麻雀をやりはじめてみた人へ #34
麻雀をやったことない人はまずは、
を御覧ください。どうぞ。
初手として何を覚えるか
本当は役(アガリの形)を覚えるのが良いと思うんですが、いっぱいあるので大変。面倒だしゲームが勝手に色々つけてくれるのでゲームにお任せしましょう。
このゲームは最終的に点が高い人が勝ち!なので、1局ごとのアガリよりトータルが大事なのですが、初心者だとまずアガリたいはず。
アガれないと全く面白くないしね。
牌の種類を覚える
この記事の看板画像にもあるように
123456789
の数字牌(マンズ、ピンズ、ソーズ)があります。
と、
東南西北白發中
の字牌があります。
呼び方は、プレイしていく中で覚えられるので無視。
種類があって数字牌と字牌があることを覚えましょう。
1,9と字牌は捨てる
まず字牌は全部捨てましょう。ポイッ。
数字だけになったら、1,9を捨てましょう。ポイッ。
2~8までになったらそろそろ揃ってるかと思います。それでもまだ無駄なものがありそうなら、2,8を捨てましょう。ポイッ。
3~7の数字が大事な理由
3,4,5,6,7の数字牌は有効牌の範囲が広いです。
3つ揃える形を作るときに、3は1,2,3,4,5の5つが有効牌になります。
・13とあったら、あと2があれば形に。
・23とあったら、あと1,4があれば形に。
・33とあったら、あと3があれば形になるし、頭にもなります。
・34とあったら、あと2,5があれば形に。
・35とあったら、あと4があれば形に。
これが2、8だと有効牌の範囲が少し狭くなります。
2であれば1,2,3,4の4つが有効牌になります。
・?2とあったら、あと1があれば形に。
・12とあったら、あと3があれば形に。
・22とあったら、あと2があれば形になるし、頭にもなります。
・23とあったら、あと1,4があれば形に。
・24とあったら、あと3があれば形に。
と、まず5パターンあったうちの1パターン目がなくなります。一つ飛んだ向こうの数字が存在しないので。
さらに1、9だともっと有効牌の範囲が狭くなります。
1であれば1,2,3の3つしか有効牌がありません。
・?1とあったら、あと1があれば形に。
・?1とあったら、あと1があれば形に。
・11とあったら、あと1があれば形になるし、頭にもなります。
・12とあったら、あと3があれば形に。
・13とあったら、あと2があれば形に。
と5パターンあったうちの2つもなくなります。
同じ牌は4つしかない
同じ牌は4つしか存在しません。
111 のような形は通常作りづらく、123のような階段型(順子と書いてシュンツと読みます)を揃える方が揃えやすいです。
なんで字牌を捨てるのか
字牌は順子が存在しません。東南西で揃ったーってことはないです。
字牌だけは同じ物を3つ集める必要があります。2つで頭にすることもできますが基本的に連続系では役立たないです。
※役満など特定役は例外になります。
東東東 や 東東東東 の形でしか使えないのでゲームスタート時に配られた牌(配牌と書いてハイパイと言います)時点で、東東とか2個になってたら取っといてもOKですが基本捨てましょう。
それぐらい数字牌(45とか、23とかの形)の方がそろいやすい。
全部の牌が数字牌3種類で27。字牌7種類で34種類の牌がそれぞれ4つずつなので136牌ある。
東東とあった場合に後ほしいのは、同じ東なので2/136の確率。
23とあった場合に後ほしいのは、1,4が本命で2,3,5も使えそれぞれ4つずつはあるので18/136の確率で使える。単純計算9倍の確率で有利。
※18は 1,4,5の4枚ずつ計12枚と2,3の持ってる分を引いた3枚ずつ計6枚。
つまり数字牌の方が同じ物だけでなくプラスで周辺の数字牌が使えるのでそろいやすい。つまりアガリやすい。
うまくいったかの検証
上記のルールで麻雀を打ってリーチしたら、
・立直(リーチ)
・断么九(タンヤオ)
・平和(ピンフ)
あたりがつくと思います。平和はついたりつかなかったりしますが断么九は絶対につくはずです。
他にも何かつくかもしれませんがそれらは狙ってないんでプラスがある事に越したことない。ナイス。
まずいのは、アガれたけど断么九という役がついてない人は、何か間違えてます。
断么九とは?
