木村夏樹2021年覚書~期待と不安の1月~
2021年の木村夏樹、初めての活動はデレぽ
期待と不安が入り交じる2021年は、木村夏樹にとって勝負の年になるだろう。そんな木村夏樹の今年初めての活動はデレぽだった。
文面を読めば、木村夏樹と渋谷凛の二人が新年を迎えて気持ちを新たにしているのを感じられが、具体的な内容には乏しい。
木村夏樹と渋谷凛はハウリングデザイアというユニットを組んでいることもあり、そのユニット活動も予感させたが音沙汰はない。その後のデレぽでも何かしら新展開があるかもと思われたが、次にあった木村夏樹の報告はホラー映画を見たかどうかだった。
昨年2020年の木村夏樹は7h大阪公演でろくでもない扱いをされた一方で、モバマスでの追想公演や、デレステのストーリーコミュ62話で今までにない掘り下げ方をされるなど、その境遇は複雑だ。そんな中で迎える2021年の2月にはロック・ザ・ビートとしてライブ出演とミリシタとのコラボイベントが控えているという、期待と不安が入り交じるものだ。
今年初めの活動であるデレぽでのつぶやきが、木村夏樹への期待と不安を払拭させようという意気込みにも感じさせるが、そのデレぽ自体に何度も失望させれてきただけに、期待より不安が勝る。
今年の終わりには、このつぶやきが木村夏樹躍進の始まりだったと振り返ることができることを望む。
ヴォヤージュ・シーフ木村夏樹ボイス追加記念、木村夏樹迷言を振り返る。
[ヴォヤージュ・シーフ]木村夏樹にボイスが追加されたことで
ついに木村夏樹史上屈指の迷言「アコギな奴め。改心してエレキにしな」にボイスが追加されてしまった。
それを記念して、独断と偏見で木村夏樹の迷言を振りかえってみたい。
[新春コレクション]木村夏樹 マイスタジオ
「アメリカやイギリスに行ってみたいな!」
あまりのざっくりとした純粋な望みに、そうかそうかと幼い子供を見る目になっちゃう。
リフレッシュルーム“ネバーエンディングネバネバストーリー☆”
「納豆を見ると、なんか、こう…心に鍵がかかっちゃうんだよ。」
キャシーと即興コントの一幕とは言えども、なかなか強烈な印象。
あとこのリフレでキャシーがなつきちって言ってるのもちょっとどうかと思うのでどうにかして欲しい。
プロデューサーレベルアップ台詞
「おお!あんたの魂がロックになってきた気がするぜ!」
いったいどういうことなのかと毎回疑問に思いながら聞いてる。
[エモーショナルビート]木村夏樹+ホーム台詞
「カモーンッ!たまってる思い、もっとバーストさせてみなよッ!! 」
一時期の木村夏樹はやたら横文字を使いたがる時期があって、ルー大柴みたいになっていた。今は大分落ち着いているので、そういう時期もあったんだなと温かい目で見てあげよう。
[艶炎小唄]ライブ開始前台詞
「よし、行ってくるぜ。賽は投げられた、ってな。」
「ってな」が、さまぁ~ず大竹が何か言った後に付け足す「ってね」みたいに聞こえんだよね。
[艶炎小唄]ライブ開始前台詞
「生まれは茨城 育ちはロック 木村夏樹と、申します。」
なに言ってんだお前。渡世人みたいなこと言いたかったんだろうけど、なんかズレてるんだよなあ。
[艶炎小唄]ホーム画面台詞
「どいつもこいつも紅く燃えてやがる。へへっ、意外と気が合いそうだ」
紅葉を見て言うことじゃないだろう。
ていうか[艶炎小唄]の台詞全体的におかしい。マジでどうした。
木村夏樹と言えば、何かとカッコいいところばかり注目されるが、こうしたトンチキなところもあるのだと、もっと色んな面があるのだと広まることが、より幅広い木村夏樹の活躍に繋がるのだと信じたい。
しかしトンチキな面ばかり広がるのも困りものだが。
あと、もうちょっとこう頭の良さそうな台詞というか、ホーム画面に置いといても違和感ないような台詞にして欲しいです運営さん。
ロック・ザ・ビート年末年始イベントに出演せず
モバマスで2020年から2021年に開催された「第6回ドリームLIVEフェスティバル 新春SP」にロック・ザ・ビートが出演しなかった。
それがどうしたと思われるかもしれないが、新春イベントとロック・ザ・ビートの二人は縁が深い。
なにせ木村夏樹は[新春コレクション]多田李衣菜は[新春ロッカー]で揃いの衣装を持っている。さらにはシンデレラ劇場でも新春ライブを二人で楽しんでいる姿があった。
その他でもロック・ザ・ビートとして2013年には「新春LIVEツアーカーニバル」2016年と2020年には「ドリームLIVEフェスティバル 新春SP」に出演。
