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サイバーエース社員の1日~SEOコンサルタント編~

皆さんこんにちは、CyberACE採用担当です。
今回は、皆様の「CyberACE社員の1日ってどんな流れなんだろう?SEOコンサルタントってどんな働き方しているの?」という質問にお応えすべく、社員インタビューを実施しました。
本日インタビューを受けてくださったのは、SEOコンサルタントの大橋 史弥(おおはし ふみひろ)さんです!

PROFILE

大橋 史弥(おおはし ふみひろ)
名古屋大学 情報学部にてデータサイエンティストになるためのアルゴリズムなどを学ぶ。
新卒ではSaaS系ベンチャー企業へ入社し、カスタマーサクセスとして広告代理店向けにツールの導入〜活用支援までを経験。
「20代の間に経験値やスキルを磨いておきたい」という想いから、サイバーエースに転職。
オープンポジションで面接を受けた際、大学の専攻やこれまでの経験をもってSEOコンサルタントとしてオファーをもらう。

一日の流れ

9:30~:出社 / タスク整理 /メール及びSlack確認・返信

始業時間は10:00とゆっくりめなので、起床は大体8:00くらいです。
始業前は社内のカレンダーツールに一日のTodoを書き出し、タスクを整理するのがルーティンです。
クライアントや社内で連携をとっているメンバーからのメールやSlackも確認し、まとめて返信していきます。

—— SEOコンサルタントがどのような業務をしているのか教えてください!

大きくは「既存案件の対応」と「新規提案」の2つに分かれます。それぞれの主な業務内容は以下の通りです。

  • 既存案件……クライアントのWebサイトのトラフィック(セッション数など)を分析し、そこから売り上げを最大化させるための施策を行う

  • 新規提案……クライアントのWebサイト状況を踏まえ、効果的なSEO対策を提案する

既存案件に関しては、メディアコンテンツ制作事業を展開している同グループ会社のCyberOWL(サイバーアウル)とも連携しながら進めており、そのディレクションを務めています。
新規提案は、サイバーエースの既存クライアントでかつSEO施策のニーズがありそうなところにアプローチし、お取引が決まったクライアントに対して自分がSEOフロントとして担当していくため、コンサルと合わせて営業的な動きもしていきます。

—— エースでは「広告運用コンサルタント」の職種も募集中ですよね。データを元に改善策を考えるのは共通の業務かと思いますが、SEOコンサルタントとの違いはどこにありますか?

広告運用コンサルタントの場合は比較的短期的な目標を設定することが多いですが、SEOコンサルタントの場合は中長期的な目標を掲げることが多いです。そこが大きな違いかなと思います。
広告費用を投下することで上部に掲載される広告と異なり、SEOは「ユーザーが検索する」という行動ありきで変化が見られるものです。新しく記事を作ったとしても、なかなか順位は変動しません。
基本的には、記事を書いてから3ヶ月〜半年くらいで目標の射程圏内にたどり着きます。広告と比べると即効性はないので、気長に向き合う必要がある仕事なんです。

10:00~:始業 前日のセッション・CV数を確認

始業後すぐは、前日のサイトへの流入数やCV(コンバージョン※)のチェックをします。
SEOにおいて、1日単位で大きく変動することは基本的に少ないです。しかしサイト上でエラーが起きていないか、目指している数値に対する進捗はどうかを確認するのが主な目的です。

※CV(コンバージョン)とは…ユーザーがテキスト広告のクリックや動画広告の視聴といったアクションを起こした後、広告主様にとって価値ある特定の行動(サイトでの商品購入や、スマートフォンでの問い合わせなど)に至ること。

11:00~:提案骨子作成・上長とすり合わせ

新規提案のための骨子作成の時間です。
上長とのすり合わせはこまめに行っており、進捗度合い3割・7割・9割…といったタイミングで細かくフィードバックをいただいています。

12:00~:提案資料作成

骨子のOKが出たら、提案資料の作成に移ります。数時間まとまった時間を確保したうえで取り掛かることが多いです。

—— 資料作成をするうえで心がけているポイントはありますか?

2つあります。1つ目はクライアントの期待値にしっかり答えられるように、肝となるポイントを手厚く資料にまとめておくこと。2つ目はSEOの知見があまりないクライアントにもわかりやすい内容に落とし込むことです。
「担当者が社内の決裁者に説明するときにも伝わる資料であること」は非常に重要なポイントかなと思っています。

—— SEOの知見がある方とない方とで、理解度が異ならないよう工夫しているのですね!

13:00~:ランチ

社内のカフェスペースで色んな種類のお弁当が売られているので、そこのお弁当を買って食べることが多いです。
たまにししゃも(※)に誘っていただくときは、渋谷ストリームやヒカリエなどに食べにいくときもあります。

※ししゃも制度とは…新入社員が入社3ヶ月の間、先輩社員をランチに誘うと双方のランチ代を全額会社が負担してくれるという、サイバーエースで大人気の福利厚生です。

14:00~:定例MTG準備・提案前MTG(社内)

「定例MTG」は、既存のクライアントと行っている週次MTGの前に、社内でその内容をすり合わせるための時間です。参加者は僕と上長、記事も扱っているのであればCyberOWLの担当者もアサインしています。

「提案前MTG」は、新規のクライアントへ提案する前に施策の方向性を社内で確認するための時間です。ひとつの提案前に3回程チームですり合わせしています。

—— 社内MTGを積んで、体制を整えているんですね!ちなみに大橋さんはSEO未経験で入社していると思いますが、キャッチアップするための社内勉強会などはあるのでしょうか?