上記に書いた通り1,9と字牌(么九牌と書いてヤオチューハイと言います)を使わない役(么九牌を断してるので断么九と書く)です。
つまり2~8までで形を作ってる場合につく役です。ポーカーでいえばワンペアみたいなもんです。
234 345 678 678 88 みたいな形です。
123とか駄目。111とかももちろん駄目。東東東とかあってももちろん駄目。
2~8ならなんでもいいので222とかでも333とかでもいいし、234とか678とかでもOKです。
断么九で上がれるようになったら
断么九で上がれるようになったら「鳴く」というアクションを解禁しよう。
これの解禁だ。
22 とか持ってて、人が2捨てたら「ポン」というボタンが光る。押してみよう。
34とか持ってて、人が5捨てたら「チー」というボタンが光る。押してみよう。
尚、カンだけはかなり特殊だけど「カン」が光ったら押してみていいと思う。カンは状況によって有利不利があるのでご注意を。
ポンとチーについて
ポンとチー(人からもらうカンも含めて)をすることを「鳴く」と言います。
ポンは222みたいに同じ物を3つ揃える時にやれること。
誰からでも鳴くことができます。断么九だけに使えるわけではなく、東東とか持ってて東を誰かが捨てたらポンできます。
チーは234みたいに順子にしたいときにできることです。
13持ってて2を鳴くとか、12持ってて3を鳴くとか。いずれにしても123の順子にできるよと。
チーは左隣の人(上家と書いてカミチャと言います)からしかできません。誰からでもできたらチーできまくってしまうので。
ちなみに同じ牌に対して、ポンとチーが同時にかぶった場合はポンが勝ちます。さらにいうとロンが勝つ。
カンはポンと同じ枠です(ポンの前提として2つ持ってるのでカンできるとしたらその人しかいないので競合することがない)。
東南西北白發中を使う
断么九で上がれるようになった。ポンとかチーの鳴くができるようになった。
が、19字牌(么九牌)だらけの配牌の時にアガれなくて困るはず。なので断么九じゃなくて字牌を使っても勝てる方法を知っておくと良いと思う。
それが「役牌(ヤクハイ)」という役。
風牌(東南西北)
3つ揃えるだけで役になるかどうかという話で、まず東南西北だが役になるものとならないものがある。
この東南西北は「風(かぜ)」というんですが、
自風(ジカゼ)、場風(バカゼ)というものがあってどちらも使える風になります。簡単にいうと2種類もしくは3種類が使えないです。
麻雀は東場(トンバ)を1~4局、南場(ナンバ)を1~4局やるのが通常です。半荘ルールってやつ。本来は西場、北場までやってたんでしょうけど今は普通南場で終わり。
聞いたことあるかもだけど、つまり最後になる南場4局はオーラスと言います。
さてそんな東場という4局分で東は「場風」にあたるので誰もが使える風牌になります。東場なら東は全員が使える。
また自分が座ってる場所で親を東として東南西北が割り振られてるはずです。それが「自風」。例えば親の人の隣に座っている(上家に東)なら自分は南家(ナンチャ)なので南が使える。他の人は南家じゃないから使えない。
これが例えば東1局なら、
東南西北白發中
の太字にした牌ならポンしていいけど西と北はポンしても役牌にならない。つまりポンしたらアガれないという例の罠にかかる。
上記の流れで東2局になったら、自分が親になるはず。このときは、
東南西北白發中
の太字にした牌ならポンして良くなる。西と北に加えて南もポンしても役牌にならない。東が場風であり自風でもあるので東をポンすると2役になる(1つで2度美味しい状態)。通称ダブトンと言います。
三元牌(白發中)
白發中は煩わしく考えなくて楽。全部ポンしてOK。全部を全員が使える。
尚、この白發中を全部3つ揃えるだけで役満の「大三元」という役でアガれます。
例外はいっぱいあるんだけど、これでさらに遊べるはず。
基本的には断么九をベースに進めるといいと思います。東場南場の全体の8割ぐらいは断么九ベースでアガリを狙いましょう。役牌アガリは2割ぐらいの配分でいいかな。
ということで僕と一緒に麻雀やりましょう。
おつした。
元々SEOの人でしたがウェブ関係ならなんでもござれの悪食です。言語、CMS(modxなど)、自転車、サッカー、オウガバトル、WCCF、ミニ四駆、TVゲーム全般、麻雀、武器・銃火器、未来・未知な物に反応します。