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【好事家音楽夜話】第七回 : R.I.P.

お久しぶりです、AKRです。

夜勤続きの仕事の忙しさによる疲労に加え、大好きだったアーティストの逝去によるショックからnoteを書く気力すらなくなっておりましたが、そんな中次々と青春時代から聴いていたアーティストたちの訃報が続き、今日また大好きなバンドのメンバーが旅立って行ってしまいました。

まだ高橋幸宏…いえ、ボクの世代的には"高橋ユキヒロ"の方が馴染みが深いかな、そのユキヒロの突然の訃報を聴き、最近でこそ細野派だったけれどリアルタイムでYMOにのめり込んでいたあの頃は間違いなくユキヒロ派だったのだから、訃報を聞いても涙こそ流さなかったものの確実にボクの中で何かが失われ、日に日に喪失感は大きくなって行った。

ユキヒロの曲を聴く気にもなれず、ここに追悼記事を書く気にもなれず、胸にポッカリ穴が空いてちょっとツラインダ状態のまま時は流れて行った。

そうこうしてる間に今度はYMOとも親交がありユキヒロとも仲の良かったシーナ&ロケッツの鮎川誠氏が旅立った。
シナロケはそこまで熱心には追っ掛けていなかったものの、やはり若かりしあの頃ALFAイヤーズには「格好良い!」と思わされたものだった。

その後もマンガ界の大物・松本零士氏も天に召された。
999などのSF作品のみならず男おいどんなど四畳半モノも好きで読んでいた身には、これまたツラい話題だった。

そしてさっき、ついさっき、仕事前に開いたTwitterで知ったムーンライダーズ のキーボーディスト・岡田徹氏の訃報…。

なんだ? 何の連鎖だ?
ああ、神様、もうこれ以上ボクの好きなアーティストたちを連れて行かないでくれ!…そう願わずにはいられない。

でも、ボクはまもなく57歳になる。
立派なアラカンのおっさんだ。
そのおっさんが若い頃から活躍しているアーティストたちがボクより先に逝ってしまうのは、道理としては間違ってはいない。

とは言え、そうなる事が必然であろうとも哀しみは、喪失感は、容赦なくボクやファンの心を打ちのめすのだ。
みんなあの人だけはいつまでも其処に居ると思ってしまうのだ。

どうか皆さん、天国でゆっくりと安らかにお過ごしください。

R.I.P.

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