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#2 メルボルンでのワーホリ生活(語学学校とインターン)
お久しぶりです。前回の投稿から日が経ってしました。
8月の中旬に日本を経ち、メルボルンに来て早くも2ヶ月が経過しようとしています。初日から今日まで、本当に一瞬でした。今回の投稿では、ここまでのメルボルンでのワーホリ生活を振り返り、自分の中で思考を整理すること、これからの生活の目標を明確にするために文章を書こうと思います。また、読んでくださる皆様に、ワーホリや英語学習に関して少しでも有益な情報や言葉を残せたら嬉しく思います。
1. メルボルンでの生活
本日はメルボルンは10月2日日曜日です。今日からサマータイムが始まり、日本との時差は1時間から2時間に広がりました。サマータイムを経験するのは初めてのことなので、生活にどのような影響が出るのか楽しみに感じています。
8月の中旬に到着した時には寒さで毎日凍えていましたが、だんだんと気温も上がってきており、季節的には春に突入しているらしいです。しかし、メルボルンという街は『1日のうちに四季がある』と言われるほど、1日を通して寒暖差が大きく、また天気も予測しずらい街です。いきなり雨が降ったかと思えば10分後には晴れる、といった天気が日常的です。本当にメルボルンに住んでいると、天気次第で気分も上下します。
食事に関しては基本的に困ることはありません。CBDと呼ばれるシティにはたくさんのレストランがあり、日本料理はもちろん、中華、韓国、タイ、マレーシア、ベトナム、インド料理といったアジア料理を始め、トルコ、イタリアン、メキシコ、コロンビア料理などの世界中の料理を食べることができます。多民族国家のオーストラリアならではの特色ではないかなと思います。加えて、アジアンスーパーも多数あり、日本の調味料も手に入れることができるため、日本食を自炊することも容易な点も素晴らしいと思います。これほど世界中の料理を楽しむことができるオーストラリアですが、オーストラリア料理といった決まった料理はないらしく、これも面白い点です。しかし、ミートパイやラミントンと呼ばれる洋菓子など、有名なものもいくつかあります。
ワーホリの話になると一番の注目点はお金の話かと思います。物価に関してですが、大体レストランやカフェで一品を頼むと20$以上することがほとんどだと思います。しかし、例えばカフェで小さいサイズのフード(クロワッサンやケーキ)を頼めば10$以下であることが多いです。また、一品が日本のものに比べて大きサイズで提供されることも多いため、数人でシェアしたり、残りを持ち帰るといったことを考えると妥当な価格なのかなとも思います。しかし、バーやレストランでお酒を飲む際には非常にお金がかかります。最低でも1杯10$以上することが多く、何杯か飲むとすぐに50$は飛んでいきます笑。また、こっちでは日本の居酒屋のような店は少なく、基本お酒を飲む際にはバーやパブのような店で飲むため、つまみもなしにお酒だけ楽しんでいる人が多いのも興味深いと感じています。
スーパーの物価に関しては基本的に日本と変わらないような気もしますが、ColesやWoolworthと呼ばれる二つのメジャーなスーパーでは、週に応じて半額商品や値引き商品が設定されたり、一日の終わり頃になるとquicksaleで一部の商品が安くなったりするので、そのようなタイミングを狙っていくと節約することができるかと思います。スーパーで買い物をしていて面白いなと感じる点としては、フルーツなどがkg単位で価格設定されている点、二つ買うと安くなるような売り方をされていることが多い点、牛乳などの乳製品の種類が異常に多い点、魚介類が非常に高い点があります。前述の通り、外食の際には物価の高さを体感しますが、スーパーで食材を揃えて自炊すれば安く済むことを考えると日本と同様なのではないかなと思います。日本でもそんなに頻繁に外食するわけでもないですし、加えてオーストラリアの最低賃金が日本の約2倍であることを考えると、相応の物価なのかなと感じています。
2. 語学学校と英語学習
私自身、英語が話せるようになることを一番の目的として海外に来ました。
そのため、現在も語学学校に通っているわけですが、ここについても触れていこうと思います。
語学学校自体、通うのは初めての経験だったので最初の頃はいろいろな国の出身の学生がいることや英語のみでの授業の様子などに戸惑いましたが、だんだんと友達も出来始め、慣れてくると学校での生活を楽しめるようになりました。
ほとんどの語学学校では英語のレベルに応じてクラスが分かれていることが多く、英語初心者から上級者までいることはもちろん、世界各国から生徒が集まってきています。特に日本、韓国、タイ、トルコ、コロンビアからの生徒が多いように感じます。タイ人やベトナム人の英語のアクセントはとてもクセが強く、聞き取るのがとても難しいです。同様に、スペイン語圏のラテン系の人たちの英語はスペイン語を話しているのではないかと思うくらい、スペイン語のアクセントが強いです。個人的には韓国人の英語が一番、文法的にも発音的にもクリアで聞き取りやすく、理解しやすいように感じます。また、日本や韓国以外の国からの生徒は25歳以上や30歳以上の人も多く、そのような年齢の人々と同じクラスで授業を受けていることにいまだに慣れない感じもします。海外の人々は本当に日本のことが好きで、自分が日本人だと言うと、日本のこの街が好きだとか、このアニメが好きだとか、行ってみたいとかものすごい興味を持ってくれるので、日本人として誇らしさを感じます笑。
