階級社会の息苦しさ「窒息の街」
<文学(209歩目)>
現代フランスの鬼っ子の作品。
窒息の街
マリオン・メッシーナ (著), 手束 紀子 (翻訳)
早川書房
「209歩目」は、マリオン・メッシーナさんのデビュー作。
描きたいものを書いて、自らの考えを表明する。すごくパワーありました。
作家はデビュー作に、好きなこと、自らが関心を持つ問題を書ける。
まさに、メッシーナさんの経験が描かれている。
こぎれいで、生活しやすい集合住宅。欠けているものはチャンス。
ひどく貧しいのではない。それこそ、貧しい環境か