特に2016年に開催されたドリフでは、ロック・ザ・ビートwithウサミンとして出演。2015年に放送されたアニメ以来、木村夏樹と多田李衣菜と安部菜々と言えばアスタリスクwithなつななという枠組みが広まったが、それを壊すようにロック・ザ・ビートwithウサミンとして別の枠組みで出演したことは、アニメで広まった風潮に嫌気が差したPたちからは好評だった。
このようにロック・ザ・ビートの二人は新春イベントとは深い縁がある
そして2021年2月にデレステとミリシタのコラボイベントで、ロック・ザ・ビートが登場。さらにリスアニライブ、安野希世乃と青木瑠璃子が木村夏樹と多田李衣菜としてロック・ザ・ビートの出演が予定されているならば、その前に新春イベントはロック・ザ・ビートの存在意義を再確認する絶好の機会だったはずだ。
なにせ昨年2020年の木村夏樹と多田李衣菜は、ロック・ザ・ビートとしての活動はモバマスの新春ドリフと、デレステの営業コミュ以外ではなかった。
営業コミュは音楽活動ではなく料理バラエティとしての活動。
そして多田李衣菜はロック・ザ・ビート以外で自身の音楽性を確認するように2019年から2020年を過ごしてきた。2019年11月にはモバマスでアスタリスクとして出演して、「アスタリスクでしか出せない音も大好きなんだ」とアスタリスクの存在意義を再確認。
2020年1月には「Unlock_Starbeat」イベントコミュで、アスタリスクのように解散や、ぶつかり合うロックを強調して、その上いつのまにかギターを当たり前に弾いている。
「Jet to the Future」イベントコミュで到達したギターより個性を伸ばすという矜持はどうしたことか。
こうしたロック・ザ・ビート以外のユニットや音楽性の意義に向き合ったまま、むかえた7th大阪公演では、アスタリスクwtihなつななとしての枠組みでロキエモを歌ってしまった。よくもまあ木村夏樹にもロック・ザ・ビートにも向き合ってこなかったくせに臆面もなく歌えるものだ。
ロック・ザ・ビートは一年以上にわたり、ユニットの音楽的な存在意義を確認することなく過ごしてきた。
それどころか多田李衣菜はロック・ザ・ビートの高め合い認め合う音楽性とは別のぶつかり合う音楽性にばかり向き合ってきた。
多田李衣菜にとってのロック・ザ・ビートにはどんな意義があるのか、再確認することないままに、2月にコラボイベントとライブを迎えようとしている。今更になって多田李衣菜が木村夏樹の相棒ズラして出演しても鼻白むばかりだ。
いったい多田李衣菜はどれだけ木村夏樹に向き合ってきたのか、どれだけロック・ザ・ビートに向き合ってきたのか、多田李衣菜がロック・ザ・ビートが自分にとってのロックだと、木村夏樹が自分にとっての相棒だと、自覚して対外的に言ったことがあるだろうか。
その反面、木村夏樹は事ある毎に多田李衣菜に向き合っている。多田李衣菜を自らのバディ、相棒と言ってはばからない。多田李衣菜が自分にとってどういう存在意義があるのかまで考えている。(「Sunshine See May」イベントコミュ第3話。)
だからこそ木村夏樹にもロック・ザ・ビートにも向き合わない多田李衣菜との間にある不均衡がロック・ザ・ビートを危ういものにする。
同じユニットの二人で一方は向き合わず、一方だけが向き合っていることがまともと言えようか。
ロック・ザ・ビートはその存在意義を再確認することなく、そのための縁が深い機会も逃して、コラボイベントとライブを迎えようとしている。そのことに不安を覚えるのは仕方ないことだろう。
編集後記
試験的に始めてみた木村夏樹に関する覚書。
とりあえずやってみたが、いつまで続くかわからない。
1月に他にあったことと言えば、やはり2月に予定されていたバンナムフェスの延期発表が何より悲しい。炎陣として木村夏樹が、安野希世乃が出演するとあって喜び勇んでいただけに残念だ。2月にリスアニライブがあると予定されていなければ耐えられなかった。
とは言えど1月から他の案件でライブ出演が続いていた安野希世乃にとってはいい休息になったかもしれないので、改めて万全を期してライブに挑んでいただきたい。
しかし、それにしてもまさか2月にデレステとミリシタとのコラボが行われると予定されているとは言えど、続報や改めての告知が1月中にないとは思わなかった。
デレマスもミリマスも1月中に大掛かりなイベントや生放送があったにも関わらず、まったくコラボに関して触れなかった。
レイジーレイジーのミリシタコラボの際は、コラボ前月には続報や直前番組の告知もあっただけに、どういうことなのかと一抹の不安を覚える。
期待と不安を抱えたままに1月を終えて、2月を迎えることになった。