宮沢賢治が佐藤隆房院長に贈ったバラ「グルス・アン・テプリッツ」
治療で小康を得た賢治
1928(昭和3)年8月に肺結核で自宅療養した宮沢賢治は、花巻共立病院の佐藤隆房院長らの治療により、小康を得ます。
佐藤隆房院長へのお礼のバラ
治療のお礼の意味もあったのでしょう、賢治は、佐藤隆房院長の自宅新築祝いに、バラの苗を送りました。
グルス・アン・テプリッツという品種の、赤いバラです。
神奈川県平塚市など全国で愛される「賢治のバラ」
グルス・アン・テプリッツは、現在、賢治のバラとして、各地で栽培されています。
神奈川県平塚市(花巻市の友好都市)で咲く
グルス・アン・テプリッツ
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/koryu/page-c_00267.html