【RUINER】サイバーパンクゲームの魅力
【はじめに】
開発「Reikon Games」、パブリッシャー「Devolver Digital」の見下ろしサイバーパンクアクションゲーム。「霊魂ゲームズ」と日本語だけどポーランドにあります。
ネタバレなしで魅力を紹介していこうと思います。
常に暗闇の中で赤い光に照らされるサイバーパンク
2091年サイバーパンクといえばこの年代。「人々の命を弄ぶことが、最高の娯楽となった」と暴力&暴力な世界観です。
主人公は何も喋ることができないものの、出てくる敵に対して殴る、斬る、撃つなど暴力で解決していきます。
薄暗い世界で光に照らされたサイバーパンクの世界の中を、さらに赤く染め上げていくのは爽快です。
主人公が喋らないことや、細部まで作りこまれたサイバーパンクの雰囲気が常に続き、没入感が凄まじい。
レンゴクサウス
「AKIRA」にビールの看板が落ちてくるようなシーンがありましたね、似たようなビールの看板があります。
そのほかにも、AKIRAのバイク登場シーン、マトリックス、キルビル、ゴーストライダー、エヴァンゲリオン、ベルセルク、バックトゥザヒューチャーなど、オマージュした小ネタがありました。
レンゴクサウスに流れるBGM
平沢進先生の「ISLAND DOOR(PARANESIAN CIRCLE)」が非常に世界観にあっていて、アジア系サイバーパンクの世界観に合う曲これしかないでしょ!というぐらい。
平沢進先生はベルセルク繋がりなのか、HERの胸元のバッチに生贄の烙印があります。
HERの存在
HERは主人公を導く存在であり、喋らない主人公に語り掛けてきます。
顔文字がかわいいキャラです。
RUINERのデータベースを開くとHERが語り掛ける口調で説明してくれていて面白いです。
ほかに死んだらアドバイスをくれたり、クリア時にスコアが高いと褒めてくれたりします。
翻訳が素晴らしい
「生皮を剥いでやらあ!」
どうやって翻訳したんだ、と思うようなセリフがたくさんあります。
人間味あふれるセリフで世界観に惹き込まれる一因にもなっています。
かっこいいサイバーパンクアート
ゲーム中のムービーも大迫力です。常に演出に切れ目がなく、いつだってサイバーパンク。
コンセプトアーティストのベネディクト・シュナイダーさんのアートhttps://www.artstation.com/szneider
ストーリーが面白い
なんといってもストーリーが面白い、とても設定が作りこまれています。
最初はわけのわからないままゲームが進んでいくがそれすら物語の内、苦しい暴力の世界の先へついたときには最高の体験になっているでしょう。
ぜひ「RUINER」をプレイしてみてください。