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おいもが100匹

ほくほくおいもクラブに所属している、しあんと申します。普段はさつまいも部で活動しており、時々じゃがいも部にも顔を出させていただいております。

好きなさつまいもは紅はるか、好きなさつまいも料理は焼き芋、スイートポテト、鮭とおさつのちゃんちゃん焼き、おいもごはん……さつまいもの料理で嫌いなものはありません。牛角はおいも屋さんだと聞いております。

おいも、というだけでも素晴らしい響き。

おいもほり、という言葉になると、もうあまりの誘惑に新宿全域がメルトダウンする。ビル群がとろとろに溶けて「おいもほりー!!」と叫んでしまう。嬉しいな。

おいもほりと聞くと、即座に忍たま乱太郎のビジュアルで彼らがツルを引っ張っている姿が浮かぶ。
そもそも、もんぺが非常に「おいもほり」っぽくて良い。
自身の記憶の中でも、幼少期においもほり大会でそこそこ大きなおいもを掘り当てて商品をもらい誇らしかったみたいな煌めきを宿している。

そういえば最近、ちっともおいもほりをやっていない。おいもおいもおいも。どこかで掘らせてほしいな、おいも。

世田谷区にふれあい農園というものがあるらしい。子供向けなのかもしれないが、私は保育園児なので問題ない。おいもをほらせてくれるかも。

郊外に行けばお芋掘り体験ができるところが結構あるらしいことも知った。

しかし私はそこに生えたおいもを掘りたいだけではなく全部食べたい。
おいもになると気が狂う。お腹いっぱいになっていないのに、おいもがなくなってしまうと泣き出す。


これを最後の一本まで食べてしまってシクシク泣いていたら旦那に引かれた。保育園児なのだから、おやつがなくなったら泣くのは当たり前なのに。


おいもを掘りたいし、ひたすら食べたい。
どうやら肥料の高騰で今年はさつまいもが高かった。高嶺の芋だ。さつまいもも一筋縄ではいかない。だがそんな駆け引きを経て得たおいもにもまた輝きがある。おいもはいつだって私を喜ばせてくれる。

おいも、我に集え。

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