コロナのPCR検査が2回陰性だったにもかかわらず、3回目に陽性が出て入院

12/12から痰が絡まない空咳がコホコホではじめた。周りで2-3人は空咳しているし、まあ、ただの咳風邪だろうと考えてたので、何も気にせずに過ごしていた。12/14になり、空咳が段々とキツくなってきたため、念のため、近所の病院でPCRを受診することに。

一回目のPCR検査

以前、会社でコロナが出て、私は濃厚接触ではないものの、もしうつってたら嫌だったので、自主的に11/30に受けていた経緯があった。

結果は「陰性」。先生にPCRが正確に出る数値ってどのくらいですか?と聞くと、100%だと返ってきた。先生が言うのなら安心だと思い、仕事の途中で通院していたため、薬を受け取らず、後で取りに来ますと言って、その場を去った。

12/15は、仕事がすごく忙しかったため、その病院に薬を取りにいけず、まあ貰ってもただの風邪薬だからいつでもいいやと考えていた。

近隣の病院で診察

12/16には熱が37.6℃になったが、手持ちのロキソニンで何とか凌いで仕事に専念した。この時、鼻が詰まって食べ物の味がしなくなっていた。なんかおかしいなとは思ったが、鼻詰まりと風邪が原因で味がしなくなってるだけなんだと思い、周りからも「ただの風邪だから気にしないほうがいい」「PCRが陰性だったから絶対に大丈夫」と言われたのもあって、気にしないことにした。

12/17.18には38℃前後が続いたが、ロキソニンを飲みながら何とか仕事に就いた。ロキソニンが切れると、酷い頭痛と倦怠感が襲ってきて、起き上がることさえできなくなっていた。

辛くてどうしようもないので、近所の病院へ薬をもらいに行く。診察室に入るやいなや直ぐに隔離され、別の部屋での診察となった。全身防護服の医師と看護師が入ってきて、CTスキャンと血液検査を勧められた。薬だけもらってすぐに帰る予定だったため、これらを受診することが面倒だなと思ったが、先生がどうしても受けたほうがいい、と言ってたので渋々受けることに。

結果は肺にいくつか影が複数あり、コロナの可能性が高いと言われた。いやいや、PCR受けて陰性だったから絶対大丈夫だろと思ったが、PCR陰性だった後に陽性が出るケースもあるし、PCR検査は100%ではないから、大きな病院で精密検査することを提案された。紹介状を書いてもらい直ぐ様、大きな病院に移動した。

東京曳舟病院にて精密検査

東京曳舟病院でもまた、コロナ専用部屋に隔離された。岩井先生という主治医に診てもらい、MRI検査とレントゲン、採血を済ませた。結果が出るまで1時間くらいかかった。

結果は「陽性」。
え?なんで?絶対違うだろ?病院の検査が間違ってる?検体を取り間違えてる?陽性だと言って病院が儲かろうとしてるんじゃないの?変な憶測が自分の中で飛び交った。事実を認めたくなかった。仕事を休みたくないし、プロジェクトのメンバーに迷惑をかけたくない。何よりも、家族に移ってないかどうかが一番心配だった。周りの人から「あの人コロナだよ」って言われたくないし、職場に復帰してもやる仕事がなくなってたらどうしようと、一抹の不安がよぎった。

万全のコロナ対策

これまで、仕事はほぼリモートワークで、飲みにも行かず、できる限り外出もせず、出かけた時には消毒液の小瓶を持ち歩いて常に消毒を心がけていた。それに、PCR検査を2回陰性だったにもかかわらず、それでも、コロナに罹ってしまった。これほど予防してるのになぜ感染したのか。東京の人口が約900万人で感染者が5万人なので、1/180の確率でコロナにかかる可能性があるってことだ。まさか自分がなるとはと思ってなかったけど、この数値を見てみるといつなってもおかしくないんだと思った。