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『Tour of Routhe Salvation ST4』

こんばんは、だいゆーですよ。UDでもあります。

本日は最終日。そして今大会最長ステージであり、最高の獲得標高です。
キナンとしては総合のジャンプアップ、そしてステージ優勝を狙いたい。

作戦

現在のキナンの順位的には守るより攻めなければならない。

79km地点にカテゴリー1のKOM、123km地点にカテゴリー2のKOMがあり、そこで敵チームの攻撃に便乗して攻撃するか場合によってはしっかり自分達からも仕掛けて行きたい。

ただ最初の山岳区間で攻撃を仕掛け成功した時としてもその後の区間でトマさんと泰史だけにしてしまっては結局集団に追いつかれるか、リーダーチームを上手くおいていけない可能性もある事から、できればトマさんと泰史以外はできれば前待ちで山岳の後にしっかりアシストができるようにしたい。

UDは逃げに乗ります。

レース

距離 174.5km
天気 雨のち晴れ
出走メンバー トマ、畑中、元喜、孫崎、泰史、UD

朝起きてからずっと曇り空。
夜には雨が降っていたらしく路面はビチョビチョ。
朝食を食べて終わってレースへ向けて準備をしている時には大雨。

最終日にしてこれは、、、とかなり萎える。

トルコの路面は本当に良く滑る。。。
晴れていても滑って落車する選手を度々目撃して、4月に走ったツアーオブターキーでの最終日はでは雨で落車多発の危険性からレースが中止になった。

そのことからスタート前はかなりビビり散らかす。
幸いな事にレースがスタートするころには雨は止んでくれた。
ただ路面は濡れているので引き続き注意は必要だ。

リアルスタートが切られてからアタック合戦開始。
昨日のしょっぱなの逃げが決まったという例があったから最初からしっかり動いていく。
しかし昨日とは打って変わって集団はとても積極的。
パレード走行の時点前の方にいる選手はピリついていて何かがおかしいと感じてはいたのだが、、、笑

そんな中で元喜さんとUD含む5~6名の逃げが先行。
これは逃がしてもらえるか、、、?と思ったが全力で追われて吸収。
そこからアタック合戦は更に加速。
しんどい笑

が、前待ち作戦をしっかり実行するべく可能性のありそうな動きにはしっかり反応していく。

30kmほど走った辺りで再び元喜さんとUD含む逃げが先行。
リーダーチームと総合で2番手につけているBIKE AIDが逃げに乗っていたの事から決まると思った。
ただ、彼らは最初はローテーションに加わったとしても回らなくなるだろうなとは思ったからそこがどのように影響してくるか。

逃げは11名。なかなかいい人数。

案の定さっき上げた2チームはほとんど引かなくなる。
後は逃げに乗ったは良いもののその時点でかなり疲弊している選手もいて、その選手も回らなくなる。
しかしタイムギャップを稼ぎたい選手も多くいたのでローテーションが完全に止まる事は無い。元喜さんもUDも前待ちでできる限りタイムギャップを稼いだ状態で山岳に突入したかったので休むことなく回り続ける。

とはいえ思惑が完全に一致しない逃げ集団では止まることは無いにしてもペースもそんなに上がらない。

タイム差は最大3分まで開くものの、そこから縮まっていき登り麓では1分まで詰まってしまっていた。
これは予想以上に早く捕まるかもと若干焦る。
このタイミングで捕まって更にアタック合戦でもあれば遅れてしまう可能性すらある。
何としても最初の峠だけは越えたかった。
逃げでも若干その認識はあったようで少々ペースが上がる。

一回目のKOMまで残り1kmの時点で集団は見えていた。そして一人追走で追いかけてきているのが見える。

結果的には集団に追いつかれることなく何とか一回目の峠をパス。
集団からブリッジして追いついてきたのはヴィクトワール広島のキンテロ選手。
総合でトマさんと同じような位置。
逃げ集団で総合トップ10の選手はキンテロ選手だけだったがどうしようか迷うが、言っても恐らく捕まる逃げではあるだろうから少しでもリーダーチームにダメージを負わせるという意味で一緒に逃げる事に力を使う。

一回目のKOMを終えてから再びタイム差は2分弱まで開く。

その後またじわじわとタイム差は縮まりはじめ2回目のKOMの麓から数キロ手前で捕まる。

できればKOM超えるかなるべく頂上に近い所で捕まりたかったが仕方がない。

そこからは集団で粘りの走りに変わる。
正直かなり足がパコっているが、最後のKOMを超える事ができれば勝算はある。

そしてKOMの峠。アタックが掛かる。
何とか集団についていたが残り1KMを切ってからドロップ。
しかし集団は見える位置で越えられたのでまだまだ復帰できる可能性はあると考え踏み続ける。

だが、、、KOMを超えてからの方がキツイ峠やアップダウンが現れ、全く追いつけずそのままグルペットでのゴールとなった。

先頭ではまたトマさんが孤軍奮闘してくれた。

感想

作戦通りの動きはできたが、結果に上手く繋げられなかったです。
タラレバですが、一回目のKOMが予想より緩かった事と、リーダーチームのコントロール下にある集団ではやはり少し余裕をもって走れる事から逃げが与えられたダメージは思ったより少なかったかなと感じました。

なので今回は1回目のKOMを終えてから集団に戻って休むというのも選択肢としてはあったのかなと感じました。
そこでしっかり休めていたら2回目のKOMをもしかしたら越えられた???
分かりませんが。

しかし良いチャレンジにはなったのではないかなと感じます。

次はJPT新城!!

ではではまた。

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