社会課題に、アートは何ができるか?🎨
以前、ウクライナのチャリティー・アートイベントのHimawariに伺ったときの記事です。
ひまわりを1本手に取って、フラワーアートに参加。
水を含んだ緑色のスポンジに、「サクッ」と、ひまわりを挿します。
この音と感触。
・・・理解しました。
ただアートを見るだけではなく、体験として参加することで記憶に長く残ります。
Nakajoh さんに解説していただき、なるほどーと思っていましたが、実際に1本挿した瞬間にあぁこれは忘れないかもと納得しました。
ヒマワリを刺すという体験の新規性×体験が持つストーリー性で、短期記憶ではなく長期記憶の方に残りやすいと考えられます。
hiro Nakajoh さんの素敵なフラワーアート。
参加型の素敵なアートです。
200円でヒマワリが購入できて、これを観客が挿して作品制作に参加できます。
入場料や作品購入に加え、ヒマワリ代もウクライナへ寄付される仕組みのイベントです。
hiro Nakajoh さんのお話で、
アートには言葉の壁はなく、国境を越えるとの想いでこのイベントを作られたそうです。
素敵です。
参加型のフラワーアートに関しては、
体験し記憶に残ることで、長期的な支援に繋がるとの考えで創られたそうです。
このイベントからの寄付と、その後の長期的な支援に繋げる仕掛けをアートで実現しようとされていて、アイデアの広さと深さが興味深かったです。
私も精神障害者アート事業の準備を進めているので、アートの可能性にもっと触れていきたいなと思います。
熱い想いをもってなにかを創り出すと、そこには目に見えない付加価値が生まれますね。
素敵なアートイベント体験でした。