見出し画像

【社員インタビュー】社会人と学生の両立:成長のチャンスを逃さない、4年目エンジニアのリアル

CyberNEXTビジネス部でセキュリティ製品の運用保守を担当している式村さん。新卒で入社し、現在4年目。働きながら、大学でサイバーセキュリティを学ぶ学生でもあります。今回は、社会人と学生を両立する式村さんにインタビューしました。

自己紹介

― 今回はインタビューを引き受けていただきありがとうございます!まず、簡単に自己紹介をお願いします。

式村健太郎(しきむら けんたろう)です。2021年に入社し、セキュリティエンジニアとして4年目になります。プライベートでは、もともと筋トレ、ゲームが趣味ですが、最近ではインドカレーにハマってます!

― 「エンジニアとして4年目」とのことですが、担当業務を教えてください。

新卒から現在まで「セキュリティ製品全般の運用保守業務」を担当しています。具体的には、エンドポイントやサーバ、ネットワーク向けのセキュリティ製品に関する技術サポートなどを行っています。お客様がセキュリティ製品やサービスを効果的に、安心して利用できるようサポートしています。

エンジニアとして将来に不安を感じていた時に出会った学生の道

― 早速ですが、タイトルにもある「社会人学生」について、学生になったきっかけを教えてください。

最初のきっかけは、事業部で大学の講義受講を募集していたことです。私が所属するCyberNEXTビジネス部では、社員に東京電機大学の「CySec(国際化サイバーセキュリティ学特別コース)」の受講を推奨しています。
私自身、業務を通じてセキュリティ製品に関する知識は深まっていたものの、セキュリティ全般の知識が不足しており、エンジニアとして将来に不安を感じていました。そこで、今回の受講が良い機会になると考え、応募しました。

― CySecではセキュリティ全般を学べるんですね。

はい。前期3か月、後期3か月の計6か月のなかで、サイバーセキュリティに関する幅広い知識と実践的なスキルを学ぶことができます。技術的な面では、マルウェア解析やデジタルフォレンジックなどの実践的な演習を通じて、深い理解を深めています。また、技術以外の面では、法律や倫理、ガバナンスといった、仕事をする上で重要な知識も学ぶことができます。

“時間の貴重さ”を痛感している今だからこそ、意欲を持って学習できる

―講義で得た知識を業務に活かすことができ、またその逆も然り…社会人学生だからこそ得られる魅力ですね。
実際に大学に通われているわけですが、学生として大学に通うことと、社会人として大学に通うことの違いはありますか?

個人的に感じるのは「学習意欲」でしょうか。
学生時代は自由な時間が多く、自分のペースで好きなように学べる環境がありましたが、明確な目的を持って学習することは少なかったように思います。(私だけかもしれませんが…)
一方で、社会人になるとキャリアアップなど、明確な目的を持って学んでいます。また、“時間の貴重さ“を痛感しているので、一つ一つの授業を大切にしようという意欲が湧いてきます。この意識の違いが、学習意欲にプラスに働いているなと思います。

― 確かに、社会人になりあらためて「時間」がどれだけ貴重なものなのか、感じることが増えた気がします…社会人と学生の両立って、ぶっちゃけ可能なんでしょうか?

可能です。実際にやっているし、私の先輩方も過去受講されていた方多いので!
ただ、一番大変なのは、やはり時間管理ですね。平日の夜や休日に講義があるので、自由な時間が限られてしまいますし。 仕事の締め切りと講義の提出期限が重なることもあり、その際は少しストレスが溜まることもあります。 そういった状況を避けるために、前もって計画的に取り組むことが大切だなと感じています。

― 最後となりますが、社会人学生に挑戦しようと思っている方に向けてメッセージをください!

社会人学生として学ぶことは本当に大変ですが、自分を成長させる絶好の機会だと思います。迷っている時間がもったいないですし、この経験は貴重な財産となります。私も学んでいる途中なので、一緒に頑張りましょう!

― ありがとうございました!この記事を読んで社会人学生に挑戦しようと考えている人の後押しになれば嬉しいですね。

~編集後記~

「大学とは、学習の場である。ビジネスも、学習の場である。人生そのものが、学習の場なのだ」── トーマス・エジソン

人間は学ぶことから逃れられない。さまざまなことが目まぐるしく変化する現代において、その実感はより一層強まっているのではないでしょうか。
社会人学生に挑戦し、着実にスキルアップする式村さんは、筋トレやプロテインの話をするときよりも、輝いていました。
社会人と学生の両立において、時間という壁を乗り越えた先にある知識の習得は、自分自身の成長、そして企業の発展に大きく寄与することでしょう。

ライター:古市