知らない番号からの着信に要注意!巧妙化する詐欺電話と対策法
最近、知らない番号からの電話が増えていませんか?
わたしの場合、とくに土日にかかってくることが多くて、スマホを操作中にうっかり出そうになったことも。
「080」や「090」から始まる番号でも、調べてみると詐欺電話だった…なんてこともあるので要注意です。
さらに最近は、頭に「+」がついた国際電話も増えていて、これまた怪しいんですよね。
もし、知らない番号からの着信があったら、ネットで番号を検索してみるのがおススメですよ。
たまに情報が出てこないこともありますが、迷惑電話として口コミが載っていることも多いんです。
わたしのところにかかってくる電話で多いのは「不動産投資」や「株・為替投資」などの勧誘系。
そして、相変わらず詐欺メールもたくさん届きます。
こういうことに時間をかけるより、もっと真っ当に働いて稼いでほしいものですね。
残念ながら、詐欺被害はなくならないどころか、ますます巧妙になっているのだとか。
たとえば、Amazonをかたるメールで「お客様のアカウントを一時的に制限しました」という内容が届くことがあります。
本物のAmazonからのメールにそっくりで、わたしも初めて見たとき、ついメールのリンクからログインしそうになりました。
でも、アカウントIDやパスワード以外に「氏名」「住所」「電話番号」まで入力を求められていて「あれ?」と違和感を覚え、すぐ閉じたんです。
試しにAmazonのアプリからログインしてみたら何の問題もなく使えたので、やっぱり詐欺メールだったと確信しました。
詐欺をはたらく人たちは、手を替え品を替え、いろんな手口で狙ってきます。
つい先日も、新たな詐欺の手口がテレビで紹介されていました。
最近、警察の電話番号からかけてくる詐欺が相次いでいるそうです。
警察署の電話番号の末尾は「0110」が多いですが、その番号からの電話で、警察官を名乗る詐欺があるのだとか。
電話番号は実際の警察署のもので、あえてホームページなどで確認させ信用させます。
内容としては「口座が犯罪に使われており、容疑者のひとりになっている。逮捕されないために保釈保証金を払う必要がある」などと言ってくるようです。
「逮捕」などと言われたら怖くなってしまいますよね。
その後、遠方だからとSNSに誘導し、ビデオ通話で警察手帳や逮捕状を見せてもっと信用させ、銀行口座などの個人情報を聞き出そうとするそうです。
でも、警察がSNSやビデオ通話で取り調べをすることはありません!
怪しい電話の特徴は、以下のようなものです。
お金を要求してくる
個人情報を聞き出そうとする
「+1」「+44」など海外の番号からかかってくる
警察から電話がかかってきたら思わず焦ってしまいそうですが、まずは冷静になることが大切。
可能であれば「所属・担当部署・氏名・内線番号」を確認し、いったん電話を切ってから最寄りの警察署に連絡しましょう。
「そんな余裕ないよ~」という場合でも「これから最寄りの警察署に出向きます」などと言って電話を切り、警察署に連絡してください。
詐欺は、いつ誰が被害に遭ってもおかしくない身近な問題。
こういった情報を知っているだけでも、冷静な対策につながります。
最新の情報をチェックしながら、しっかり警戒していきたいですね。