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サンタさんをいつ仮想の存在にしたら良いのか?

この時期になるとサンタさんへ、子供達の願いをメールで伝えるのが毎年の行事。

昨年、3年生だった双子達はまだ純粋にサンタさんを信じていた。

しかし、とうとう来てしまったか、現実を知る日が、、、。と思った。

 娘が言った。
『サンタさんって、お母さんなんでしょ。』

『友達が言っていたの?』

『サンタさんって、いないんだって、お母さんがプレゼントを買うんだって』

『あー、そうなんだ。その子、まだ知らないんだね。サンタさんにボランティアがいるって、、。サンタさんを手伝うボランティアがその子のお母さんだったら?』

『うーん?』

『サンタさんから預かったプレゼントを持ってくるよね。
その子はお母さんがプレゼントを持ってくる所を見ちゃったんじゃない?』

『あー、そっか~。』

去年、双子に大ぼらを吹いていた事を娘はしっかり覚えていた。

『世界中の子供達にサンタさんが1日でプレゼント、届けるの〜?
大変じゃない? 』

『え?知らないの?
サンタさんには沢山のお手伝いさんがいるんだよ、サンタさん一人で沢山の子供達にプレゼント配るのって無理じゃない?
沢山の大人がサンタさんのお手伝いをしたいって、ボランティアしてるんだよ。そのボランティアがサンタさんの格好して、いろんな所に行くんだよ。幼稚園にも来ていたでしょ。知らなかったの?』

『知らないよ〜』

『でも、人って空飛べないじゃん』

『いやー、だからマジック使うでしょ、鹿が空を飛んでボランティアを助けてるんだよ。鹿ってサンタさんの国には、いっぱい、いすぎるのよね。』

『あ~、そっか~』

こんな話を信じていたふたり。

 今年の娘は薄々気付いている様子。やはり女の子はマセている。

『マァマァ〜、サンタに頼んだ?
スマホの後に付ける輪っかで、指を引っ掛けるやつね。
大谷翔平かソフトバンクのやつね〜』

今年の息子の願いはスマホリングらしい。

スマホ、持ってないのに。。。





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