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右では殴らない

ごめんなさい?
それで済むと思ってんのか。

自分の行動に責任も取れない ガキが、
生意気なこと言ってんじゃないわよ。



これは、
ドラマ「ストロベリーナイト」
第三話【右では殴らない(後編)】
の最後の方のシーンで
竹内結子さんが演じる姫川警部補が
取調べ中の女子高生に言ったセリフです。

現職時代、何度見返したことか。

上記のシーン、
女子高生の胸倉を掴んで壁に押し付けたまま
挙句の果てに女子高生の顔すれすれの壁を
右手で思いっきり殴るという、
現実の取り調べでは
絶対にやってはいけないことの
オンパレードのシーンです。
始末書だけで済むはずもありません。

実際にやってしまったら
「特別公務員暴行陵虐罪」
刑事が逮捕されます。

現実にはあり得ないシーンなんですけど、
なぜか、見るといつも涙が出てくるんですよね。
そして、見た後、スカッとする。

当時の私の気持ちを姫川玲子警部補が
代弁してくれてたんでしょうね。

次の勤務日に
否認をしている被疑者の取調べや
嫌な上司に大事な決裁を取らなければならないとき
など、「勝負の日」になる前日の夜は
このドラマを見て、自分を鼓舞してました。

ストロベリーナイトは、
このシーンのほかにも、
本物の刑事が見ても本当に面白い
ドラマでした。

捜査員同士の人間関係が
本当にリアルに描かれてました。

本物の刑事をやってると、
刑事ドラマって、現実離れし過ぎてたり
するからあんまりハマらないんですけど、
ストロベリーナイトは、
物語のリアルさ
組織のリアルさ、そして
竹内結子さんの熱演に
ドはまりしたドラマでした。

刑事が面白がる刑事ドラマ
皆さんも見てなかったら
ぜひ、見てみてくださいね!!

私の心の中では、竹内さんの「姫川玲子」
は生き続けています。

今日もどこかで
「ふざけんじゃないわよ」
って言いながら、事件の捜査をしています。

今日もお読みいただき
ありがとうございました!

ではまた!!

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森 雅人(防犯法人ケイジケン代表理事)
ゆくゆくは元刑事が運営するシェルター、リアル「メゾン・ド・ポリス」を運営したいと思ってます!