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「火の神 花の神」設定資料集その2 ストーリー、セットリスト
今回の記事では、
「火の神 花の神」のストーリー(語り部台詞)とセットリストの紹介をしたいと思います☺️
「火の神 花の神」について:
登場人物
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火の神:染行エリカ(中央)
花の神:夢華(左)
語り部、白衣:安東ユリナ(右)
語り部台詞とセットリスト
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昔々…
いつの時代ともいえない、
誰も知らない遠い世界に、
二人の神様がいました。
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【♪幻想始話】(秋田県民謡:秋田大黒舞アレンジ)
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【♪Ho-hai】(青森県民謡:ほーはい節アレンジ)
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二人はそれぞれを「火の神」「花の神」と呼び、
「お互いを信じる」という約束の中で
いつも音楽や踊りを楽しみながら
共に過ごしていました。
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【♪月の記憶】
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ある月明かりに照らされる夜、
花の神は不思議なお告げを聞きます。
「命が巡る」
永遠の命を持つ神たちにとって
聞いたことも考えたこともない言葉でした。
花の神は
お告げを聴くままに、光の中で舞っていると
自分の体に不思議な力が宿っていることに気がつきました。
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【♪梅は咲いたか】二重奏アレンジ(原曲:端唄)
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花の神が不思議な力を手にしたという噂は
火の神のもとへもやってきました。
火の神はこれまでと変わらずに、
約束を守って信じていようと思っていました。
しかし、花の神の大きな力を目にすると
その力を恐ろしく思い、
同時に新しい力へ「嫉妬」を覚えました。
いつしか
幾千年と続いた友情に
「疑い」を抱き
静かな怒りは
あたり一面を火の海に変えました。
そして、全てを燃やし、
ついには
花の神さえも、焼き尽くしてしまいました。
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【♪戦場の花】
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何もない大地を見渡し、
火の神は
自分の身体も
燃やし尽くしてしまおうと考えました。
その時、
焼けた土の中に「種」が残されていることに気がつきました。
「命が巡る」
花の神が話してくれたお告げを思い出しました。
この種は花の神が残したもので、
これこそが「授けられた本当の力」だったと知りました。
「この命を守ることが、私の償いだ」
後悔と絶望の中、
火の神は
あの時果たせなかった「約束」を
次こそは裏切らないと決意しました。
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【♪その舞は花のごとく】
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永遠の命を持たない種たちは
生まれても生まれても
最後には枯れてゆきます。
その度に、火の神は
心を痛め、悲しみ
永遠の命をもつ自分の体を
憎くさえ思いました。
けれど、
儚くも強く生きていく種たちの姿は
火の神の目にとても美しく映りました。
一つ一つの小さな生命(いのち)に
花の神の心のかけらが
宿っているように思えたのです。
それはいつしか火の神の
生きる呪縛を、希望へと変えてゆきました。
そして これから
小さな生命(いのち)達とともに
火の神は生きていくことを誓いました。
いつかまた、
出会えることを願いながら。
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【♪KIZUNA】
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設定資料集その3へつづく…!