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北部九州 海沿いひとり旅1 はじめての阪九フェリー
福岡県から長崎県にかけて旅した4日間の記録。
旅の準備はこちらから↓
乗船
ついに、この日がやってきた!
フェリーといえば、宮島フェリーや桜島フェリーくらいしか乗ったことがなかったわたしにとって、人生はじめての長距離フェリー。
これから乗るのは阪九フェリー「ひびき」。
大阪・泉大津から、一晩かけて北九州・新門司へと向かうのだ。
南海電車と送迎バスを乗り継いで到着したフェリーターミナルから、いざ、船内へ。
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わかってはいたけど、船の中って広い!
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今回は初フェリー泊で不安だったため、プライバシーががっつり確保できる個室(デラックスシングル)を選択した。
個人的には大正解だったと思う。
乗船も、個室への入室も、二次元コードでできて
簡単。
ただしスマホを常に携帯しなければならない……(わりと忘れがちな人)。
部屋をひと通り確認してから、急いで展望デッキへ。
みるみるうちに暮れなずんでゆく、港の景色。
そしてついに、フェリーが岸を離れる時が。
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動いてる、動いてる。
ゆっくりと泉大津港が遠のく。
これで、明日の朝には九州なんだなあ……。
船内を楽しむ
さてさて。
早いうちに船を満喫しておこうと、気持ちを切り替えて大浴場へ。
平日ながら賑わっていたけれど、なんとか洗い場を確保。
タイミングよく、露天風呂にも入れた。
ひんやりとした潮風を浴びながらの入浴、とっても気持ちいい。最高。
お風呂上がりは浴衣に着替えて、明石海峡大橋の下を船が通過する様子を展望デッキで見物。
せっかくさっぱりしたあとで、また海上に出ちゃったけど、まあいっか。
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通過を見届けたのち、売店でいろいろとお土産を物色。
阪九フェリーのマスコットキャラクターである「ふねこ」のステッカーや手ぬぐいなどを、うっかりお買い上げした。
あとは、夜食用にフェリー名物シュークリームも購入。
これまた名物の、翌日朝の焼きたてパンを予約して、ミッション完了。
レストランで夕食を
ひとりだし、夕食は個室内で簡単に済ませてしまおうかなと携帯食も持参していたのだけれど、船内レストランを横目で見ていたら、ご飯食べたい欲がむくむくと。
レストランはカフェテリア方式。
バランスなど考慮せず、気になったおかずだけお盆に載せちゃったけど、まあいいでしょう。
ということで、いただきます!
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トラックドライバーさんが多いこともあって、ひとり席もたくさんあり、落ち着いて食事ができてありがたい限り。
ごちそうさまでした。
デザートは、先ほど買ったシュークリーム。
生クリームもりもりでおいしかった!
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夜更けの船室
やりたいことは大体できたので、自室にこもってごろごろ。
しかし、寝つけず……。
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室内テレビで船の現在位置を確認しつつ、音楽を聴きながら、ただただ夜が明けていくのを待った。
自分がたてる物音だったりを気にしなくて済むので、個室にしてよかった……。
下船と夜明け
朝いちばん、昨晩予約しておいたパンを受け取って朝食とした。
あたたかくておいしい。
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そしてAM6:00。
定刻どおりに新門司港着、下船。
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結局まんじりともせず迎えた朝。
長かったような、あっという間だったような。
でも楽しかったのは間違いなく、またこの航路も、別の船にも、ぜひ乗りたいなあと思った一夜でした。
フェリーターミナル前にて待ってくれていたバスで、小倉駅へ。
九州に上陸して、旅、2日目のスタートです。