あと三日
今日は思わず外に飛び出したくなるくらいの青空
療養している部屋の窓を開け、取り込むくらいでしかその空気をたのしむことができない
コロナ療養五日目の体調チェックをする
熱36.4 、鼻が少しつまる、痰もからむ
しかしなんと喉の痛みが…10のうちの1くらいになってきた(唾を飲み込んだときに筋肉痛みたいにまだ喉の奥が痛かった頃のことをおぼえてる、みたいな感覚)
いやはや、こんなに嬉しかったのは療養生活初である
昨日までは、喉痛い〜あ〜どうなっちゃうんだろうって気持ちとの闘いで、結構何度も前向きポイントを行使していたけど、今日はナチュラルに前向きに
普段はわりとネガティブ思考はしないが、先の見えない療養生活にはやはり不安をおぼえることもあった
そんな矢先、友人からLINEが
「すし酢を玄関のドアの脇に置いておいたからどうぞ!」という趣旨である
すぐさま階段を駆け下りてドアを開けると、そこにはプラスティック袋に入った紙袋が
中にはすし酢ひと瓶、おさつチップス、チョコのお菓子
ただ荷物がそっと置いてあって、もう友人の姿もない
それが逆にアイ・ミス・ユー感を増長させる
すぐに開けて食べてみると、柚子の香りのすし酢の爽やかさが、今日の青天とマッチする
長くて辛い療養生活の中に、明るい光が射すこともある
娘の元気ありあまる声
息子の「行ってくるべし」
友人とのやりとり
こんな空の色
あと三日なんだ
普通の生活まで
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