『Tour de Banyuwangi Ijen 2024 DNF』

こんばんは、だいゆーですよ。UDでもあります。

応援、心配してくださっていた皆様、報告が遅くなってしまいすみません。

復活して落ち着いたので、やっと書き始めました、、、
結論から言うと、しっかり食あたりしてしまい第2ステージの夜からダウンしていました。

夜中に何かがおかしいと目を覚まして、眠れなくなる。
深夜1時頃。なんか胃がムカムカ。。。
変な寝汗もかいていて、おかしいと感じつつも水分を取って気づかないふり。しかし次第に吐き気が襲ってきて、トイレに直行。リバース。

これはやったと悟。しかし、全く心当たりがないのです、、、
皆と同じものを食べていたし、しっかり食あたり対策でインドネシアに来る1カ月前から乳酸菌ローディング。

ただ夜中なのでもしかしたら明日になったら他の選手も当たっているかもしれない、、、と恐怖しながら先ずは自分がしっかり復活できるように持ってきていた正露丸を服用(インフォームドチョイスが入っているやつ)。

そのまま眠れぬまま夜が明ける。睡眠時間2時間ほど。

朝になり体温を測ると37.5度。
食欲は皆無。食べると吐いてしまうので食べられない。
ちなみに当たっているのはUDだけの模様。

レースはどうするか、、、
今日を乗り越えたらワンチャン明日には治っているかもしれないという事に願いを込めて出走はすることに。

皆には、戦力には数えないでくれとは伝えてある。

水分を取っても戻してしまい、補給食を取っても戻してしまう、、、
朝食も食べていないので、今日のレースのエネルギーはどこから賄うのか。
兎に角走るしかない!!補給食は多めに持っていく。

チャレンジャーとGUの高エネルギー系のドリンクを飲みながら集団で苦しむ。
集団先頭ではチームメイトが頑張ってくれているが、ここに無理に参加した場合早々に動けなくなるのは明白だったので、せめて何かできる事をとドリンクの運搬をする。

固形の補給食を取ったら2分後に吐き気に襲われて戻してしまうので、固形の補給食は食べられない。
ドリンクも全然吸収されている感じがしないが飲むしかなく、しかし飲んでいるのに体は乾くというカオスな自分の体に絶望しながらゴールを目指す。

そうこうしている内にキナンが乗っていない逃げが先行する。

面子、人数的にこのまま行かすには良くない。
集団はどこも牽引するチームがいなくて、キナンが引かなければタイム差はどんどん広がりそうな雰囲気。
この時ですでに3分。

内臓系は絶望的な状況なのだが、身体的な調子自体は昨日まで良かった事が功をなしていて、力を振り絞れば牽引はできそう。
それでもタイム差を縮めるほどの牽引はできないのだが、、、

終盤のKOMへ向けてペースアップがあり、他のチームも出てきたところで完全に体が終わる。

息ができなくなった。初めての経験。
踏めなくなり、牽引で同じく出し切った元喜さんが待ってくれていたが、UDと一緒にゴールを目指した場合、元喜さんまで巻き添えをくらう恐れがあったので先に行って貰った。

UDは希望をもってひたすらペース。

だが、KOMでタイムリミットを告げられて、終了。

レース後ピットへ戻ってから我慢できなくなり、リバース再び。

昨日の物プラス、今日飲んだドリンクと補給食が一気に大地へ還元。

何らかのウイルスにより内臓が機能していなくて、何にも消化吸収していませんでした。

我ながら何をエネルギー源に走っていたのか、、、
ただ今回、究極のエネルギー不足になったら息ができなくなるんだとわかりました。

レース後の夜、39度まで熱が上がりましたが、みんなのレースを部屋で観戦して安静にして、実質2日弱の絶食のお陰もあり回復。水分はしっかり取っていました。

なんとも不完全燃焼、とても辛い遠征になりました。
チームの一員として最後まで走れず悔しいです。

一旦体力がかなり落ちたように感じるので、また次に向けて積み重ねます。

ではではまた。

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