from_photobooth×杉本憲相
もう直前に迫ってまいりました。
このブログをあげるだけで、ドキドキしております。
作家紹介Part2です。
【from_photobooth】
以前、こちらのブログでも紹介したことのあるfrom_photoboothさん。
写真や画像の上からテクスチャを加えて2次元のようにする表現の作品を多く制作されています。
私は凛とした繊細さのあるfrom_photoboothさんの作品がとても好きです。
◾︎かわうそ考察【作品について】
from_photoboothさんが作り出す作品の魅力は、現実と空想の境界線が曖昧に重なり合ってる状態が可視化できるところです。
そして、コラージュをメインとした表現が多いのですが、ただ付け足していくだけでなく、配色や重なる部分にも丁寧な繋ぎや表現をされていると感じています。
最近感じたことが、from_photoboothさんの作品は、自分の弱い気持ちにハリを与えてくれているのではないか、と気づきました。
◾︎かわうそ考察【作品の特徴】
from_photoboothさんの作品はコラージュを用いて表現をされる事が多いのですが、初めて実際に作品を見た時コラージュには思えない一体感があり感動したことを覚えてます。
そして、その作品はサイズも大きく画面を通して見るよりも迫力を感じました。
これは展示会で撮影した写真です。
ノイズのようなコラージュ部分が影やアクセントになっていたり、1枚の絵や写真を繋ぎ合わせる役割になっている事がとても面白いです。
また、不規則にあるコラージュ部分は非現実と現実を繋ぎ合わせる役目のようにも感じます。そう考えた時に、コラージュの面白さが少しわかったような気がしました。
※from_photoboothさんの作品は販売予定です。
from_photobooth
【Twitter】
https://twitter.com/fromphotobooth?s=21
【Instagram】
https://instagram.com/from_photobooth?utm_medium=copy_link
【杉本憲相】
瓦礫やコンクリートブロックなどの物体に絵の具で描く作品を創られています。杉本さんの絵の具の塗り方は、その物体に体温があるような膨らみや配色となっていて、塗料でここまで表現出来るんだと驚きました。
中には、樹脂を垂らして絵の具の塗り重ねる表現方法もあり、この表現を用いた作品は人の体温を感じるような作品で、とても引き込まれます。
これ直接見ることが出来るなんて....より多くの発見がありそうでとても楽しみです。
︎◾︎かわうそ考察【作品について】
杉本さんの作品は、瓦礫やコンクリートのブロックにドローイングを施す立体の作品を多く目にします。
ブロックや瓦礫のままではただの物体ですが、そこに顔のパーツや肌の色、目の色が加わることで、よりリアルにキャラクターを捉えることができます。
そうしたドローイングがただの物体に温度を感じさせ、見てる私たちを引き込み、いろいろな想像力を膨らませるのだと思います!
◾︎かわうそ考察【作品の特徴】
私は杉本さんの作品は目が印象的だと思います。初めてSNSで作品を見た時に目を奪われたのも、ブロックに描かれたキャラクターの目の作品でした。
その時、体のパーツの一部分だけで、こんなにもキャラクターが生きるのだと驚きました。
そして、他に目を惹いたのが目の描き分けです。
杉本さんの作品のブロックに描かれた目たちはそれぞれ違っており、そこから性格や雰囲気が読み取れそうなのです。
私が想像力を広げすぎなのかもしれませんが、そうしてみると、様々なキャラクターがいて作品を見るのがとても楽しかったです。
是非、会場でご覧ください。
※杉本さんの作品は販売予定です。
杉本憲明
【Twitter】
https://twitter.com/kensuke_blue?s=21
【Instagram】
https://instagram.com/kensuke_sgmt?utm_medium=copy_link
この2組に合うコーヒーの紹介
この2組の作品に合うだろうと思っているのが『oiブレンド』。
深煎りで。コクのある飲み口が特徴です。
2組の作品からは、繊細さと鋭さが調和していて、そういった部分がこのコーヒー豆の味と通ずるのではないかと思いました。
コーヒー豆にも焙煎者の個性や考え、思想が現されると思っています。
そうした表現はジャンルを超えて、繋がるのだと強く実感しました。
是非、ご賞味ください。
グループ展まであと2日となりました、是非ギャラリー八角まで足をお運びください。
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