ナイタラダメヨ/木村夏樹の覚え書き/2024.08

2024年8月の木村夏樹に関する出来事といえば、まず8月19日に誕生日があったことが挙げられる。今年も恒例のバースデーブロマイドが登場した。

しかし、喜ばしいことばかりではなく、昨年8月末からデレステのトップ画面を飾っていた8周年曲『無限L∞PだLOVE♡』のイラストが、9周年を迎えたことでついに新しいものに代わる予定だ。この一年間、木村夏樹がデレステのトップ画面に登場し続けたことは、自分にとって予想外の喜びだった。

振り返ると、8周年曲以降、木村夏樹は想像以上に多くの活躍の機会に恵まれていた。ラブとロックをテーマにした『SoL』では座長を務め、さらにデレステとVtuber星街すいせいとのコラボでもカバー曲『ソワレ』を担当するなど、これまで積み重ねてきた活動の集大成に、さらに上積みするような経験だった。

周年曲の代替わりは、そうした活動の一区切りを象徴する出来事のように感じる。そしてまた木村夏樹に対する自分の思いにも一つの節目が訪れたように感じられる。

一方で、デレマス全体を見渡せば、この8月には思いがけない出来事もあった。

デレマスにとっても、デレアニで常務役を演じた田中敦子さんの突然の訃報には驚かされた。人の命は儚いもの「推しは推せる時に推せ」という言葉がどうしても胸に浮かんでくる。

さらに、デレステの『ススメ！シンデレラロード』イベントでは、ボイス実装組でも特に活躍の機会が少なかった上田鈴帆と、ボイス未実装ながらも総選挙であと一歩のところまで迫った工藤忍がメインに据えられた。最近のデレステは、ボイスの有無に関係なくアイドルを活躍させようという意気込みが感じられるが、この二人がついに抜擢されたことは、デレステがこれまで取りこぼしてきたものを回収し、集大成を迎えようとしているようにも思える。昨年からデレステが事実上サービス縮小に向けて舵を切っていることを考えると、いよいよサービス終了が近いのではないかと感じずにはいられない。

木村夏樹の躍進を象徴する8周年曲『無限L∞PだLOVE♡』がトップ画面から消えたことと、デレステのサービス終了が見えつつあることは、自分にとって「終わるべき時」が近づいていることを実感させる。そして「推しは推せる時に推せ」という言葉が、さらに自分を焦らせる。