#宮沢賢治 #AIイラスト
一〇七四
青ぞらのはてのはて
一九二七、六、一二、
青ぞらのはてのはて
水素さへあまりに稀薄な気圏の上に
「わたくしは世界一切である
世界は移らう青い夢の影である」
などこのやうなことすらも
あまりに重くて考へられぬ
永久で透明な生物の群が棲む
#水星少女歌劇団 とは、1933年の亡くなる年に宮沢賢治が構想した少女歌劇団です。
当時は宝塚や松竹などの少女歌劇団が大人気でした。
宮沢賢治は少女歌劇団向けのミュージカルの原作とみられる詩を書いています。
宮沢賢治がもう少し長生きしたら作品のミュージカル化に取り組んでいたことでしょう。