25歳、何も起こらない、何も感じない

自分は東京で、中小のIT企業に勤め初めて、2年が経とうとしている社会人です。大学に入るときに一年浪人したので、社会人2年目でも25歳です。子供の時思い描いていた25歳は仕事がバリバリできて結婚も考えていて、もしかしたら子供もいて、車を買ったり、家を買ったりしてるようなかっこいい姿でした。

今25歳。そんな姿になってるわけもなく、一人で7畳のアパートでラジオを聴きながら、少し寂しく思いながら、誰かに聞いてもらいたいわけでもなく、これを書いています。

この気持ちなんだろう。今まで自分は怒られないように生きてきました。特定の誰かからというより、自分に関わる全ての人に対してです。怒られないというのは少し違いました。今まで自分は好かれたくて生きてきました。それは高校までかなと思っていました。大学では親元を離れたこともあり、人の目を気にするということは少し減ったような気がしました。そして好きな人や好きなことに囲まれて生きていました。とても楽しくてこれまでの人生で一番楽しいかもしれないと思えたのはそれが初めてだったのかもしれません。

でも大学を卒業して、就職をし、働き始めて2年ほど経った今、何をするにも人のことを気にしている気がします。ご飯を食べたいなと思っても、知らない店に行って、ご飯が食べきれなくて、店員さんに怪訝に思われたらどうしようとか、人と仲良く話したいなと思っても、居酒屋に行って、隣の席の人に話しかけられて、つまらない人と思われたらどうしようとか考えてしまって、せっかく近所に飲食店はたくさんあるのに、全然足を運ぶ気が起きないのです。決して、誰とも関わり合いたくないわけではなくて、とても誰かと関わりたいのです。でも自分がつまらないと思われたり、魅力がないと思われるのが、怖くて、そればかり気にしてしまって、人と関わるのが怖いのです。会社の人は平気です。会社という決められた組織があるし、仕事で繋がっている関係なので安心できます。自分が原因で切れる関係ではないからです。もちろん関係を切りたくなれば、会社をやめればいいので、わかりやすくて心地よい関係です。でも友達が欲しいです。自分の話を聞いてくれて、相手の話を聞く、それだけできる友達が欲しいです。そんなことを思いながら、今日も寝るのです。

明日はもっと自分の気持ちが言葉で表せたらいいなと思います。

おやすみなさい。

ペンギンルイボス

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