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通報したから、危ない

「警察に通報したからもう安心」

ではないんです。

連日同じようなネタですみません。

ストーカー、DV、
男女間トラブル、
同性間トラブル

恋愛感情のもつれ、同居人とのトラブル
に関しては、
「警察が介入したからこそ、危険」
とも言えるんです。

なぜか。
加害者側に
「警察が介入した以上、もう後がない」
という想いを芽生えさせる
ことがあるからです。

もう後がないけど、
「会いたい」「許せない」
などの気持ちがどうしても消えないので
加害者側は、
逮捕覚悟、場合によっては
命を懸けて被害者を追いかけ
凄惨な事件になってしまうことが
あります。

今までたくさんありました。

警察に通報(相談)をしない方がいい
という話ではありません。

少しでもトラブルになったら
積極的に通報(相談)するべきです。

それによって、大概の事案は
事態が良い方向に向かいます。

ただし、最悪の事態も
必ず想定しなければならない。

大事なのは、
「警察に任せたからもう安心」
ではなくて
警察が介入したからこそ
覚悟を持って、
徹底的に自衛手段を講じてほしい
ということです。

逃げる、離れる、近づかない
です。
物理的にも、精神的にも、ネット空間でも
です。

避難する、できれば引っ越す。

加害者に情をかけない。
心に寄り添わない。

SNSのアカウントを
思い切って変える。
変えられなければ最低限
加害者をブロックして
自分の投稿を見れないように
SNSを通じて相手から
連絡が来ないようにする。

本当は電話番号ごと
変えてもらいたいくらいです。

そこまでしなくても。と
思われる方がほとんどだと思いますが
ホントに根深く思っている人は
何をするかわかりません。

幸いなことに現職時代、
男女トラブルの末の殺人事件に
発展した事例はありませんでしたが、

警察に相談後に、逆恨みされ
自宅に押し掛けられたりする
事例は本当にたくさんありました。


恋愛からトラブルに発展する事例は
誰しもに起こり得ることです。

警察に通報したからこそ
危ない目に遭う可能性もある。

何よりも自衛が大事です。

今日もお読みいただき
ありがとうございました!
ではまた!!

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森 雅人(防犯法人ケイジケン代表理事)
ゆくゆくは元刑事が運営するシェルター、リアル「メゾン・ド・ポリス」を運営したいと思ってます!