきたいね。
おーじ/うん、やっていきたいですね。
篠原/樋田さんはいかがですか?
樋田/そうですね、やっぱり日本と違うところが本当に何なのかっていうのをちゃんと調べたいですね。グローバルで広げていく上で何が必要なのかっていうのをやっぱり現地を調べて見極めたいっていう気持ちがあります。
篠原/うん。確かに。Niaちゃんはこれから出張があると思うんですけど。Niaちゃんはこういうことをやりたいとか、ちょっと興味があるみたいなものってありますか?
Nia/そうですね。一度USの方が、東京オフィスに来られたことがあると思うんですけど、私も実際にお会いして、なんかもうちょっと何ですかね、一緒に業務する機会がなかなかやっぱりないから、そういうのが個人的には、リサーチももちろんやりたいですけど、働く、一緒に働くっていうのがワクワクします。
篠原/うん。ゆくゆくはね、やっていきましょう。いいですね。
エンディング(35:33)
篠原/はい。今日は海外出張体験記サンフランシスコ編というテーマでお話を伺いました。皆さん、ありがとうございました。
おーじ・Nia・樋田/ありがとうございました。
篠原/はい。ありがとうございます。最後にお知らせがあります。この度、この番組がポッドキャストで配信することになりました。今までnoteで音声ファイルを公開していたのですが、これからは、Cybozu Design Podcastという名前でApple Podcast、Spotify、Google Podcastsで配信していきます。皆さんぜひサブスクライブしてください。Cybozu Design Podcastと英字で検索していただければ出てくると思います。ぜひぜひよろしくお願いいたします。それではまた~。
おーじ/またね~。
柴田/またね~。
篠原/バイバーイ!
Nia/バイバーイ!