やはり海外の学校の自由さにはいまだに驚く部分があります。基本的にみんな授業には遅れてきますし、自由に教室を出たり入ったり、授業中の飲食も自由、先生もこれらに関して何も言いません。みんな積極的に意見を言うし、手を挙げて先生が指してから発表するということもなく、その場ですぐに質問したりします。この文化は本当にいいことだなと思いました。みんな学習している立場なので、その質問に対して誰も笑ったり、からかうようなこともありません。逆に意見も言わず、黙っていると、先生からも周りの生徒からもやる気がない生徒として見られるように感じます。そのため、日々のクラスでの態度はもちろん、授業初日の立ち振る舞いも重要かなと感じました。やはり、いくらみんな陽気な性格とはいえ、顔見知りもいない初日のクラスはやはり静かになりがちです。そこで、最初に発言したり、先生とコミュニケーションを取ることで、先生からも周りの生徒からの信頼も得られるように感じます。このような語学学校でのクラスでの立ち回りは、就活の際のグループディスカッションなどにおいても活きていくのではないかなと思います。この点に関しては、いつかの投稿で話せたらと思っています。
この語学学校ですが、私のようなワーホリビザで通うと最大4ヶ月通うことができます。しかし2ヶ月ほど通ったいま、4ヶ月は長いように感じ始めています。と言うのも、語学学校はあくまで英語が話せない人々が集まる場所であるからです。そのため、ネイティブの人はおらず、生徒同士も英語が未完全な状態でコミュニケーションを取るため、お互いに英語力の向上が思ったようにいかないこともあるのではないかなと個人的に感じました。この点に関しては、上のレベルのクラスであれば心配はないのですが、下のレベルのクラスであると英語力の向上は思ったほどではないように思います。しかし、語学学校に通うことで友達ができ、異国の地での最初の不安が減ること、外国の人とのコミュニケーションや英語環境に対して慣れることができることを考えると、語学学校に通うメリットはあると思います。しかし前述の通り、4ヶ月以上となると長いように感じます。加えて、メルボルンではカフェの仕事も盛んであり、営業時間が朝早くから昼過ぎであったり、このような仕事面に関してワーホリビザの人にとっては語学学校が弊害になってくる可能性も少なくないように感じます。
メルボルンに来てから2ヶ月が経とうとしていますが、語学学校はもちろんのこと、シティにはアジア人が本当に多く、英語力の向上に関しては自分で勉強していないと伸びないなと痛感しています。実際、語学学校にも学生ビザで半年以上通っているにも関わらず、ほとんど話せる様になっていない生徒もいます。個人的な意見としては、自分で学習する際にインプットを意識して語彙を増やしたり正しい文法を理解した上で、学校やその他での会話の際に積極的にアウトプットを意識するのがいいのではないかと感じています。また、英語はもちろんのこと、その他の言語に関して、「学習する」と言うよりも「習得する」という捉え方の方が良いように思えます。言語はあくまでもコミュニケーションツールであるため、この捉え方によって吸収が速くなると思いますし、躊躇わずに積極的にアウトプットしていくことが重要だと思います。
3. ワーホリ生活での目標
最後にこのワーホリ生活での目標に関して、半分自分自身に向けて書いていこうと思います。
ワーホリビザは学生ビザでの滞在や大学への留学と比べて、自由度が圧倒的に高く、ビザを習得した地で何をするかは個人の自由になります。一生ホリデーをしてても良いですし、好きな職種・場所で働くことができます。そのため、この限られた時間の中で「自分が何をしたいのか」「日本に戻った際に何をしたいのか、そのためにここで何をするのか」といった目標を持つことが大切だと感じています。例えば、日本人同士でシェアハウスをして日本人のスタッフの多いジャパレスで働くという選択をした場合、私的には日本でフリーターをやっているのと変わらないなと思ってしまいます。もちろん、人それぞれワーホリに来る理由はそれぞれなので、何が良くて悪いと言う話ではありません。あくまで個人的に、せっかく海外に来たのだから、日本ではできないような経験をしたいと思っています。
今の段階での私のメルボルンでの目標は、現地の企業でインターンとしてオフィスジョブで働くことです。
その理由としては、
・最も英語に浸れる環境であると思われること
・マーケティングやコンサルといった分野に興味があるため必然的にオフィスジョブになること
・加えて、就活を考えた際にガクチカとして話せる内容になること
が挙げられます。
経験重視のオーストラリアではインターンにアプライする際に、オーストラリアでのインターンなどの経験がいることが多いらしく、未経験ではアプライができないようです。また、インターンの募集条件に正社員で求められるようなその分野でのスキルが必要だったりします。この点は日本とは大きく違うと感じます。また、3ヶ月ほどのインターンも無給であるあることが多く、生活などを考えた際にもリスクがあるように感じています。
私自身としては、現在インターンのためのインターンを始めたところですが、このインターンが終わり次第現地の企業のインターンにアプライしようと考えています。このインターンに関してもいつかの投稿で書けたらと思っています。
他にも挑戦したいことはいくつかありますが、最終目標を考えた時に
・何を優先してやらなければいけないのか、
・何に時間を割かなければならないのか、
帰国までのこの限られた時間の中で、常に考えながら生活することが重要になると感じています。日本で大学生としてただ漠然と日々を送っていた時に比べて、何かしなきゃ、少しでも英語を伸ばそうといったように毎日何かに追われている環境は大変にも感じますが、嬉しく、ありがたいようにも思えます。この気持ちを忘れずにこれからもここメルボルンで生活していこうと思います。