サイバーエージェントにはSEO研究ラボというSEOに特化した研究を重ねている部署があり、そこで月一で開催されている勉強会を日々のアップデートに役立てています。サイバーエージェントグループの中にも有識者は多いので、質問しながら学びを深めていっています。もちろん、SNSでSEOに明るい方をフォローして情報をキャッチアップしたり、書籍を活用したりなど、自分から最新の情報を取りに行くことも大切にしています。クライアントにバリューを発揮するためにも、日々の努力は欠かせません。

15:00~:定例MTG実施(社外)

社内準備が整ったあとは、既存クライアントとの定例MTGです。目標に対する現在の数値を共有しつつ、目標と現状のギャップがあるのであればそれを埋めるための施策を提案しています。

16:00~:定例MTG後タスク実施

クライアントとの定例MTG後に発生した、エース側のタスクを整理しています。施策を管理しているシートの更新や、次回アポの調整などを行っています。

17:00~:クライアントとの進捗の電話/メール連絡

先方の施策の状況を確認したり、不明点の相談を一緒に解決していく時間です。
特に新規提案によって獲得した案件に関しては密にコミュニケーションをとって安心していただきたいので、毎日連絡をとっているケースも多いですね。

—— SEOコンサルタントも、クライアントとコミュニケーションを取る機会は多いんですね!

18:00~:提案資料作成・提案資料進捗MTG

進捗を共有したり、提案に関するフィードバックをいただいています。上長やCyberOWLの担当者らと「この資料の構成をもう少し変えたほうが良いかも」「ここの内容を手厚くしようか」といった話をしつつ、より良くなるよう改善を加えていくイメージです。

—— 大橋さんは、社内の営業/コンサル/クリエイターと関わる機会はありますか?

たとえば、自分が持っている案件の営業担当と「広告側の成果はどうですか?」「リスティング広告で成果を出せている検索キーワードのレポートがほしいです」といったコミュニケーションを取ることはあります。
特に新規提案の場合は、Google・ヤフーといった他の媒体の提案と一緒にSEOの提案をすることもあるので、同じMTGに参加することも都度あります。
また、エースが元々担当しているクライアントでSEOをまだ導入していないところに話を持ちかけにいくアクションもとても多いので、その点営業さんたちともかなりコミュニケーションをとっていますね。

—— 社内外問わず、さまざまな人たちとコミュニケーションをとっているんですね。ちなみに、SEOコンサルタントにはどんな人が向いていると思いますか?

まず、探究心が強い方が向いていると思います。
世の中にある当たり前なもの、身近に使っているもの、見ているもの、そういったものに対して「どうして〇〇なんだろう」という疑問や、それに対して「気になる!モヤモヤする、調べよう!」と、スマホですぐ調べてしまうような、そんな日々の小さな探究心がある人は向いているのではないかと思います。
また、SEOには正解がなく仮説立てと検証をひたすら繰り返していくことになるので、正解のない問いに対して根気強く向き合い続ける姿勢も大切だなと感じています。

—— なるほど、探究心が強い方や、正解がない中でも根気強く向き合っていける方に最適なんですね!大橋さんがこの仕事に就いて良かったと思うところがあれば教えてください。

「このサイトにはこういう施策が効くかも」と仮説を立てて提案したものがうまくハマって、サイトの流入数増加や売り上げ向上に繋がったときですね。正解のないものを追い続けているなかで、ひとつの最適解を見つけられたときはやりがいを感じます。
クライアントの期待以上のものを還元できて、感謝の言葉をいただいたときも嬉しいです。コンサルではありますが、フロントに立って密にコミュニケーションをとっているので、クライアントと一緒の目線で喜べるのはこの職種の醍醐味かもしれません。

19:00~:社内MTG / クライアントとの定例MTGで発生したタスクの実施

―— そろそろ終業時間ですが、お仕事の進捗はいかがですか?

今日のうちに、クライアントとの定例MTGで発生したタスクや議事録を少し整理したいと思っています。もし余裕がある日は、SEOの勉強時間に充てたいですね……!

―— キリの良いところまでって感じですね!最後に、SEOコンサルタントの仕事に興味がある方にひと言お願いします。

SEOコンサルは少数精鋭チームなので大変なことも多いですが、その分挑戦できる機会もたくさんあります。「やらせてください」と声をあげれば自由に任せてもらえるので、成長できる環境を求めている人におすすめです。
加えて、サイバーエージェントグループのSEOに関するアセットをフル活用できるのも強みであると思っていて。サイバーエージェント自体がAmebaブログといった自社メディアを持っているからこそ得られる知見や、インターネット業界トップクラスのアセット・分析ツールを用いてクライアントに還元できるのは非常に魅力的ですよね。

SEOの経験やスキルもより高めていける環境なので、ぜひ興味がある方はお待ちしています!


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