日記と『魔法』
柄にもないテーマで文章を書き殴る。
今の私を表してくれた曲に出会えたので、歌詞を引用しながらいろいろ思い出して整理したい。
多分長ーい時間をかけて、私の中で君が好きの感情が育ってきた。今がその最高潮で、これから先にもっと更新していけたらと思う。いつもみんなに優しい君が、私だけに見せる優しさをくれたらと願ってしまう。
どうしたらちゃんと分かってくれるかな 好きになってくれるかな 届けたい ずっと隣にいたいこと 笑い合っていたいこと ー『魔法』ナナヲアカリ より
好きを自覚した大きいきっかけは多分2つ。
1個目はゲームで君と君の友人と私で通信したとき。私が話したことを覚えていて、誘ってくれた。詳細は省くがだいぶレアで大胆なお誘いだった。でも乗ってみたら案外楽しかったし誰かがそれをみて楽しかった!って言ってくれたのが嬉しかったな
たまたまあのことで話題が合って、タイミングがよかっただけかもしれないけど。でも私だけに声をかけたのは事実だし、特別なのではって思っても仕方ないよね?
いくつもの”もしかして”を 散らばった”どうして”を 確かめてみたいんだ 少し怖いけれど ー『魔法』ナナヲアカリ より
2個目はサークルで集まった時の夜。みんなが眠りについた午前3時ぐらいだったかな。ここ数年で一番ドキドキして自分の置かれている状況が信じられなかった。
いつも話題の中心にいておちゃらけてる君が、盛大にビビりながらゾンビゲームをプレイしていた。その隣で攻略を検索する私。
自然と体が近づいて、肌が触れて肩を寄せてしまった。どっちから近づいてったんだろう?もう覚えてないや。ごめんねって言いながらも離れようとしない君と、何度も至近距離で目が合っては画面に目を逸らした。私がパーソナルスペースに他人を、しかも異性を入れるなんて何年振りだろう。あのまま見つめ合っていたらどうなっていたんだろう。どうもならないか。
終わった後君はめっちゃドキドキしたなあって言ってたけど、私もドキドキしてたんだよ。でも私はゾンビにはビビらないよ。
今まで私が女として人間関係に立ち入ると、ロクなことが起きた試しがなかった。だから女を捨ててオシャレするのは推しに会うときだけにした。太ってもあんまり気にせず生きてきた。でもこの時に私も女の子でいていいのかな、誰かにドキドキして好きになってもいいのかなと気づいた。自分でかけた呪いが1つ解けたような気持ちだった。
目が合えば逸らすのは どうしてだろう たまにある優しさの 理由を知りたい 期待しちゃっているのかな それはない? それでもって願うから どうか
ー『魔法』ナナヲアカリ より
「もし嫌じゃなければ一緒に映画行かない?」って送ってから返信が来るまで、心が一瞬も休まらなくて不安と期待でぐるぐるだった。自分から異性を誘うなんてしたことないし、ましてや友達が多くて人気者の君を誘うなんて普段の私からは考えられない。よく頑張った私。偉いぞ。
忙殺されてるのは分かっていたけど、返信を待っている間は1日が長くて仕方がなかった。ブロックされていないか何度も確かめては絶望のツイートを壁に投げ続けていた。何かやらかした?距離の詰め方間違えた?何度も自問自答して、この恋は終わった、諦めようとさえ思った。それでも追いLINEをしなかった私、偉いぞ。
一歩一歩 大切にしなくちゃな ちょっと焦って 距離間違えちゃうけど
ー『魔法』ナナヲアカリ より
ランチ行ってから映画行こう!って言ってくれたのは君だった。
2人きりでじっくり話すのは初めてのはずなのに、いつも他人と話していても出てきてくれない話題がするする出てきた。君の会話スキルのおかげかな。
映画の話、ディズニーの話(これは喋りすぎてた自覚ある、キモオタでごめん)、サークルの話。普段話さない分、饒舌になってしまった。なんであんなに自然に話せたんだろう?コミュ障は薬でも治ってないはずなのに。笑ったり質問して話を広げてくれるのがすごく嬉しかった。
それから名前+ちゃんで呼ばれたの久しぶりで、でも前とは意味が違うような気がしてしまって今でもにやけてしまう。あー気持ち悪い私。
映画は私が見たかったという理由だけで『クルエラ』をチョイスしてしまった。他に見たいのもなかったけど、失敗したと一瞬思った。でも誰かに誘われなきゃ見ないから「ラッキー」と言える君の感性が好き。
君の香水の香りでドキドキしつつも、いいシーンで大きなリアクションを取る君を見て笑ってしまった。わかるよ。
面白かった、めっちゃ楽しかったって言ってくれてホッとして本当に嬉しかった。誘ってくれてありがとうって言葉も優しい君らしくてときめいた。後に君の予定が入ってたのは最高に残念で寂しかったけど、見送ってくれてありがとう。
覚えてる 名前を呼ぶ声を 繋いだ手の温度を きみだけの魔法が 嬉しくって泣いちゃうから ー『魔法』ナナヲアカリ より
映画や音楽の趣味は合ってると思うけど、居心地がいい人の条件は人それぞれだ。君はどんな人といたいと思うんだろう。私はどうしたら君の隣に居られる?そもそも君と私なんかが釣り合うのだろうか。
他にも騙されてるのかもとか、他の女の子にも同じことしてるんじゃないかとか不安になるときもある。でもその時は好きの気持ちは消えてるだろうし、今君と繋がりがあることを大事にしようね。
ひと夏の恋とはよく言うけれど、そうはしたくない。できれば時間をかけてもっと好きになりたいし、できれば好きになって欲しい。これを最後の恋煩いにしたいぐらいに。だから珍しくて初めてで輝くようなこの感情を大事にして、言葉にしておきたかった。去年悩んで苦しんだ分遅れてきた青春、今度こそやりたいようにしたい!ただのいい子ちゃんの私は私が殺す!!
できるかな きみと笑えるように 好きをもらえるように きみだけに魔法が 使えたらって思うんだ ー『魔法』ナナヲアカリ より
読み返して思ったけど、こいつめちゃくちゃ重い女じゃない?