北熊本スマートICの利便から熊本県内交通の不便を思う(1)
昼に天草で仕事を終えた後、夕方からの合志市での会合に行くために少しでも早く到着したく、
高速を使い、昨年できたばかりの北熊本スマートインターチェンジを利用して移動しました。
(写真はカメラを法令に定められた範囲で設置し安全に配慮して撮影したものです)
無事に合志市に到着しましたが、着いたときには疲労は否めず。
(ドライブは休憩を入れて安全第一で)
移動時間は2時間15分。普段利用している一般道経由だと2時間30分くらい。今日はどうしても目的地に早く着きたかったので、高速料金も惜しくないのですが、普段ならおそらく使わないでしょう。
しかし、目的や当日の状況に合わせて移動ルートを選択できるというのは良いこと。ちょっと興味が出てきて「合志市から熊本県内の各都市への高速道経由・一般道経由それぞれの所要時間」を算出してみました。
県北の都市は、高速道路のメリットが低く使う必要性は低そうです。合志市からだと、いずれの都市も信号が少なく快適に走れるルートが存在し、高速に「わざわざ」乗ることは、普段の暮らしでもまず感じません。
一方で渋滞の多い熊本市を通らなくてはいけない県南エリアは、高速道路を使ったほうが良いシチュエーションが多そうです。
ただ高速道路が「直結」している人吉市や水俣市は時短効果が著しい一方で、似たような距離にある天草市は、高速道路を走れる距離が短いこと、最寄りインターである松橋インターがやや内陸よりにあり、海沿いを走る一般道に比べ走行距離が長くなることでメリットが小さくなってしまっています。このあたりに私の疲労の一因もあるかもしれません。
せっかくの高速道路も、活かされるシチュエーションが少ないというのは残念です。合志市の場合、新設の北熊本スマートインターの立地がよく、これでもメリットが出ている方ですが、インターチェンジが遠いところでは、さらに高速のメリットが活かしにくくなってしまいます。
そんな街が実は「県都」だったりする熊本県。投稿を改めて、そちらもみなさんと考えてみたいと思います。